床下清掃はどうればいい?水害による床下浸水した時の対処法

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床下清掃はどうればいい?水害による床下浸水した時の対処法

「大雨で川が氾濫し、床下浸水してしまった」
「排水管が破裂し、床下に汚水が溜まっている」

床下浸水をすると、すでに水が捌けている場合であっても、悪臭や感染症などの被害、カビやシロアリによる家屋へのダメージの危険が一気に高まります。

すぐに床下の清掃をすべきではありますが、床下浸水は火災保険などの適用が効かなかったり、業者によって見積もり金額が大きく異なったりするために、なかなか踏み切れずにいるという方もいらっしゃることでしょう。

しかし、一度浸水してしまった床下は、清掃を先延ばしにするほど雑菌や害虫が増加し、家の構造強度まで落ちていってしまうのです。

そこでこの記事では、床下清掃の作業内容と一般的な料金相場などをわかりやすく説明します。また、業者に支払う費用を少しでも抑えたいという方のため、自分でできる範囲の床下清掃の方法と安心して任せることのできる業者の選び方をご紹介します。

この記事を読むことで、あなたが選ぶべき床下清掃業者と、かかるであろう料金のだいたいの目安が分かり、安心して床下清掃を依頼できる業者に出会うことができます。

1.床下浸水したらすぐに業者に清掃を任せるべき!

床下に水が溜まった場合には、たとえいま現在水が捌けている状態だったとしても、早急に床下の清掃が必要になります。

床下に水が溜まることがあるのは、以下のようなケースです。

  1. 台風や大雨などにより河川が氾濫し、床下まで水が入ってきた
  2. 台風や大雨などにより、下水が逆流して水が溜まった
  3. 汚水管・排水管が破損して、床下に水が溜まった
  4. 給水管から漏水し、床下に水が溜まった

これらの状況のうち、特に①〜③は汚い水や泥が床下にある状態のため、衛生面の危険が非常に高いと言えます。
また、耐震性の高いベタ基礎で建てられた家屋の場合は、床下に水が溜まると自然に捌けていくことがないため、不衛生なだけでなく家屋の土台へのダメージも大きくなります。

④の場合はきれいな水なので、①〜③のケースと比べると、最初のうちはそこまで衛生上の問題は出てこないものです。しかし定期的に床下の掃除をしていない家屋では発見が遅くなるため、時間が経つほどに雑菌が繁殖し、悪臭や害虫の発生してしまいます。

床下浸水した場合は、原因が自然災害によるものであっても、水道管の破裂によるものであっても、「水害復旧」という特殊清掃が必要になります。

2.床下清掃をしないことで起こる4つの危険

水が溜まった床下、あるいはいま現在は水が捌けているが一度浸水してしまった床下を、清掃しないままで放置した場合には、以下の4つの危険があります。

  • 悪臭
  • 害虫の発生
  • 感染症
  • 家屋の劣化

それぞれ詳しく説明しましょう。

2-1.悪臭

自然災害や汚水・排水管の破裂などで床下浸水した場合、まず最初に起きる現象が悪臭です。

河川の氾濫や大雨による下水の逆流、汚水管からの水漏れで床下に溜まった汚水や汚泥は、さまざまな雑菌を含んでいるため悪臭の元となります。

たとえ水が捌けても、もともと湿気の多い床下では雑菌は増えていく一方なのです。物理的に汚い水や泥が家の下にあるため、臭いの発生源をなくさない限り、臭いに慣れることはあっても、消えることは決してありません。

この悪臭は、家の中を走るあらゆる配管や排気口を通って上がってくるため、家の中がいつもカビ臭さや泥臭さ、下水臭さで満たされてしまいます。

2-2.害虫の発生

床下浸水が起きると、汚水や汚泥と共に運ばれてきた害虫が床下に留まったり、また雑菌だらけの汚水や汚泥から発生する悪臭に引き寄せられたりして、さまざまな害虫がそこで産卵をします。

具体的には、以下のような害虫が大量発生します。

チョウバエ不快感を与える。ごくまれに、幼虫が目や鼻、口、生殖器などから体内に入り込み、疾患を引き起こすことがある。
人を刺して吸血し、アレルギー反応によって痒みと腫れを生じさせる。
種類によってさまざまな感染症の媒体となる。

蚊は種類によって、きれいな水やわずかな水で産卵することを好むものもいるため、給水管からの漏水でも、蚊の幼虫は発生します。

また、床下浸水をしていない状態であっても、湿気の多い床下はもともと以下のような害虫が棲息しやすい環境のため、運ばれてきた汚泥を栄養源として大量発生する場合があります。

人に害を加える害虫ノミ、ダニ、ヤスデ、ハエ、ゴキブリ
家屋に害を加える害虫シロアリ、キクイムシ、シンクイムシ
実害はないが不快な害虫ハサミムシ、カマドウマ、クモ、黒アリ

2-3.感染症

害虫が発生すると、その害虫が媒介になることで、さまざまな感染症のリスクが高まります。
具体的には、以下のような病原菌が運ばれます。

  • 日本脳炎
  • デング熱
  • 黄熱
  • マラリア
  • フィラリア
  • ウエストナイル熱
  • ジカ熱

近年は温暖化の影響で、亜熱帯にしか生息していなかった種類の害虫もいるため、単に「刺されると痒い・痛い」というだけでは収まらない事態が起きる可能性もあるのです。

住んでいる家の床下で、このような感染症の病原菌の媒介となる害虫が大量に発生するため、特に高齢者や小さなお子さんのいる家庭では、早急に対策をする必要があります。

2-4.家屋の劣化

浸水によって家屋や周囲の土壌に散布していた防蟻剤が流されることで、それまで入り込めなかったシロアリが侵入してきます。

シロアリは、そもそも自然界では「死んだ樹木」を分解する非常に有益な存在です。
しかし木造建築の戸建てにとっては、床下への侵入を許すと、家の土台を食い尽くす厄介な存在となるのです。

放置することで家の構造そのものが弱まり、劣化や崩壊の危険性を高めます。

3.特殊清掃業者による床下清掃の内容

床下清掃を特殊清掃業者に頼むと、おおよそ3~4日かけて、以下のような手順で床下の清掃と消毒を行います。

特殊清掃業者による床下清掃の手順

作業内容日数目安
STEP1 養生
STEP2 排水
STEP3 汚泥除去
STEP4 洗浄
STEP5 補修
STEP6 消毒剤散布
2~3日
STEP7 オゾン燻蒸
STEP8 カビ除去
STEP9 防カビ処理
1日

それぞれの作業の具体的な内容を見ていきましょう。

3-1.養生

床下への出入り口である点検口付近を養生します。
汚水や汚泥がスタッフの作業着や機材に付着するため、室内を汚さないように準備します。

点検口がないなど、床下への侵入ができない場合には、床を一部解体して侵入します。床板の下に走る根太を切らないように配慮しながら、侵入できる最低限の大きさで切断を行います。

3-2.排水

排水場所を確認し、そこまでの床を養生してから、排水ポンプを用いて排水します。
水がすでに捌けている場合や、水害から時間が経過して乾いている場合には、この作業は行う必要はありません。

3-3.汚泥除去

汚泥除去は、ヘッドライトを着けたスタッフが床下に入り込んで行う人的作業です。
ポンプでは吸いきれなかった水をワイパーや雑巾を使ってバケツに集め、スコップやヘラで汚泥を剥ぎ取ります。
床下材の角や隙間などの細かな箇所も、ブラシを用いて汚泥を除去していきます。

3-4.洗浄

汚泥除去が済んで床面が確認できるようになったら、高圧洗浄機で洗浄します。
床板の裏に付着している、水面に浮いていたと思われる細かなゴミなどについては、木を傷めないようブラシや箒でやさしく掃き落として行きます。

3-5.補修

亀裂の修復や防湿シートの張り替えなど、水害によって起きた問題箇所について、簡単にできるものであればその場で補修を行います。

3-6.消毒剤散布

汚水と汚泥があった場所には、雑菌が繁殖しているため、消毒剤を散布して除菌します。消毒剤の効果を上げるため、床下がある程度乾いてから散布します。雑菌がなくなることで、床下に害虫を寄せ付けなくします。

3-7.オゾン燻蒸

床下をオゾン燻蒸して消毒・消臭します。基礎の通気孔などを塞ぎ、オゾンが漏れないように密閉することで、床下にオゾンを充満させます。
オゾン燻蒸によって、床下全体を隙間まで消毒と消臭をします。

3-8.カビ除去

清掃・消毒までに時間が経過していると黒カビや青カビが発生しているため、高熱スチーマーでカビを除去します。

3-9.防カビ処理

オゾン燻蒸によって無菌状態になった床下は、カビやウィルスなどの悪玉菌が入り込みやすい環境になります。そのため先に善玉菌を送り込み、悪玉菌が入り込めない環境を作ることで、カビを寄せ付けないようにします。

4.特殊清掃業者による床下清掃の費用目安

水害による床下浸水の復旧作業は、専用の機材や薬剤を使用し、高さのない床下に潜り込んで3~4日がかりで行うものとなるため、ハウスクリーニングなどの一般的な清掃業者ではなく、特殊清掃業者に依頼して行います。

作業にかかる費用は、建坪18坪(約60㎡)の家屋の床下清掃で、おおよそ5070万円ほどが目安になります。

建坪数だけでなく、床下の状態や経過日数によっても作業内容は大きく異なるため、実際には現場を見てからでないと見積もりを出すことが難しいものです。
参考までに、作業内容ごとの一般的な相場は以下のようになります。

作業内容一人当たり30,000~40,000円×作業人数(2~4名)
排水と清掃1,000円~2,000円/㎡
消毒剤散布30,000円〜
オゾン消臭・消毒50,000円〜
カビの除去1,000円~2,000円/㎡
防カビ処理3,000円〜/㎡
床の解体40,000円~300,000円

業者から見積もりをもらう場合は、上の表と照らし合わせて、著しく異なる箇所があれば質問するなどしてください。

5.床下清掃の業者費用を抑えるために自分でできること

床下清掃は保険の適用外であることがほとんどなので、業者にかかる費用が大きい場合、すぐに対応することが難しいということもあるでしょう。
しかし、床下浸水した後を放置しておくと、感染症や家屋の損壊という大きなダメージにつながるため、すぐに業者による特殊清掃ができなかったとしても、何かしらの手は打っておきたいものです。

この章では、床下清掃のうち、家庭用の道具などを使って自分でできる作業をご紹介していきます。

まずは、業者による床下清掃の作業のうち、家庭用の道具を代用することで自分で行えるものと、業者に任せるほかないものを一覧にまとめましたので、ご確認ください。

作業内容自分でできるかどうか
養生
排水
汚泥除去
清掃
補修△ ※内容による
消毒剤散布
オゾン燻蒸×
カビの除去
防カビ処理×
床の解体×

この一覧は、あくまでも物理的に家庭用の道具や薬剤の使用で代用が効くかどうかを示したものです。

実際の床下清掃作業は、そのほとんどを高さ50cm未満の空間で行うことになるため、腰や膝に慢性的な疾患を抱えている方、呼吸器系の弱い方、狭い空間が苦手な方、肌の弱い方、ご高齢の方、妊娠中の方は、自分では行わずに特殊清掃業者に作業を任せることを強くお勧めします。

それでは、家庭用の道具や薬剤などを使って、自分で行う床下清掃の方法をお伝えしていきましょう。

5-1.自分で行う床下清掃:用意するもの

まずは、各作業で使用する道具一覧をご確認ください。

作業必要な道具
養生・ビニールシート
・養生テープ
排水・バケツ
・雑巾
・ワイパー
汚泥除去・ヘッドライト
・ヘラ
・スコップ
・ブラシ
洗浄・スチームクリーナー
・熱湯
・雑巾
・ワイパー
・延長コード
・扇風機
・ドライヤー
消毒剤散布・次亜塩素酸ナトリウム
・噴霧器
カビの除去・スチームクリーナー

床下に潜り込んでの作業の際は、雑菌による感染症を防ぎ、飛び出た釘やささくれた木材に引っ掛けて怪我をしないよう、必ず厚手で丈夫な作りの作業服と手袋、マスク、ゴーグルを着用してください。

5-2.自分で行う床下清掃:やり方

特殊清掃業者に任せる場合でも、自分でできる範囲を行う場合でも、基本的な手順は同じです。
まずは以下の全体像をご覧ください。

STEP1:床下への侵入床下点検口を探す
STEP2:養生床下点検口の周囲を養生する
STEP3:排水排水ポンプまたはバケツ等で水を汲み出す
STEP4:汚泥除去雑巾やワイパーを使って汚泥をバケツに集めて捨てる
STEP5:洗浄真水で洗浄し、扇風機などで乾燥させる
STEP6:消毒剤散布乾燥してから消毒剤を散布する
STEP7:カビの除去スチームクリーナーをカビにあてる

溜まっている水の量や道具の性能、作業する人数にもよりますが、排水、汚泥除去、清掃にそれぞれそれぞれ1~2日ずつかかると見積もっておきましょう。

各ステップの注意点などをお伝えします。

STEP1:床下への侵入

建築図面などを用意し、床下点検口の有無を確認します。

床下点検口がない場合は、床板を解体しないと床下には侵入できません。
床下の解体は、誤って床板の下に走る「根太」を切断してしまう恐れがあるため、床下点検口がない場合の床下への侵入は、必ず業者に任せてください。

STEP2:養生

床下点検口の周囲から、汲み取った排水や汚泥を廃棄する場所までを養生します。

ビニールシートが動かないよう、テープで固定して床が汚れないようにしてください。
また、できるだけ作業動線の家具は一時撤去し、重いバケツなどを持ちながらでも通行に支障がないようにしておきます。

STEP3:排水

排水ポンプまたはバケツを使って、床下の排水を汲み出します。

家庭用排水ポンプは、10,000円~30,000円ほどで購入することができます。
自然災害による床下侵入の場合、周辺地域のホームセンターでは入手困難になることもあるため、通販などを利用すると比較的早く入手できます。

STEP4:汚泥除去

ヘラやスコップ、ブラシを使い、汚泥を取り除きます。

取り残しがあると、悪臭が発生し害虫が寄ってきてしまったり、この後に行う消毒剤の効果が低くなってしまうため、ライトで確認しながら丁寧に取り除いてください。

STEP5:洗浄

スチームクリーナーまたは熱湯を使って、真水で床下全体を洗浄します。排水ポンプで排水を行いながら、真水が汚れなくなることを確認しながら繰り返します。

家庭用スチームクリーナーは、30,000円前後で購入することができます。
この後のカビの除去でも使うため、100℃以上の高熱になるものを選んでください。
また、立って作業することができないので、スチームクリーナーの柄を短く調整できるものが最適です。

この洗浄の過程では、至近距離で高熱のスチームや熱湯を扱うため、火傷に注意してください。

洗浄が終わったら、扇風機を使って全体を乾かします。
溝やくぼみなどの乾きにくいところは、ドライヤーをあてて乾かしてください。

STEP6:消毒剤散布

床下が乾燥したら、全体に消毒剤を散布します。

家庭用の消毒剤散布機は、10,000円前後で購入できます。
消毒剤を吸い込んでしまったり、目に入ってしまわないよう、必ずゴーグルとマスクを着用してください。

STEP7:カビの除去

カビで青や黒に変色した部分に、スチームクリーナーをあてます。

熱がしっかり伝わらないと効果が出ないため、1箇所につき10秒以上しっかりとあててください。
付いてしまったカビの色は落ちませんが、高熱処理によりカビのタンパク質を完全に壊すことができるため、カビ菌は死滅しています。

どうしても色も落としたいという場合は、酸素系漂白剤を染み込ませた布を、色のついた部分に叩き込むことで落とすことができます。

6.床下清掃を安心して任せられる業者の選び方

自然災害などが起こると、その地域一帯を狙った悪質な業者が個別に訪問し、床下の状況が深刻であることを訴えて床下清掃を持ちかけてくることがあります。

床下清掃の相場としては建坪18坪でだいたい50〜70万円ほどかかるものだとお伝えしましたが、悪質な業者の中には、見積もりを安く設定し、作業を始めてからあれこれと追加請求をしてくる者もあります。

このような悪質な業者に関わらないよう、床下清掃を安心して任せられる業者の選び方をお伝えします。

  • 特殊清掃のノウハウを持っていること
  • 実績が十分にあること
  • 作業開始後の追加請求がないこと
  • 担当者の対応が信頼できること

それぞれ順に説明していきましょう。

6-1.床下清掃業者の選び方①:特殊清掃のノウハウを持っていること

これまでにもお伝えしてきましたが、床下浸水してしまった場合の床下清掃を任せるには、必ず特殊清掃業者を選ぶことが大切です。

特殊清掃というのは、日常生活とはかけ離れた原因による特殊な汚染の除去や除菌・消臭を、専用の薬剤や機材を使って清掃するものです。

道具だけでなく、汚れの種類ごとの扱いや廃棄方法や技術のほか、感染症に対する知識などを備えているため、劣悪な汚染環境を外に漏らさないようにしながら清掃することができます。

6-2.床下清掃業者の選び方②:実績が十分にあること

業者については、必ずホームページをチェックし、事例やお客様の声などで実績を確認しましょう。

実は特殊清掃業というのは、紹介によって仕事を依頼されることの多い業種です。
細かい部分まで依頼主の立場を考えた作業をすることで、初めて紹介が成立するため、実績の多さはそのまま仕事の丁寧さを表しているとも言えます。

目に見えない雑菌や匂いにもしっかりと対策をしてくれる業者でないと、高額をかけて行ったはずの床下清掃が台無しになってしまうこともあるので、実績が十分にある業者かどうかを確認しておきましょう。

6-3.床下清掃業者の選び方③:作業開始後の追加請求がないこと

現場を見て見積もりを出しているのに、作業を始めてから追加請求をするような業者はプロとは言えません。
実績が豊富にあれば、現場を見ることで必要なすべての作業が思い浮かぶものです。

現場の確認の仕方が甘かった、想定外の作業が発生してしまったというのは、業者の側の落ち度なので、その作業費用を追加で払う必要はありません。

実績があってプロ意識の高い特殊清掃業者であれば、追加請求がないことを事前にしっかりと伝えています。

6-4.床下清掃業者の選び方④:担当者の対応が信頼できること

見積もりや相談などの実際のやりとりを通じて、あなた自身が安心して任せようと思える業者を選びましょう。

聞きたいことを聞いた時に、経験の豊富な業者であれば、きちんと答えることができます。
一方、言葉遣いや対応に横柄さやぞんざいな印象を受ける業者は、大切な家屋の扱いも丁寧ではないでしょう。

床下清掃は、おおよそ3~4日かかる大きな作業となります。
その間、毎日あなたの自宅に上げる人物になるため、見積もりによる目先の金額の多少よりも、最終的に担当者の人柄に信頼のできる業者を選ぶことをお勧めします。

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7.まとめ

今回は、床下浸水してしまった場合の床下清掃について解説してきました。

床下浸水の原因は、以下の4つが考えられます。

床下浸水の4つの原因

  1. 台風や大雨などにより河川が氾濫し、床下まで水が入ってきた
  2. 台風や大雨などにより、下水が逆流して水が溜まった
  3. 汚水管・排水管が破損して、床下に水が溜まった
  4. 給水管から漏水し、床下に水が溜まった

一度浸水してしまった床下は、たとえすでに水が捌けている状態であっても、床下清掃をしないまま放置することで、以下の4つの危険があります。

床下清掃をしないことによる4つの危険

  1. 悪臭
  2. 害虫の発生
  3. 感染症
  4. 家屋の劣化

また、特殊清掃業者による床下清掃の費用は、床下の状態や経過日数、建坪によって大きく異なるため、実際には現場を見てからでないと見積もりを出すことが難しいものではありますが、建坪18坪で50〜70万円ほどはかかるものであるということをお伝えしました。

費用を抑えるため、家庭用の道具を使って自分で行う方法についても説明しましたが、作業のほとんどを高さ50cm未満の空間で行うことになるため、以下の方は決して自分では行わないでください。

床下清掃を自分で行ってはいけない方

  • 腰や膝に慢性的な疾患を抱えている方
  • 呼吸器系の弱い方
  • 狭い空間が苦手な方
  • 肌の弱い方
  • ご高齢の方
  • 妊娠中の方

そして、床下清掃を頼むにあたっては、業者選びは必ず以下のポイントに合致しているかを確認してください。

床下清掃の業者の選び方

  1. 特殊清掃のノウハウを持っていること
  2. 実績が十分にあること
  3. 作業開始後の追加請求がないこと
  4. 担当者の対応が信頼できること

あなたの家が1日も早く水害から復旧し、これからも安心して長く暮らせるようになることを祈っています。

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