孤独死の部屋の処理や清掃はどうするべき?発見から清掃の流れを解説

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孤独死の部屋の処理や清掃はどうするべき?発見から清掃の流れを解説

「孤独死のあった部屋はどうすればよいのだろう」
「孤独死の部屋の処理、何からどう手をつければいいかわからない…」

孤独死の部屋は、自分で処理や清掃を行うことはできません。

孤独死が起きた部屋は、遺体から発する腐敗臭が蔓延し、発見が遅れた場合には遺体に害虫や害獣が群がっています。これらから細菌やウィルス等の病原菌が繁殖し、直に空気を吸い込むことで、感染症にかかる恐れがあり危険であるためです。

また、警察の現場検証が行わなければ、死因が病死なのか、事故死なのか分かりません。他殺の可能性も考えられるため、遺体や部屋の物に触れないように注意する必要があります。

このような孤独死の部屋を目の当たりにしている人は、ショックで何をどうしたら良いか分からず困惑していることでしょう。

とはいえ、何もしないと腐敗がどんどん進み、臭いだけでなく害虫や害獣などが近隣の家や建物に侵入する可能性があります。そのため、速やかに処理していかなくてはなりません。

そこでこの記事では、孤独死が起きた部屋の処理を速やかに行えるよう、正しい処理や清掃の進め方を解説します。

遺体が発見されてからの流れに沿って、ステップで示していきますので、孤独死の部屋を前に途方にくれている方にも、今すべきことがわかります。

後述しますが、孤独死のあった部屋の清掃は、特殊清掃業者しか対応することができません。

記事中に、特殊清掃業者を依頼する際の費用や業者の選び方もお伝えしますので、適切な処理や清掃が行えるように最後まで読み進めてください。

1.孤独死が起きた部屋の処理及び清掃の進め方

孤独死が起きた部屋の処理と清掃の流れについて、『孤独死を発見したらどうするか?』という所から順を追って解説します。

やるべきことをステップで記した下記の表をご覧ください。

孤独死に遭遇した場合、まずは気が動転していると思います。

まずは焦らず落ち着いて、対処していきましょう。

孤独死を発見した時の対応手順をひとつずつ詳しく解説します。

1-1.ステップ1|警察に連絡する

孤独死を発見したら、まず警察(110番)に連絡します。
担当部署が出たら、焦らず以下のことを伝えます。

  • 名前
  • 故人との関係
  • 場所
  • 発見の状況

警察から質問や今後の流れを説明されたら、落ち着いて聞くようにしましょう。

ここで最も注意するべき点は、警察の現場検証が行われるまでは、決して遺体や部屋の中のものに触れないということです。

自然死であっても、医師に看取られない限り自宅での死亡は異常死として処理されます。他殺の可能性もあるので、現場を現状のまま残しておかなければ、犯人として疑われかねません。

現場検証が終わり自然死と判定されるまで、家族や不動産管理人も入室は禁じられます。

そのため、警察に連絡をしたら、到着した時に直ちに対応できるように部屋の外で待つか、携帯番号などを知らせて近くで待機するとよいでしょう。

【ここもチェック】生死の判断がつかないときは…
自分で生死の判断がつかないときは、迷わず救急車(119番)に連絡してください。
電話をすると最初に、火事か救急かを聞かれるので「救急」であることを伝えます。
それに応じて消防の方から質問や今後の流れについて説明されるので、慌てずに対応しましょう。

1-2.ステップ2|警察が家族に連絡する

故人の家族や親戚への連絡は警察が行います。

孤独死を発見したあなたが賃貸物件の貸主や不動産管理人である場合は、警察から家族や親戚の連絡先を聞かれるので適切に対応しましょう。

発見者が隣人など不動産管理人以外であった場合は、まず大家や管理会社へ連絡してください。

【ここもチェック】故人が生活保護受給者だった場合
故人に連絡すべき家族がなく、地域包括支援センターや民生委員などとかかわっていた場合、また、生活保護を受けていた場合は、警察にその旨を伝えた上で、担当部署へ連絡を入れるとその後の処理がスムーズに進められます。

1-3.ステップ3|特殊清掃業者へ相談

現場検証が終わった後、特殊清掃業者へ相談をしましょう。

特殊清掃業者とは、孤独死の部屋の壮絶な状況でも特殊な技術と薬剤を使って、再び住める部屋へ現状回復させる業者です。

現場検証後は部屋に入ることが許されますが、むやみに部屋に入ったり、自力で清掃をしようと考えるのは危険です。

孤独死の現場には、遺体から出た体液や血液などが床に染み込み、部屋には腐敗臭が残っています。これらから、細菌が繁殖し感染症のリスクもあります。

このような部屋の処理や清掃を行うには、特殊な技術と薬剤を使用しないと綺麗に取り除くことはできません。

そのため、現場検証が終わり次第、直ちに特殊清掃業者に連絡し、清掃方法の相談を進めるようにしていきます。

多くの人は、腐敗した遺体を目にすることはないため、「自分で清掃できるのはないか」と思ってしまいがちです。

しかし、自分で清掃ができるのは、死後数日しか経過しておらず、部屋の汚れや臭いが酷くない場合のみです。

実際の孤独死の現場では、遺体はすぐに腐敗が進んでしまうため、自力での清掃は不可能ですし、感染症などの危険も高いです。

孤独死の部屋の処理や清掃は、自力で何とかしようとしないで、警察の許可が出たら速やかに特殊清掃業者に相談してください。

【ここもチェック】部屋に入る場合は感染症対策が必須!
どうしても部屋に入って状態の確認をしたい場合は、感染症対策をしっかり行ってから入室するようにしましょう。感染症対策は、マスク・ゴーグル・ビニール手袋の着用をしてください。

1-4.ステップ4|部屋の特殊清掃作業

特殊清掃業者が到着したら、特殊清掃作業を開始します。

特殊清掃の詳しい流れは3章で詳しく解説しますが、基本的な作業内容は次のとおりです。

【特殊清掃作業内容】

・汚物清掃
・消毒剤散
・オゾン燻蒸
・害虫駆除
・臭い漏れ防止
・床切断作業
・特殊コーティング

遺体発見までに時間が経っており、遺体の損傷が激しい場合は、床の解体やリフォームなど大がかりな作業が必要となる場合があります。

また、孤独死の部屋の清掃では、臭いが部屋から漏れ出ることが懸念されます。

そのため、臭いが強い部屋の場合は、近隣住民の迷惑にならないよう、窓を閉め、換気口を塞ぐといった措置を行った上で作業を行います。

【ここもチェック】遺品整理や不用品処分も特殊清掃業者へ相談しよう!
孤独死の部屋では、置いてある家財などに臭いが染みついています。そのため、処分が必要となる可能性が高くあります。
しかし、それらは大切な遺品です。そのため、大切な遺品を守るためにも、遺品整理や不用品処分も合わせて対応できないかお願いしましょう。

2.孤独死の部屋の清掃は自力ではなく特殊清掃業者に依頼すべき理由

孤独死の部屋の清掃は自力ではなく、特殊清掃業者に依頼するようにしましょう。

そもそも特殊清掃とは、通常の清掃では落すことができない「汚れや臭い」を専用の機材や薬剤を使って徹底的に清掃することをいいます。

特に、孤独死の部屋の清掃では「死臭を消す」ことがとても難しく、死臭を消すことができるのは特殊な技術を持っている特殊清掃業者のみです。

そのため、孤独死の部屋の清掃は自力ではなく、特殊清掃業者に依頼すべきなのです。

その他、特殊清掃業者に依頼すべき理由は次のとおりです。

  • 腐敗臭は素人の清掃では消えない
  • 孤独死の部屋には害虫や害獣が発生する
  • 業者は遺品整理の依頼もできる

「自力で清掃できるのでは?」と悩んでいる人は、内容をしっかり確認して特殊清掃業者に依頼するか判断するべきか判断してください。

2-1.腐敗臭は素人の清掃では消えない

特殊清掃業者に任せるべきといえる第1の理由は、個人で手に入る限りの強力な消臭剤を使用しても、素人の清掃では腐敗臭が消えないからです。

死後数日で汚れや臭いが酷くない場合は自力での処理も可能と前述しましたが、夏場や、暖房のついた室温が高い部屋では2日ほどで遺体の腐敗は進み、独特の腐敗臭がするようになります。冬場や低温の状態でも、1週間も経過すると同じ様な状態になります。

また、こたつや布団に入ったまま亡くなっていると、その箇所から急速に腐敗が進みます。

腐敗臭は、遺体を運び出した後も部屋の建材や家具に染み付き、長い間残ってしまいます。

このような腐敗臭を清掃によって完全に消しさる技術や設備を持っているのは、特殊清掃業者だけです。

2-2.孤独死の部屋には害虫や害獣が発生する

孤独死のあった部屋には害虫や害獣が発生するので、掃除は専門の業者に任せるべきです。

生活をしていて生ゴミを放置すると害虫が発生するのと同様に、遺体の腐敗が進むとゴキブリやハエ、ウジなどの害虫、ネズミなどの害獣が発生します。害虫や害獣は繁殖力が強く、死後数日で数えきれないほどの量になります。

また、害虫害獣には特有の伝染病があり、重篤な感染症のリスクもあります。

害虫害獣は、孤独死のあった部屋だけでなく、同じ建物の別の部屋や近隣の建物にも影響を及ぼす可能性がありとても危険です。

部屋の汚れが見た目には少ない場合、自力でも掃除はできますが、害虫害獣の駆除は業者でなければできません。

特殊清掃業者なら、害虫の幼虫や卵を含めた生態系を熟知しているので、徹底的な駆除を行うことが可能です。

2-3.業者は遺品整理の依頼もできる

ほとんどの特殊専門業者は、「遺品整理」のサービスを行っているので、清掃と同時進行で遺品整理が行えて効率的です。

遺品整理とは、故人の部屋に取り残されたもののうち、遺族が思い出として残す品、リサイクルできるもの、粗大ごみとして処分するものに分け、それぞれ各種手配を行う作業です。

特殊清掃と遺品整理を別の業者に頼むと、それぞれに費用が掛かかるばかりか、清掃の手をとめて遺品整理を行うなど時間も余計に掛かってしまいます。

特殊清掃業者は、掃除の途中途中で遺族に確認しながら、残しておく品や処分品の仕分けを行っていくので、掃除と同時に遺品の整理も進められます。

3.孤独死が起こった部屋の特殊清掃手順

特殊清掃業者の行う孤独死が起こった部屋の特殊清掃の主な流れは、下記のようになります。

【特殊清掃の流れ】

それぞれのステップについて解説していきましょう。

3-1.ステップ1|現場確認・見積もり

特殊清掃業者に連絡をすると、専門のスタッフが来て現場の状態を確認します。

部屋の状況、汚れや匂いなどをチェックしてどのように現場回復するかを相談、今後の部屋の使用用途を家族や不動産管理者に聞いた上で料金の見積もりをします。

3-2.ステップ2|清掃作業

見積もりが済んだら、オゾンなど強力な除菌や消臭剤を撒いて清掃作業を開始します。

ゴミや不要品を廃棄し、特殊な薬品や器具を使って、体液や血液が染みついた床や壁の汚れを落としていきます。

悪臭がひどい場合は、オゾン脱臭なども行って臭いの元を排除し、作業過程で害虫害獣の駆除を行います。

清掃作業中は、特殊な薬剤などを使用しますので、部屋に入らないように注意しましょう。

3-3.ステップ3|遺品整理

ある程度清掃ができた時点で、遺品整理や不用品の処分を行います。

家族が希望すれば、作業スタッフと共に遺品整理することも可能ですが、悪臭がひどい場合は避けた方が無難でしょう。

事前に打ち合わせをして以下のような者を残してもらうよう依頼する方法をおすすめします。

  • 預金通帳や現金
  • 貴金属
  • 生命保険証書
  • 銀行印

他にも家財で残して欲しいもの、見つけて欲しいものがある場合は事前に作業スタッフに伝えておきましょう。

スタッフと共に遺品整理をする場合は、必ずマスクと手袋を付けて入室するようにしてください。

3-4.ステップ4|リフォーム

孤独死があった部屋は、多くの場合リフォームが必要になります。

床材や壁紙に染みついた腐敗による汚れは、清掃しただけでは除去できないからです。

こういったケースでは、汚染箇所である床や壁を解体し、清掃・消臭・除菌をして原状回復しないと臭いを取りきることはできません。

また、お風呂で亡くなっていて浴槽や洗い場・脱衣場に汚れが染み付いている場合は、浴槽や排水溝のリフォームが必要になります。

3-5.ステップ5|消臭・脱臭

遺品整理が済んだら、仕上げに再度、消臭や脱臭を行います。これを徹底的に行ったら、特殊清掃の作業は完了となります。

作業が完了したら、臭い戻りが無いか?しっかりと確認しましょう。

特に、臭いはできるだけ自分の鼻で「本当にとれているか?」をチェックしてください。1度だけではなく、数日後に再度嗅いでみて臭い戻りがないかどうかを確かめておくと安心です。

万一、臭いが残っていたり、臭い戻りがあった場合は業者に再依頼してください。

4.孤独死の部屋「特殊清掃費用」の相場

特殊清掃の費用は、部屋の状態によって数万円〜100万円以上までと大きな幅があります。

原状回復までの作業を、どのレベルまで行うかによって費用が異なってくるのです。

業者によっても、間取り別、回収量や作業別、パック料金など、様々な料金設定や算出方法があります。

ここでは、間取り別と作業別に分けて特殊費用相場をご紹介していきます。

4-1.【間取り別】特殊清掃の費用相場

間取り別の費用相場の一例をご紹介します。

前述のように、特殊清掃は害虫駆除から事故物件の原状回復など多岐に渡りますので、決まった費用相場がありません。

業者によっても料金設定は異なりますので、下記はあくまでも目安として参考にしてください。

【間取り別の特殊清掃費用(目安)】

間取り費用
1R1K700,000円
1DK750,000円
1LDK800,000円
2DK900,000円
2LDK900,000円
3DK1,000,000円
3LDK1,000,000円
4LDK以上1,200,000円

※金額は作業費に人件費・車両費・回収運搬費・廃棄物処分費をあわせた費用目安です。
※金額は目安は全部屋に臭いが回っていて、全部屋の完全消臭が必要な場合です。

4-2.【作業内容別】特殊清掃の費用相場の落とし穴

特殊清掃は、部屋や遺体の状況によって必要な作業内容が大きく変化するため、作業ごとに料金が細かく分けられています。

特殊清掃業者のHPには主な作業別の料金を掲載している場合が多くあります。
実際にかかる費用よりも項目ごとにする事で、安く見せる為のテクニックの場合が殆どです。参考までに、安く見せる業者の作業項目と料金目安を掲載します。あくまでも目安としてご覧ください。

作業内容費用
床上清掃30,000円〜
消臭剤・除菌剤の散布10,000円〜
浴室清掃30,000円〜
畳の撤去・取り替え(1枚)3,000円〜
オゾン脱臭(1日)30,000円〜
害虫駆除10,000円〜
汚物撤去20,000円〜

基本的な内容をセットにしたパック料金が用意されていることも多いので、特殊清掃業者を利用する際は、最初に具体的な料金を聞くことのできる無料見積もりのサービスを利用することをおすすめします。

清掃費用について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

5.孤独死の部屋の処理や清掃にかかる費用は誰が払う?

特殊清掃費用は安価ではないので、その費用を「誰が負担するか?」が、どうしても気にかかるところでしょう。

費用を負担するべき人は、以下の順番になります。責任がある順番ということになります。

【部屋の処理費用を負担するべき人】

1番本人(預貯金や加入していた保険)
2番連帯保証人
3番保証会社
4番大家(不動産管理業者)

それぞれについて解説します。

5-1.亡くなった本人の預貯金や保険から支払う

1番に責任をとらなければいけないのは本人です。

亡くなってしまっているわけですが、費用の支払義務がある人間の筆頭は本人なので、部屋に残した現金、または預貯金や加入していた保険がおりる場合は、そこから支払いがされます。

5-2.本人の次に責任がある連帯保証人が支払う

次に責任を負わねばならないのは、連帯保証人です。

一般的には、孤独死の可能性がある高齢者が部屋を借りる場合、健康面のリスクがあるため、保証人なしで審査に通ることはほとんどありません。

何かあったとき連絡できる人がいるかどうか?ということが、貸主にとって非常に重要な審査基準であるため、大抵は保証人がついています。

そのため、本人の資産から部屋の処理に掛かる費用が支払えない場合は、連帯保証人が責任を負うことになります。

【ここもチェック】保証人でないなら相続放棄をすれば支払義務はなし!
孤独死をした人が親だった場合も、連帯保証人でなければ処理費用を負担する必要はありません。
ただし、その場合は、かならず相続放棄をしてください
相続放棄をすれば、支払い義務はありませんので、大家や不動産会社から、家族であることを理由に費用を請求されても断ることができます。

5-3.保証人の次に責任を負う保証会社が支払う

連帯保証人が処理費用を出せない場合や、そもそも保証人がいない場合は、保証会社が責任を負うことになります。

保証会社とは、賃貸住宅の契約時に必要な賃借人の連帯保証人を代行する会社です。

不動産賃借人との間で保証委託契約を締結し、賃借人が家賃滞納などの家賃債務の債務不履行をした場合、賃借人に代わって家賃を支払う責任を負っています。

いうなれば「保証人の会社版」である保証会社は、連帯保証人の次に孤独死の部屋の処理費用を支払う責任があります。

5-4.保証人も保証会社もダメなら大家(不動産管理業者)が支払う

前項までの人や会社が支払えない場合、また、保証人や保証会社をつけていないケースでは、処理費用は大家や不動産管理業者が支払うことになります。

大家や不動産管理業者が自主的に傷害保険などに加入していた場合は、そこから支払われるケースもあります。

6.孤独死の部屋の清掃における優良な業者の選び方

特殊清掃の費用相場や責任の所在について解説してきましたが、いざ、特殊清掃業者に依頼しようとしたとき、どこの業者を選べばいいのか迷ってしまう方も多いと思います。

この章では、優良な特殊清掃業者の選び方を紹介します。

  • 数多くの実績がある
  • 完全消臭保障がある
  • 見積もりの内容が明確
  • 有資格者がいる

精神的にも経済的にも大変な中、一念発起して依頼するからには、きちんと清掃して原状回復して欲しいですよね。

この4つのチェックで優良な業者かそうでないかが見分けられますので、よく読んで参考にしてください。

6-1.数多くの実績がある

まずはじめに確認すべきは、特殊清掃に関する実績が数多くあるかどうかです。ホームページなどを確認して、作業実績や事例、口コミをチェックしましょう。

孤独死については、死後経過日数や死亡場所、死因など様々な状況があり、ひとつとして全く同じ現場はありません。

適切に対応していくには、知識だけでなく豊富な経験、実績が必要になります。

実績のない業者では後々臭いが戻ってきたりして、やり直しが必要になることもあります。

再度別の業者に依頼し、結果的に料金が2倍以上になるケースや、悪徳業者に頼んでしまうと高額請求、不法投棄等をされてしまうこともあります。

特殊清掃業者は、どんな清掃内容にも対応できる豊富な実績がある業者を選びましょう。

6-2.完全消臭保障がある

完全消臭保障があるかも確認すべきポイントです。

先述の通り、消臭は特殊清掃において最も重要な作業と言っても過言ではありません

会社のホームページを確認し、ただ消臭技術があると書いてあるだけでなく、どのような機材を所持しているのか、具体的な消臭方法が書かれているかなどの点を良く確認しましょう。

特殊清掃が必要な現場の臭いは、技術とノウハウがなければ完全消臭は不可能です。

完全消臭保証がない業者は、消臭技術に自信が無いということです。

そのため、完全消臭保障があるかどうか確認するようにしましょう。

6-3.見積もりの内容が明確

特殊清掃は見積もりの内容が明確な業者を選びましょう。

見積もり書を確認したとき、項目や料金が不明確な業者は、仕事もいい加減な悪徳業者の可能性があります。

高い安いにかかわらず、明確な料金、項目が見積り書に記載してある業者は信頼できます。

不明確な見積もり書を出す業者は、見積もり内容以外の作業を勝手に行って料金を請求してくることがあります。

また、安すぎる見積もりを提示して、作業後に高い追加費用を請求されることもあります。

見積もりに記載されている作業内容が少ないと感じた場合は、「〇〇脱臭はしてもらえないのですか?」など、疑問点を指摘して反応を伺ってください。

不明な部分を質問したとき、しっかり説明してくれるかどうかも大きな判断基準になります

6-4.有資格者がいる

優良な特殊清掃業者を見分けるには、有資格者がいるかどうか?も大きな判断基準になります。

特殊清掃の仕事自体は資格がなくても従事できますが、孤独死の現場は特殊な技術が必要なので、専門的な知識と技術を持った有資格者のいる業者が信頼できます。

孤独死の特殊清掃業者の持っている資格としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 石綿作業主任者
  • 解体届・解体許可

その業者に有資格者がどれくらいいるかを、ホームページで事前に確認しておきましょう。

特殊清掃業者の選び方を詳しく知りたい人は、下記の記事をご覧ください。現場別で押さえるべきチェックポイントや悪徳業者の見分け方を解説しています。

KW「特殊清掃 業者 選び方

特殊清掃業者は選び方がとても重要です。  

近年、孤独死が急速に増加し、それに伴い特殊清掃業者も急増しています。

業者の中には、特殊清掃の経験が浅い業者も存在しており、当社にも「業者に依頼したのに臭いや汚れが取れていない」と、手直しの相談が多くあります。  

以下の動画でも特殊清掃業者の選び方の重要性を語っていますので、ぜひご覧ください。

  特殊清掃業者の施工後の手直し!特殊清掃会社の社長に聞いてみた♯17

7.24時間受付で緊急時も対応可能!リスクベネフィットが安心をお約束できる3つの理由

2012年、まだ特殊清掃という業種が世間に認知されていない時代に創業者の「社会が抱えるリスクに対処する術を供給する」という強い思いから誕生したリスクベネフィットは、業界N0.1の実力、特許技術を備えた特殊清掃業者です

孤独死のあった部屋の処理に悩む方に、ぜひご相談いただきたい理由は3つあります。

  • 安心の実績
  • 圧倒的技術
  • 業界最安値

それぞれ紹介していきます。

7-1.安心の実績

リスクベネフィットには、孤独死の現場だけでなく、災害地域の復旧作業や、火災現場やゴミ屋敷の清掃作業など年間100件以上の特殊清掃を施行してきた豊富な実績があります。

お客様からも、「すべての不安が解消できた」「作業の仕上がりをみて安心できた」「実績のある会社を選んで正解」など、たくさんの喜びの声を頂いています。

7-2.圧倒的技術

リスクベネフィットでは、長年の特殊清掃作業で培った特殊清掃技術で、様々な現場の【完全消臭】が可能です。

消毒剤散布やオゾン燻蒸など当社の特許サービスを真似る業者は多くいますが、容量や用法、気温など様々な条件で消臭の結果は変わってきます。当社の特許技術では【完全消臭】をお約束します。

7-3.業界最安値

リスクベネフィットは業界最安値を誇ります。

特殊清掃会社の多くは様々な団体に属しており、技術や特殊清掃用具を購入しているため、団体加盟料や技術使用料などの経費が掛かります。

しかし、当社は特殊清掃業界のトップランナーとして、技術を提供したり様々な用品を販売しています。

つまり、他社よりも原価を下げる事が出来ています。

緊急を要する方には、『孤独死パック』の初期サービスもご用意していますので、24時間受付の無料相談・お見積もりをご利用ください。

8.まとめ

この記事では、孤独死が起きた部屋について詳しく解説をしてきました。

孤独死が起きた部屋の処理及び清掃方法は、次のステップで進めてください。

ステップ1|警察に連絡する
ステップ2|警察が家族に連絡する
ステップ3|特殊清掃業者へ相談
ステップ4|部屋の特殊清掃作業

孤独死の部屋の清掃は自力ではなく、特殊清掃業者に依頼しましょう。

孤独死の部屋の清掃では「死臭を消す」ことがとても難しく、死臭を消すことができるのは、特殊な技術を持っている特殊清掃業者のみです。

特殊清掃業者に依頼すべき理由は次のとおりです。

【特殊清掃業者に依頼すべき理由】

腐敗臭は素人の清掃では消えない
孤独死の部屋には害虫や害獣が発生する
業者は遺品整理の依頼もできる

孤独死が起きた部屋の特殊清掃は、次の手順で進みます。

ステップ1|現場確認・見積もり
ステップ2|清掃作業
ステップ3|遺品整理
ステップ4|リフォーム
ステップ5|消臭・脱臭

孤独死の部屋の処理や清掃にかかる費用は、次の順番で責任を負います。

1番本人(預貯金や加入していた保険)
2番連帯保証人
3番保証会社
4番大家(不動産管理業者)

孤独死における特殊清掃業者の選び方は、次のとおりです。

  • 数多くの実績がある
  • 完全消臭保障がある
  • 見積もりの内容が明確
  • 有資格者がいる

緊急を要する場合、部屋の処理に悩んだ時は、24時間受付の無料相談を利用してください。

この記事が、孤独死の部屋で悩んでいるあなたの心を少しでも軽くできることを祈っています

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