孤独死が起きてしまった部屋は、一体どのように処理すればいいのだろうかと、悩んでいらっしゃる大家さんも多いでしょう。
結論をお伝えすると、孤独死が起きた部屋の対処は、今すぐ特殊清掃業者に依頼してください。
原状回復が難しくなってしまうからです。
遺体から発する死臭や、害虫や害獣に付着した細菌やウィルス等が空気中に蔓延しており、人体に危険を及ぼす可能性があります。
だからこそ、孤独死清掃を専門で行う業者に依頼し、部屋を速やかに清掃してもらうことが大切なのです。
しかし、特殊清掃業者だからといってどこに依頼してもいいわけではありません。
中には悪質な清掃を行い、費用を不当に請求しようとする悪徳業者も存在するからです。
そこでこの記事では、孤独死が起きた部屋を適切に清掃できるよう、次の3つについて重点的に解説しています。
【この記事でわかること】
- 孤独死が起きた部屋の復旧フローチャート
- 孤独死が起きた部屋の復旧にかかる費用相場まとめ
- 優良な特殊清掃業者を選ぶための4つのコツ
これを読めば、孤独死が起きた部屋を適切に清掃することができ、また次の入居者を確保するための準備ができるようになります。
手遅れにならないためにも、そして大事な物件を守るためにも、ぜひこの記事を参考にしてください。
Contents
1.孤独死が起きた部屋は今すぐ特殊清掃業者に依頼しよう

孤独死が起きた部屋の清掃は、自力ではなく、今すぐ特殊清掃業者に依頼するようにしましょう。
そもそも特殊清掃とは、通常の清掃では落とすことができない「汚れや臭い」を専用の機材や薬剤を使って徹底的に清掃することをいいます。
特に、孤独死の部屋の清掃では「死臭を消す」ことがとても難しく、死臭を消すことができるのは特殊な技術を持っている特殊清掃業者のみです。
そのため、孤独死の部屋の清掃は自力ではなく、特殊清掃業者に依頼すべきなのです。
【特殊清掃業者に依頼すべき理由】
- 死臭は通常の清掃では消えない
- 害虫や害獣による健康被害の可能性あり
- 早めに依頼しないと原状回復が難しくなる
ここでは、上記3つの理由について詳しく解説します。
1-1.死臭は通常の掃除では消えない
特殊清掃業者に任せるべきといえる第1の理由は、個人で手に入る限りの強力な消臭剤を使用しても、素人の清掃では死臭が消えないからです。
死臭は、たとえるならチーズや生ごみが腐敗したような臭いを、さらに数十倍にまで悪化させた悪臭です。
肌に痛みを感じるほどの、悪臭になるケースもあります。
そして、目に見えない死臭の匂いの分子は、壁や床に付着します。
自力清掃やハウスクリーニングの清掃では、匂いの分子までは取り切れないため、匂い戻りが発生してしまいます。
この匂いは、特殊清掃業者でなければ消すことができません。 こちらの動画をご覧ください。
このように、死臭を消すためには、死臭に対応できる業務用の薬剤や、匂いの分子にアプローチできるオゾン脱臭機が必要不可欠です。
このような技術や機械は、特殊清掃業者しか持っていません。
特殊清掃業者に依頼することが必須だと、ご理解いただけるでしょう。
1-2.害虫や害獣による健康被害の可能性あり
孤独死のあった部屋には害虫や害獣が発生するので、掃除は専門の業者に任せるべきです。
生活をしていて生ゴミを放置すると、害虫が発生するのと同様に、遺体の腐敗が進むとゴキブリやハエ、ウジなどの害虫、ネズミなどの害獣が発生します。
害虫や害獣は繁殖力が強く、死後数日で数えきれないほどの量になります。
また、害虫害獣には特有の伝染病があり、重篤な感染症のリスクもあります。
害虫害獣は、孤独死のあった部屋だけでなく、同じ建物の別の部屋や近隣の建物にも影響を及ぼす可能性がありとても危険です。
部屋の汚れが見た目には少ない場合、自力でも掃除はできますが、害虫害獣の駆除は業者でなければできません。
特殊清掃業者なら、害虫の幼虫や卵を含めた生態系を熟知しているので、徹底的な駆除を行うことが可能です。
1-3.早めに依頼しないと原状回復が難しくなる
孤独死が起きた部屋は、早めに特殊清掃を依頼しないと、原状回復がどんどん難しくなってしまいます。
死臭が壁や床にどんどんしみこみ、そう簡単には消臭できなくなってしまうからです。
また死臭や害虫が部屋の外まで漏れ出し、近隣住民が被害を受けてしまう可能性もあります。
その結果、部屋自体の不動産価値がなくなってしまい、人に貸すことが難しくなってしまいます。
風評被害も発生し、たとえ綺麗になったとしても、なかなか借り手が見つからない事態に発展するかもしれません。
なるべく早めに特殊清掃を依頼し、原状回復を行ってもらうようにしましょう。
2.孤独死が起きた部屋の復旧手順
【特殊清掃の流れ】

孤独死が起きた部屋は、なるべく早く特殊清掃業者に清掃を依頼することが大事だと分かりました。
特殊清掃業者は、上記の流れで清掃を進めてくれます。
なお、特殊清掃業者による清掃・復旧は、警察が部屋への入出許可を出すまで行うことができません。
早ければ数日で許可が下りますが、場合によっては1カ月程度かかる場合もあります。
その後清掃・遺品整理・リフォームまで行うと、全体でおよそ2~3カ月は時間がかかることを覚えておきましょう。
ここでは、それぞれのステップについて解説していきます。
2-1.ステップ1|現場確認・見積もり

特殊清掃業者に連絡をすると、専門のスタッフが来て現場の状態を確認します。
部屋の状況、汚れや匂いなどをチェックしてどのように現場回復するかを相談、今後の部屋の使用用途を家族や不動産管理者に聞いた上で料金の見積もりをします。
2-2.ステップ2|清掃作業

見積もりが済んだら、オゾンなど強力な除菌や消臭剤を撒いて清掃作業を開始します。
ゴミや不要品を廃棄し、特殊な薬品や器具を使って、体液や血液が染みついた床や壁の汚れを落としていきます。
悪臭がひどい場合は、オゾン脱臭なども行って臭いの元を排除し、作業過程で害虫害獣の駆除を行います。
清掃作業中は、特殊な薬剤などを使用しますので、部屋に入らないように注意しましょう。
2-3.ステップ3|遺品整理

ある程度清掃ができた時点で、遺品整理や不用品の処分を行います。
大家さんが家に入るケースはありませんが、遺族は希望すれば、作業スタッフと共に遺品整理することも可能です。
ただし、悪臭がひどい場合は避けた方が無難でしょう。
その場合は遺族と清掃業者に事前に打ち合わせをしてもらい、以下のようなものを残してもらうよう依頼する方法をおすすめします。
【遺品整理で残しておきたいもの】
- 預金通帳や現金
- 貴金属
- 生命保険証書
- 銀行印
他にも家財で残して欲しいもの、見つけて欲しいものがある場合は事前に作業スタッフに伝えておきましょう。
なお、スタッフと共に遺品整理をする場合は、必ずマスクと手袋を付けて入室するようにしてください。
2-4.ステップ4|リフォーム

孤独死があった部屋は、多くの場合リフォームが必要になります。
床材や壁紙に染みついた腐敗による汚れは、清掃しただけでは除去できないからです。
こういったケースでは、汚染箇所である床や壁を解体し、清掃・消臭・除菌をして原状回復しないと臭いを取りきることはできません。
ただし、床や壁の解体や、専用のコーティング剤による匂いの封印などを行えば、リフォームしなくても完全消臭は可能です。
万が一「リフォームしないと死臭は絶対に取れませんよ!」と言ってくる業者がいたのなら、悪徳業者だと判断してください。
2-5.ステップ5|消臭・脱臭

遺品整理が済んだら、仕上げに再度、消臭や脱臭を行います。
これを徹底的に行ったら、特殊清掃の作業は完了となります。
作業が完了したら、臭い戻りが無いか?しっかりと確認しましょう。
特に、臭いはできるだけ自分の鼻で「本当にとれているか?」をチェックしてください。
1度だけではなく、数日後に再度嗅いでみて臭い戻りがないかどうかを確かめておくと安心です。
万一、臭いが残っていたり、臭い戻りがあった場合は業者に再依頼してください。
3.孤独死の部屋「特殊清掃費用」の相場

特殊清掃を依頼するうえで気になるのが、どれくらいの費用が発生するのかですよね。
特殊清掃の費用は、部屋の状態によって数万円〜100万円以上までと大きな幅があります。
原状回復までの作業を、どのレベルまで行うかによって費用が異なってくるのです。
そのため、事前に見積もりを出してもらうことが非常に重要となります。
中には、作業後に見積もりの料金とは全く違う請求を、後から出してくる悪徳業者も存在します。
細かく見積もりを出してくれる業者を、選ぶようにしましょう。
ここでは代表的な間取り別の料金相場と、注意したい料金プランについて紹介します。
なお、大家さんと遺族の費用負担については「入居者死亡物件の原状回復|大家さん向けに基礎知識と対処法を解説」にて詳しく解説しています。
基本的には、入居者や連帯保証人に費用を負担してもらうことになります。
しかし、大家さんが負担をするケースもあるので、ぜひじっくり読んでおいてください。
私たちリスクベネフィットでは、緊急を要する方に、『孤独死パック:86,537円(税込)』の初期サービスもご用意しています。24時間受付の無料相談・お見積もりをご利用ください。
3-1.【間取り別】特殊清掃の費用相場
特殊清掃は、間取りや清掃内容ごとに選べる、パックプランで提供されていることが多いです。
ただし、臭気レベルや遺品の量などによって料金が変動するので、まずは現場見積もりをしてもらいましょう。
間取り別のパックプランごとの料金目安は次の通りです。
【パックプラン】
間取り | 料金目安 |
---|---|
1R・1K | 40,000円~80,000円 |
1DK | 60,000円~120,000円 |
1LDK | 80,000円~200,000円 |
2DK | 110,000円~250,000円 |
2LDK | 120,000円~300,000円 |
3DK | 160,000円~400,000円 |
3LDK | 180,000円~500,000円 |
上記はあくまで目安となります。
何度も申し上げますが、部屋の状態によって料金は変動します。
電話の時点や、現場をパッと見ただけで、
「これは○○円です」
「今すぐ契約しないと料金が上がります」
とすぐに言ってくるような業者は、悪徳業者である可能性が非常に高いので注意しましょう。
清掃費用について、さらに詳しく知りたい方は、「孤独死の特殊清掃費用はいくらかかる?相場や場所・作業別費用を解説」の記事もご覧ください。
3-2.作業別の料金プランを出す業者は絶対依頼しないで!
下記のように、作業ごとの料金を記しているところは絶対に依頼しないでください。
表記されている金額よりも、高い料金を請求され、ぼったくられます。
【作業項目ごとの料金目安】
作業内容 | 費用 |
---|---|
床上清掃 | 30,000円〜 |
消臭剤・除菌剤の散布 | 10,000円〜 |
浴室清掃 | 30,000円〜 |
畳の撤去・取り替え(1枚) | 3,000円〜 |
オゾン脱臭(1日) | 30,000円〜 |
害虫駆除 | 10,000円〜 |
汚物撤去 | 20,000円〜 |
項目を分けて記載するのは、「料金安く見せるためのテクニック」であるケースがほとんどです。
本来特殊清掃は、実際に現場に足を踏み入れてみないと、どの作業が必要になるかもわかりません。
表示されている金額は安いので、節約したいという理由から依頼する人もいるでしょう。
しかし、依頼しても匂いが消えなかったり、体液やシミがついたままで、結果的に「リフォームしないと、そもそも取れませんね」などと言われ、後悔するケースが非常に多いです。
後悔しないためにも、特殊清掃業者を利用する際は、最初に具体的な料金を提示してくれる、無料見積もりのサービスを利用することをおすすめします。
4.料金が極端に安い特殊清掃業者は死臭を消せる技術がない

料金を抑えたいからと、安い特殊清掃業者や、大して技術を持っていない特殊清掃業者を選ぶのはやめましょう。
死臭を完全に消しきることが出来なければ、次の入居者を迎えることはできないからです。
清掃費用は節約できても、入居者が入らなければ、その間の家賃収入はゼロとなってしまいます。
長い目で考えると、しっかり費用をかけて、確実に消臭できる特殊清掃業者に頼んだほうが良いのです。
しかし、中には知識や技術があると見せかけただけの、悪質な特殊清掃業者もいます。
次の動画をご覧ください。 インターネットで見つけた業者に依頼した結果、臭いを取りきってもらうこともできず、なんと600万円もの請求を後からされたという事案です。
実績がないせいでずさんな清掃をされ、やり直しを求めれば「これ以上はリフォームをしないと無理」と言って高額請求をしてくる悪徳業者がいるのです。
先ほどもお伝えしましたが、リフォームしないと完全消臭できないと行ってくる業者は、十中八九悪徳業者です!
本来はコーティング剤などを利用すれば、完全消臭ができるからです。
そうした特殊清掃業者に騙されないためにも、続いて紹介する、優良な業者の選び方をぜひ参考にしてください。
5.孤独死の部屋の清掃における優良な業者の選び方

先ほど記載したような、悪質な特殊清掃業者に引っ掛からないためにも、次の点を意識して優良な特殊清掃業者を選びましょう。
【特殊清掃業者の選び方のポイント】
- 数多くの実績がある
- 完全消臭保障がある
- 解体届・解体許可をもっている
精神的にも経済的にも大変な中、一念発起して依頼するからには、きちんと清掃して原状回復して欲しいですよね。
この3つのチェックで優良な業者かそうでないかが見分けられますので、よく読んで参考にしてください。
5-1.数多くの実績がある
はじめに確認すべきは、特殊清掃に関する実績が数多くあるかどうかです。
ホームページなどを確認して、作業実績や事例、口コミをチェックしましょう。
孤独死については、死後経過日数や死亡場所、死因など様々な状況があり、ひとつとして全く同じ現場はありません。
適切に対応していくには、知識だけでなく豊富な経験、実績が必要になります。
実績のない業者では後々臭いが戻ってきたり、床に染みついた体液が取り切れていなかったりして、やり直しが必要になることもあります。
5-2.完全消臭保障がある
完全消臭保障があるかも確認すべきポイントです。
先述の通り、消臭は特殊清掃において最も重要な作業と言っても過言ではありません。
会社のホームページを確認し、ただ消臭技術があると書いてあるだけでなく、どのような機材を所持しているのか、具体的な消臭方法が書かれているかなどの点を良く確認しましょう。
特殊清掃が必要な現場の臭いは、技術とノウハウがなければ完全消臭は不可能です。
完全消臭保証がない業者は、消臭技術に自信が無いということです。
そのため、完全消臭保障があるかどうか確認するようにしましょう。
5-3.解体届・解体許可をもっている
優良な特殊清掃業者を見分けるには、解体届・解体許可をもっているかも大きな判断基準になります。
孤独死した遺体の体液は、床板などにも浸みこみます。その場合、床をはがさない限り、体液やしみついた死臭を除去することはできません。
そして床をはがすためには、解体届・解体許可が必要不可欠です。
解体届と解体許可を持っていない業者に、孤独死した部屋の特殊清掃と完全消臭は、不可能と言っても過言ではありません。
特殊清掃業者は選び方がとても重要です。
近年、孤独死が急速に増加し、それに伴い特殊清掃業者も急増しています。
業者の中には、特殊清掃の経験が浅い業者も存在しており、当社にも「業者に依頼したのに臭いや汚れが取れていない」と、手直しの相談が多くあります。
以下の動画でも特殊清掃業者の選び方の重要性を語っていますので、ぜひご覧ください。
5-4.有資格者がいる
優良な特殊清掃業者を見分けるには、有資格者がいるかどうか?も大きな判断基準になります。
特殊清掃の仕事自体は資格がなくても従事できますが、孤独死の現場は特殊な技術が必要なので、専門的な知識と技術を持った有資格者のいる業者が信頼できます。
孤独死の特殊清掃業者の持っている資格としては、以下のようなものが挙げられます。
- 石綿作業主任者
- 解体届・解体許可
その業者に有資格者がどれくらいいるかを、ホームページで事前に確認しておきましょう。
特殊清掃業者の選び方を詳しく知りたい人は、下記の記事をご覧ください。
現場別で押さえるべきチェックポイントや悪徳業者の見分け方を解説しています。
KW「特殊清掃 業者 選び方
特殊清掃業者は選び方がとても重要です。
近年、孤独死が急速に増加し、それに伴い特殊清掃業者も急増しています。
業者の中には、特殊清掃の経験が浅い業者も存在しており、当社にも「業者に依頼したのに臭いや汚れが取れていない」と、手直しの相談が多くあります。
以下の動画でも特殊清掃業者の選び方の重要性を語っていますので、ぜひご覧ください。
6.24時間受付で緊急時も対応可能!リスクベネフィットが安心をお約束できる3つの理由

2012年、まだ特殊清掃という業種が世間に認知されていない時代に、創業者の「社会が抱えるリスクに対処する術を供給する」という強い思いからリスクベネフィットは誕生します。
誕生前、知識もノウハウもない頃、自力で行った特殊清掃には、1カ月もの時間を要しました。
それでも、これまで自分を支えてくださった世代の方々を、感謝の気持ちを伝えて見送りたい……そんな思いから研究を続け、現在では業界N0.1の実力、特許技術を備えた特殊清掃業者となりました。
全国各地で特殊清掃を行わせていただくようになってからも、創業当時の思いはブレておりません。
そして、孤独死のあった部屋の処理に悩む方に、ぜひご相談いただきたい理由は3つあります。
- 安心の実績
- 圧倒的技術
- 業界最安値
それぞれ紹介していきます。
6-1.過去8,000件、年間100件以上!数々の特殊清掃を任されてきた豊富な実績あり
リスクベネフィットには、孤独死の現場だけでなく、災害地域の復旧作業や、火災現場やゴミ屋敷の清掃作業など年間100件以上の特殊清掃を施行してきた豊富な実績があります。
お客様からも、「すべての不安が解消できた」「作業の仕上がりをみて安心できた」「実績のある会社を選んで正解」など、たくさんの喜びの声を頂いています。
6-2.「完全消臭」を保証する圧倒的技術



リスクベネフィットは、長年の特殊清掃作業で培った特殊清掃の特許技術で、様々な現場の完全消臭を可能としています。
- 薬剤散布:孤独死現場の臭気成分を研究し、結果に合わせた薬剤を使用
- オゾン燻蒸:通常換気に2年かかる死臭などの匂いを、たった1~2日で分解
- コーティング:専用のコーティング剤「シャダーン」で、臭気物質を徹底的に封じこめる
これらの特許技術を真似る業者は多くいますが、容量や用法、気温など様々な条件で消臭の結果は変わってきます。
そしてこれらの特許技術を利用できるのは、特捜隊®のライセンスを取得した事業者のみです。当社の特許技術では、【完全消臭】をお約束します!
6-3.特殊清掃業界をうみだしたパイオニアだから提供できる業界最安値のサービス
特殊清掃会社の多くは様々な団体に属しており、技術や特殊清掃用具を購入しているため、団体加盟料や技術使用料などの経費が掛かります。
しかし、当社は特殊清掃業界のトップランナーとして、技術を提供したり様々な用品を販売しています。
つまり、他社よりも原価を下げる事が出来ています。
緊急を要する方には、『孤独死パック』の初期サービスもご用意していますので、24時間受付の無料相談・お見積もりをご利用ください。
7.孤独死した部屋に関するよくある質問

部屋で孤独死が発生していた場合、次のような疑問を抱く人も少なくないでしょう。
- 孤独死した部屋の清掃費用は誰が払う?
- 孤独死した部屋は自分で掃除できる?
- 孤独死した部屋はその後どうなる?
ここでは上記の質問にお答えしていくので、悩んだ時の参考にしてみてくださいね。
7-1.孤独死した部屋の清掃費用は誰が払う?
孤独死した部屋の清掃費用を負担するのは、基本的には本人となります。
費用負担の責任が発生する順番は、次の通り決まっています。
【部屋の処理費用を負担するべき人】
1番 | 本人(預貯金や加入していた保険) |
---|---|
2番 | 連帯保証人 |
3番 | 保証会社 |
4番 | 大家(不動産管理業者) |
7-2.孤独死した部屋は自分で掃除できる?
孤独死が発生した部屋を自分で掃除することはできません。
どんなに見た目が綺麗に見える部屋だったとしても、見えない菌が空気中に浮遊しており、感染などのリスクが非常に高くなっているからです。
また自分で掃除を行っても、部屋に染みついた死臭を消すことはできません。
臭いが残ったままでは、次の入居者を迎えることもできないでしょう。
だからこそ、孤独死した部屋は特殊清掃業者に依頼することが大切です。
7-3.孤独死した部屋はその後どうなる?
孤独死した部屋は、特殊清掃業者による清掃後、事故物件として処理することになります。
ただし、国土交通省が定めた「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」には、特殊清掃を行った場合、3年間は事故物件として処理を行うと明記されています。
そのため、特殊清掃を行う必要があった孤独死の部屋は、清掃後、事故物件として貸し出すこととなるのです。
事故物件というだけで、借り手が少なくなってしまうかもしれません。
しかし、孤独死があったことが分からないほど部屋がきれいに清掃されていれば、借り手がつく可能性もあがるでしょう。
事故物件になってしまった部屋を売却・賃貸するための対策については、「孤独死が起きたら事故物件になる!物件価値を下げない対策を伝授」で詳しく解説しています。
8.まとめ
この記事では、孤独死が起きた部屋について詳しく解説をしてきました。
孤独死が起きた部屋は、すみやかに特殊清掃業者に依頼して対処してもらう必要があります。
その理由は次のとおりです。
ステップ1|警察に連絡する ステップ2|警察が家族に連絡する ステップ3|特殊清掃業者へ相談 ステップ4|部屋の特殊清掃作業 |
孤独死の部屋の清掃は自力ではなく、特殊清掃業者に依頼しましょう。
孤独死の部屋の清掃では「死臭を消す」ことがとても難しく、死臭を消すことができるのは、特殊な技術を持っている特殊清掃業者のみです。
特殊清掃業者に依頼すべき理由は次のとおりです。
【特殊清掃業者に依頼すべき理由】 ・死臭は通常の清掃では消えない ・害虫や害獣による健康被害の可能性あり ・早めに依頼しないと原状回復が難しくなる |
そして孤独死が起きた部屋の特殊清掃は、次の手順で進みます。
ステップ1|現場確認・見積もり ステップ2|清掃作業 ステップ3|遺品整理 ステップ4|リフォーム ステップ5|消臭・脱臭 |
完全に消臭ができ、次の入居者に貸し出せるようになるまでには2~3カ月ほどかかってしまいます。
なるべく早く原状回復するためにも、特殊清掃の依頼は早めに行いましょう。
ただし、特殊清掃業者を選ぶ場合は次の点を意識することが大切です。
【特殊清掃業者の選び方のポイント】
- 数多くの実績がある
- 完全消臭保障がある
- 見積もりの内容が明確
- 有資格者がいる
孤独死が部屋で発生し、現在これからどうすればいいか途方に暮れていることかと思います。
しかし早めに特殊清掃業者を呼べば、部屋をしっかり原状回復させることができるでしょう。
時間が空けばあくほど、孤独死した部屋の原状回復は難しくなっていきます。
大事な物件を守るためにも、そして部屋に新たな入居者を呼ぶためにも、特殊清掃業者への依頼を早めに行ってくださいね!