水害復旧は特殊清掃業者に任せるべき!復旧でするべきことと作業手順

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水害復旧は特殊清掃業者に任せるべき!復旧でするべきことと作業手順

「大雨で家が床下まで浸水した場合、どうやって水害復旧をすればいいの?」
「水害復旧は自分でできる?」

このように大雨などの水害により家が浸水してしまった場合、どのようにして復旧するべきなのか分からない人も多いのではないでしょうか。

水害に遭った際にするべきことは以下の7つです。

これらのことが終わったら水害復旧の作業に進みます。

家の水害復旧はご自身で行うことも可能ですが、洗浄・乾燥・消毒をしっかりと行わなければなりません。
これを怠ってしまうと、雑菌が繁殖しカビが生えたり腐食が起こり家の劣化に繋がります。

被害にあった家に長く住み続けたいという人は、洗浄・乾燥・消毒をしっかりと行ってくれる特殊清掃業者に依頼することをおすすめします。

ただし、特殊清掃業者の中でも洗浄を行わなかったり適切な資格をもっていないという業者もいるので、信頼できる特殊清掃業者を見極めることが大切です。

この記事を読めば、水害復旧の手順や業者の選び方が分かり、早く元の生活に戻ることができるでしょう。

水害に遭いどのように復旧すべきか分からないという人は、ぜひ参考にしてください。

1.水害復旧を行う際にするべきこと7つ

まず水害復旧を行う際には、以下の流れに沿って行動してください。

これら7つのことを順番に行っていきましょう。

1-1.住まいを確保する

大雨などの被害に遭い家が浸水した場合、第一に考えるのは住まいを確保することです。

被害の程度によって違いはありますが、自宅に住み続けることが難しくなる場合もあります。

床下浸水であれば復旧することで住み続けることも可能ですが、床上浸水になってしまうと汚水が上がってきているので衛生的にも良くありませんし臭いも気になります。

復旧までに時間がかかることを想定して、床上浸水の場合半年以上は住み続けられるような場所を確保しましょう。

住まいとして以下のような場所があります。

場所メリットデメリット
指定避難所必要な物資・食料が提供される
災害関連情報が伝わりやすい
話し相手がいる
プライバシーが確保されないことがある
周囲に気をつかう ルールや制約がある
指定外避難所比較的スペースが広くゆとりがある
話し相手がいる
支援物資が届きにくい
災害関連情報が伝わりにくい
プライバシーが確保されないことがある
周囲に気をつかう
家の2階以上に住む普段と同じ環境で生活できる
プライバシーの確保ができる
落ち着く
電気・ガス・水道が使えない可能性がある
支援物資が届きにくい
災害関連情報が伝わりにくい
親戚・友人の家比較的プライバシーの確保ができる
ライフラインが確保されている
話し相手がいる
家主・住人に気をつかう
支援物資が届きにくい
災害関連情報が伝わりにくい
ホテルプライバシーの確保ができる
ライフラインが確保されている
お金がかかる
支援物資が届きにくい
災害関連情報が伝わりにくい
孤立しがちになる
車中・テントプライバシーの確保ができる
家の近くで暮らすことができる
狭い エコノミークラス症候群など健康問題が起こることがある
支援物資が届きにくい
災害関連情報が伝わりにくい
お風呂・トイレがない

それぞれメリット・デメリットもあるので、家族とも相談して仮住まいを確保しましょう。

1-2.貴重品を確認する

水害が起こったときに避難所などに避難していた人は、水がひいて安全が確認されてから家に戻り貴重品を確認してください。

  • 現金
  • 通帳
  • 印鑑
  • キャッシュカード
  • クレジットカード
  • 保険証券

これらの貴重品は必ず確認し、持っていくようにしましょう。

災害が起こると空き家が多くなったり、人の出入りが多くなるため窃盗が増えます。
被害に遭わないためにも貴重品はしっかりと確認し、持ち出すようにしましょう。

1-3.被害状況の写真を撮る

片付けを始める前に、被害状況の写真を撮っておきましょう。罹災証明書の発行や保険の申請を行う際に必要になります。

以下のような写真を必ず撮るようにしてください。

状況

  • 浸水した深さが分かる家の周囲4面(正面・裏・横2面)の写真
  • メジャーなどをあてて浸水の深さが分かる「引き」と「寄り」の写真
  • 被害箇所の写真
  • 浸水した車・家電・家具の写真

1-4.保険会社に連絡をする

続いて加入している保険会社に連絡をします。

水害の補償が考えられる保険は、

  1. 火災保険
  2. 自動車保険

があります。持っている保険証券を確認し保険会社に連絡しましょう。

1-4-1.火災保険

火災保険の中で、水災特約に加入している場合は水害でも保険があります。
火災保険でも様々な種類があるため、水災特約を付けていない場合には対象とならないので確認してください。

水災補償は、洪水・高潮・土砂崩れによって建物や家財に損害が生じたときに保険金が支払われます。

ほとんどの保険では以下の様のようような条件があります。

  1. 建物または家財それぞれの時価の30%以上の損害を受けた場合
  2. 床上浸水または地盤面から45cmを超えて浸水した場合

これらの条件に当てはまる場合は、火災保険が適用されるので保険会社に連絡しましょう。連絡をすれば、あとは担当者が必要書類や手順を教えてくれるので必要書類をそろえて提出します。

どの火災保険に入っているかわからない場合は、以下に連絡すると照会を行ってくれます。

【自然災害損保契約照会センター(一般社団法人 日本損害保険協会内)】

  • 0120-501331(無料)
  • 0570-001830(ナビダイヤル・通話料有料)
  • 03-6836-1003(一部のIP電話などからの場合通話料有料)

受付時間:土日祝・年末年始をのぞく9:15〜17:00

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1-4-2.自動車保険

洪水などによって自動車が浸かってしまうこともあります。
このような場合、まずはディーラーに連絡をして相談しましょう。

車両保険に入っていれば、保険金を受け取ることができます。

ディーラーによっては保険会社に連絡をしてもらい手続きを進めてくれるところもありますが、自分で保険会社に連絡しなければならない場合もあります。

一度ディーラーに連絡し、その後どうすればよいか確認してください。

1-5.罹災証明書の発行申請をする

保険会社に連絡と同時に、罹災証明書の発行手続きを進めましょう。
罹災証明書があると、保険会社の保険の請求や支援金の受け取りなどの適用の際に判断材料として活用されます。

罹災証明書の申請は、各市町村の担当窓口に行き申請書を提出します。
発行申請を行うと、後日市町村職員による被害調査が行われます。

被害の程度によって下記のどれかに認定されます。

被害の程度損害割合
全壊(浸水した高さが床上180cm以上)50%以上
大規模半壊(浸水した高さが床上100cm以上180cm未満)40%以上50%未満
半壊(床上100cm未満)20%以上40%未満
半壊に至らない一部損壊(床上30cm未満など)20%未満

罹災証明書の発行には、現地調査が行われてから最低でも1週間はかかります。
さらに水害の規模が大きい場合、自治体も多忙になり発行までに1ヶ月以上かかることもあります。

発行までに時間がかかるときは、「罹災届出証明書」も発行してもらいましょう。
罹災届出証明書は、即日無料で発行してもらえるので、発行申請を行い支援の申込みや保険金の請求に活用すると良いです。

1-6.家を建てたハウスメーカー・工務店に連絡をする

罹災証明書の発行申請を行った後、家を建てたハウスメーカーや工務店に連絡をします。
賃貸の場合は、大家さんに連絡してください。

どの程度浸水してしまったのかなど被害状況を報告し、一度家の状態を見に来てもらいましょう。

1-7.浸水した家をどうするか考える

ハウスメーカーの担当者にみてもらい、どうするべきなのか教えてもらうことができたら今後家をどうするか考えてみましょう。

選択肢としては以下のパターンが考えられます。

  • 必要な箇所だけ修復して住み続ける
  • 全面リフォームをする
  • 建て替える
  • 家と土地を売って違うところに住む
  • 家を取り壊して土地を売って違うところに住む

どれもある程度お金が必要となってくることなので、家庭でよく話し合いどの方法が1番なのか考えてみてください。

【水害に遭ったまま放置するとどうなるか】

水害に遭った状態を放置すると、以下のようなリスクがあります。

  • 健康被害を受ける恐れがある
  • 家の耐久性・耐震性に影響が出る場合がある
  • 漏電のリスクがある

これらのリスクを避けるためにも、迅速に水抜き・清掃・乾燥・消毒をおこなわなくてはなりません。
上記のリスクについては、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

2.水害復旧は6つの作業手順で行う

冒頭でも解説したとおり、水害復旧をおこなう場合は基本的に業者に依頼することをおすすめします。

しかし、どうしても自分でおこなわなくてはならないという方に向けて、水害復旧をご自身で行う場合の作業手順を解説していきます。

ただし床上浸水の場合、壁の表面だけでなく内部にまで浸水していることもあり壁を剥がさなければなりません。そのため、床上浸水の場合は自分でおこなわず、業者に依頼するようにしましょう。

水害復旧は以下の手順でおこないましょう。

これらの作業をおこなう際には、必ず窓を開け換気してください。

では、順番に解説していきます。

2-1.物を運び出す

水がひいたらまずは水に浸ってしまった物を運び出します。その際に処分しなければならないものと使えそうなものとを分けておくと処分するものがすぐに捨てることができるので良いです。

できれば、以下の3つに分けておくと後の作業がしやすくなります。

  1. そのまま使えるもの
  2. 乾燥させたら使えるもの
  3. 処分するもの

また、ごみとして捨てる場合は、分別する必要があり市町村のルールによって分別しましょう。

床上まで浸水せず、家具などがいっさい濡れていなければ、物を運び出す必要はありません。

しかし、床下をチェックして浸水状況がひどく床下を全て剥がさなければならなくなった場合は、家具などを運び出さなければならなくなるので、床下チェックを行ってから判断しましょう。

2-2.床下のチェックをする

次に床下のチェックを行います。水がひいたから大丈夫と思ってそのまま家の中の掃除を進めてはいけません。

床下に水が残っていると悪臭がしたりカビがはえてきたりと不衛生な状態で最悪の場合住むことができなくなってしまうこともあります。

そうならないためにも、始めに必ず床下に水や汚泥が溜まっていないかチェックを行ってください。

和室の場合は畳を外し、床板をバールなどで剥がします。
洋室の場合は、通風口や床下収納の間口から床下をのぞきこんで確認します。

床下をのぞく点検口がない場合は、工務店や業者に依頼して点検口を作ってもらうと良いです。

自分で床を切り抜くこともできますが、フタのように閉められるようにあけないといけないのでプロにおまかせした方がきれいに仕上げてくれます。

2-3.床下の汚泥・汚水を除去する

床下に水や汚泥が溜まっていたら、すぐに取り除かなければなりません。

汚泥が流れ込んできた際の水は、汚水や下水などが混じっているため、床下に潜る時は注意が必要です。
防護服や防塵マスク等の装備をしっかりとし、作業を開始しましょう。

床下の汚泥や汚水が少ない場合は、家庭で使うようなバケツを使って汲み出します。
床板や畳など外すことができるものは全て外しておくと作業スペースが広がり、短時間で作業が終わります。

床下いっぱいに汚泥や汚水が溜まっている場合は、排水ポンプを使って取り除くと効率よく行えるのでおすすめです。
排水ポンプは、家庭用のものではなく工事用の排水ポンプを使うようにしてください。

工事用の排水ポンプは家庭用のものに比べ約20倍排水量があるので早く水抜きを行うことができます。

工事用の排水ポンプは、建機・重機のレンタルショップでレンタルするか自治体によっては貸出をおこなっているところもあるので一度確認してみてください。

また、ホームセンターでも2万円前後で売られているので、すぐに使いたいという人は購入した方が早く作業を進められるでしょう。

2-4.家を洗浄する

汚泥の掻き出しが済んだら、しっかりと水道水で洗い流します。

コンクリート面や柱などにこびり付いた汚泥を放置しておくと、雑菌の繁殖が進み室内に舞ってしまう恐れがあります。

水道水でいいので、しっかりと洗浄して中に染み込んでしまった水分を抜き出します。そこで、洗車やガーデニング用のホースリールを使って強く水を吹き付けていきましょう。

こびり付いた汚れがある場合は、ブラシなどでしっかりと落として水で流すようにしてください。

2-5.家をしっかり乾燥させる

洗浄が終わったらとにかく乾燥させることが大切です。

乾燥せずに次の工程の消毒を行うと残った水分で消毒液を薄めてしまい効果が半減するので、洗浄後の1〜2ヶ月は扇風機などを使ってしっかりと乾燥させましょう。

家の一部だけではなく家の隅々まで乾かす必要があるので、晴れている日は全ての窓を全開にし、床下の点検口も開けて扇風機を回すと早く乾きます。

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2-6.家を消毒する

最後に床下の消毒を行います。通常浸水後の消毒には、消石灰というものを撒いていきます。

ただし消石灰の扱いには注意が必要で、間違って目に入ってしまうと失明する恐れもある危険なものです。防塵マスクはもちろん、ゴーグルも装備して作業を進めていきましょう。

また、消石灰は水に触れると発熱する特性があるため、しっかり床下が乾燥しているか確認してから行ってください。

消石灰は、まんべんなく白く覆われるぐらいの量を床下に均一に撒きます。これで床下の復旧作業は完了です。

ただし、消石灰では表面しか消毒できません。水を吸い込んだコンクリートや木材は細菌増殖しているため、本来であれば中まで消毒する必要があります。

完全に消毒するには特殊な技術が必要になるため、プロに依頼しなければなりません。

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3.自分で水害復旧すべきではない3つの理由

ここまで何度かお伝えしたように、水害に遭っても自分で復旧すべきではありません。

その理由は以下の3つがあります。

  • 感染症や破傷風のリスクがある
  • 作業に膨大な時間がかかる
  • 正しく処理できず家が傷む可能性がある

では、これらについて詳しく解説します。

3-1.感染症や破傷風のリスクがある

水害の際には、ゴミやガラスの破片などの危険物・し尿・汚泥などが一緒に流れ込んでしまいます。

そのため、自分で作業をおこなうと、

  • ゴミやガラスの破片でケガをしてしまう
  • 汚泥などが目に入って炎症を起こしてしまう

といったように、健康上の影響を及ぼす恐れがあります。
ケガや炎症の状態によっては感染症や破傷風を引き起こしてしまうこともあるので、非常に危険です。

3-2.作業に膨大な時間がかかる

台風や豪雨などの水害によって床下浸水が発生した場合は、排水後あるいは排水と同時に汚泥を除去する作業が必要になります。

排水と汚泥除去には、非常に多くの時間と労力がかかります。
以下の図を見た際に、「想定以上に大変そう」と感じる方は多いのではないでしょうか。

たとえ排水ポンプを用意したとしても、ポンプでは最後の数センチの水を排出できません。ポンプだけで排水した場合、乾燥するまでに数週間から数ヶ月ほどの時間が必要です。

さらに、床下は日が当たらないため自然乾燥することはありません。

そのため、ポンプで排水をおこなった後に、雑巾や布で拭き取りをしてバケツで排水することになります。

このことからわかるように、排水と汚泥の除去作業はもっとも大変な作業であるため、排水から業者に依頼するのが賢明です。

3-3.正しく処理できず家が傷む可能性がある

床下浸水後の復旧作業が中途半端だと、家が傷んでしまいます。

業者に依頼する費用を節約するために自分で復旧作業をした結果、リフォームや立て直しが必要になるなど、余計にお金がかかる可能性もあるのです。

排水や汚泥除去もしっかりとおこなう必要がありますが、消毒に関しては前述したように個人が適切におこなうことができません。

特に経年劣化しているコンクリートや木材は、水が浸透することで内部に菌が繁殖したり、内側から傷んだりするため、適切な消毒が必要不可欠です。

将来的に家の修繕にかかる費用を考えた場合、業者に依頼して適切に排水から消毒までしてもらうことが大切です。

4.水害復旧が依頼できる業者の種類

水害復旧に向けて作業手順をお話してきましたが、自分ではおこなわず、業者に依頼しましょう。

水害復旧を行ってくれる業者として以下の2つがあります。

それぞれ詳しくみていきましょう。

■「水害からリフォームまで丸ごとお任せ」は危険

水害復旧をおこなう業者の中には、悪徳業者もいるので注意が必要です。

特に「リフォームもやります」といっている会社は、高額請求をしてきたり詐欺だったりする可能性が高いため、依頼してはいけません。

基本的に、リフォームと水害関連の資格はまったくの別物です。

「水害復旧もリフォームもすべて丸投げしてくれれば対応します」という会社は、自社でやらずに外注して中間マージンを得ることが目的であるため、適切な対処はしてくれません。

4-1.ハウスメーカー・工務店

家を建てた際のハウスメーカーや工務店にも、一応水害復旧は依頼できます。

一般的に家に何か不具合が起きた場合は、家を建てたハウスメーカーや工務店に連絡をし修復してもらう人も多いでしょう。

しかし、ハウスメーカーや工務店は、家のプロではあっても水害復旧のプロではないため、不要なリフォームを勧められるなど、適切に対処してもらえない可能性が高いでしょう。

それどころか、本来であれば不要なリフォームなどをおこなって、費用が高額になる可能性もあります。

たとえ家が壊れても、電気・ガス・水道程度であれば基盤を張り替えれば直せますが、ハウスメーカーや工務店はそのような知識がないため、安易に建て替えを進めてくるケースも多々あります。

実際には、床上浸水であってもよほどのことがなければ、床を切ったりはしません。
知識がないハウスメーカーや工務店に相談する前に、リスクベネフィットにご相談ください。

4-2.特殊清掃業者

特殊清掃業者と聞くと、遺品の整理やゴミ屋敷と化してしまったご自宅の片づけをする仕事内容をイメージする方も多いと思います。

しかし、近年の異常気象や水害による被害を受け、水害復旧を請ける業者が増えてきました。水害復旧をメインとして行っている会社もあり、ハウスメーカや工務店の知らない知識が豊富にあります。

また、特殊清掃業者は、消毒・消臭などの専門的な技術をもっているところが多く、徹底して水害復旧をおこなえます。

そのため、家の傷みを最小限に抑えたい場合は、特殊清掃業者に依頼しましょう。

5.水害復旧の特殊清掃業者の選び方

水害復旧をおこなってくれるのであれば、どこの特殊清掃業者でもいいというわけではありません。

先程もお話したように、適切な処理方法を知らず、適当にすませてしまう業者もいるのが実情です。

水害復旧を依頼するのであれば、信頼できる特殊清掃業者に依頼する必要があります。
その選び方として、以下の4つを参考に特殊清掃業者を選ぶようにしましょう。

  • 全国でトラブル解決実績が豊富にあるか確認する
  • 実績や資格を確認する
  • 見積書を確認する

※訪問販売している業者には依頼しない

それでは、詳しくご説明していきます。

5-1.全国でトラブル解決実績が豊富にあるか確認する

「全国各地」でトラブル解決実績が豊富にある業者を選びましょう。
なぜかというと、「特殊清掃」や「水害復旧」をおこなう業者には素人が多いからです。

そもそも水害や漏水を多く経験している業者は少なく、全国で対応している業者でなければ十分な知識や経験がなく、復旧作業を適切におこなえません。

もっともらしいホームページがあったとしても安易に信用せず、「全国での対応実績」があるかどうかをチェックしてみてください。

ちなみにリスクベネフィットは、北海道から沖縄まで全国対応で、これまでに数多くの漏水や水害の復旧作業の経験がございます。

>> (株)リスクベネフィットの水害復旧作業の事例について詳しく知りたい方はこちらへ

5-2.資格を確認する

水害復旧の実績はあるのか、作業に役立つ資格を要しているのかも確認しましょう。

ホームページなどに実績や資格の有無が載っていないのに、依頼を受けるようなところは安心できません。
適当な作業をして、支払いを求められることがあるため注意が必要です。

以下のような資格がある業者は優良な業者といえるので、必ず確認しましょう。

資格の種類概要
解体届または解体許可特殊清掃業を営む上の必須資格。
完全消臭のためには家の一部解体などが必要であり、解体するためには解体届・解体許可がないと違法になる。
自社ではなく外注の場合は許可が大臣必要。
脱臭マイスター一般社団法人日本除菌脱臭サービス協会が定める民間資格。
完全消臭を提供できる技術がある

5-3.見積書を確認する

見積書の確認も忘れてはいけません。費用の内訳や作業内容をしっかりとチェックしましょう。
特に作業内容のところに洗浄が含まれているのか確認をします。

悪徳業者の場合、洗浄を飛ばして消毒し、終了させることもあるからです。

また安すぎる見積もりを出してくる業者にも注意が必要なため、いくつかの業者で相見積もりをとり適切な価格かどうかを判断しましょう。

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5-4.補足:訪問販売している業者は基本ぼったくり!

訪問販売を行っている特殊清掃業者には要注意です。

川の氾濫が起こった際などに一軒一軒回って「消毒が必要です」と訪問販売する業者がいます。
訪問販売をして顧客を獲得しようとしているところは、集客ができずにいる業者です。

そもそも、地震や大雨の後に罹災した家庭を訪問する業者は、専門業者でない可能性が高いので注意してください。

納得のいく技術や顧客からの信頼を得られれば、口コミ等で自然と集客ができるはずです。
訪問販売をする業者には一歩引いて、信頼できるのかよく見極めるようにしましょう。

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水害復旧はリスクベネフィットへご依頼ください

【リスクベネフィットはノウハウを駆使して水害復旧を行います!】

リスクベネフィットは、家財の撤去や洗浄から専門的な消毒・消臭まで徹底した水害復旧を行うことができます。

物体の除菌消毒だけでなく、空間の除菌諸毒をダブルで行い菌の繁殖させません。
また建築業許可も取得済みで床下や壁紙の解体工事も可能です。

6-1.排水から消毒、汚水対策まで一気通貫で頼める

リスクベネフィットでは、排水から消毒まで一気通貫してご依頼いただけます。

排水サービスでは、最近の家で多く見られる土台である「ベタ基礎」の水が抜けにくい特性を考慮して、排水ポンプを使って床下浸水を素早く水抜きします。
水抜き後は、汚泥の除去作業や仕上げの消毒剤散布をおこないます。

また、「オゾンガス消毒」とのセット注文も可能です。オゾンガス消毒は、人が入れない床下の狭い箇所まで除菌消毒可能な高レベルの消毒作業のため、漏水や床下浸水による汚染・細菌の発生を抑えられます。

状況によっては、内装などを一部解体する工事が必要になるケースもあります。

リスクベネフィットは建築業許認可を取得済みですので、床下浸水の復旧に必要な解体工事も可能です

6-2.トラブル解決実績が全国各地で豊富にある

リスクベネフィットは、北海道から沖縄まで全国対応です。これまでに数多くの漏水や水害の復旧作業の経験がございます。

以下のページでは、リスクベネフィットの床下浸水や漏水の復旧実績をご紹介していますので、合わせてご覧ください。

>> (株)リスクベネフィットの水害復旧作業の事例について詳しく知りたい方はこちらへ

6-3.長年の劣化によるコンクリートや木材の消毒を根本から行える

前述したとおり、乾燥後に消毒をする際には、「表面だけの消毒」では意味がありません。

家の劣化を最小限に抑えるには、木材やコンクリートの内部までしっかり浸透する消毒をおこなわなくてはなりません。

リスクベネフィットは、労使現場に特化した独自の床下消毒方法を構築し、現在特許出願中です。

コンクリートや木材の内部まで、消毒液を浸透させることは容易ではありませんが、リスクベネフィットはこれらの技術によって十分な消毒を可能にしています。

リスクベネフィットにしかできない技術で、あなたの家を守りましょう。

特殊清掃専門の清掃会社ならではのノウハウを駆使し、自力では困難な水害復旧をお手伝いいたします。洗浄のみ、消毒のみ、などお家の状況に合わせて対応できますので、一度お問い合わせ下さい。

7.まとめ

この記事では、水害復旧の手順について解説してきました。最後にまとめをご覧ください。

自分で水害復旧すべきではない理由

  • 感染症や破傷風のリスクがある
  • 作業に膨大な時間がかかる
  • 正しく処理できず家が傷む可能性がある

特殊清掃業者の選び方

  • 全国でトラブル解決実績が豊富にあるか確認する
  • 実績や資格を確認する
  • 見積書を確認する
  • 訪問販売している業者には依頼しない

特殊清掃業者なら、迅速かつ適切に対応してくれます。
ただし、悪徳な特殊清掃業者もいるので、選び方を理解したうえで依頼する業者を選んでください。

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