「家族の孤独死遺体が腐敗していると聞いたけど、私たちは何をすればいいの?」
今のあなたは、突如大家やオーナー・警察から連絡を受け、戸惑っているところでしょう。
家族や親戚が孤独死をして腐敗が進んでいた場合、すぐに葬儀会社の手配と、部屋の特殊清掃を行わなければいけません。
なぜなら、腐敗した遺体からは目も開けられないほどの死臭が出ており、部屋には害虫・害獣が大量に発生してしまっているからです。
今すぐ葬儀会社を手配し、火葬の準備を整える必要があります。
また、次のような理由から自力での清掃も困難なため、今すぐ特殊清掃業者に依頼する必要があります。
【自力での清掃・遺品整理が危険な理由】
- 汚染物が広がり、害虫・害獣が大量に発生していて感染リスクが高い
- 呼吸ができないほどの腐敗臭が部屋中に漂っており目も開けられない
- 遺品の多くに体液や腐敗臭がしみこんでいて、持っているだけで危険
とはいえ、葬儀会社を手配してその後どうすればいいのか、特殊清掃業者はどこを選べばいいのかなど、悩みは尽きないでしょう。
特に誤った特殊清掃業者を選んでしまうと、適切な清掃は行われず、腐敗臭も消してもらえず、高いお金だけ支払うことになるケースが少なくありません。
次の動画をご覧ください。
依頼者に承諾を得ずに勝手に作業を始め、挙句の果てに600万円を請求してくるという、悪徳業者の実態です。
彼らに騙されないためにも、特殊清掃業者選びは慎重に行う必要があります。
そこで、この記事ではあなたが適切に行動できるよう、次の3点について重点的に解説していきます。
【この記事で分かること】
- 孤独死で遺体が腐敗していた場合にあなたがやるべきこと一覧
- 孤独死で遺体が腐敗していた場合にかかる全ての費用まとめ
- 適切に清掃を行ってくれるおすすめの特殊清掃業者
孤独死遺体が腐敗している、と聞くとどうしてもパニックになるのは避けられません。
しかしこの記事を読めば、一つひとつステップを踏みながら、落ち着いて行動することができます。
ぜひ一度深呼吸して、あなたがやるべきことを確認していきましょう。
Contents
1.孤独死で遺体が腐敗している場合にやるべきこと一覧

冒頭でも述べましたが、孤独死の遺体が腐敗していた場合は、直ちに葬儀会社の手配と特殊清掃を行わなければいけません。
しかし、それ以外にも、遺族としてやるべきことはたくさんあります。
家族が孤独死で腐敗してしまった場合に、いつどんなことを行うべきものなのかをおおよその時系列でまとめましたので、まずは以下の一覧でご確認ください。

このように、遺体を引き取る場合と、遺体を引き取らない場合とで、今後の流れは変わっていきます。
遺体を引き取る場合は、葬儀会社の手配をまずは行うようにしましょう。
遺体を引き取らない場合でも、遺骨だけ引き取るかどうか判断できます。
たとえ遺骨を引き取らなかったとしても、無縁墓に入ることになるので、遺骨の行き先がないという心配はありません。
ここからは、それぞれの順序について具体的に何を行うのか、説明します。
1-1. 葬儀会社を手配する
警察が遺体を搬送してから、連絡を待つ間に、葬儀会社を手配します。
遺体が腐敗している場合の火葬は死亡地で行うことになっているため、基本的に死亡地周辺の葬儀会社を探してください。
葬儀会社は、遺体を警察署に引き取りに行ってくれるので、早めに連絡するようにしましょう。
葬儀会社を探す方法は、以下の通りです。
【葬儀会社の探し方】
- インターネットで検索する
- 賃貸住宅の管理者に紹介してもらう
- 故人の生前手配による
故人が終活として生前手配していることもあるので、何か聞いたり預かっていたりするものがあれば、まずはその内容を確認してください。
ごくまれに、葬儀会社によっては、腐敗した遺体に対応できないケースもあります。
腐敗している場合は必ずその旨を伝えて、対応可能かどうか相談してください。
同時に見積もりも取ってもらい、確認したうえで依頼すると、後から高額な請求をされてしまわずに済みます。
【遺体の引き取りを行わない場合は自治体が火葬を行う】
腐敗した孤独死遺体を引き取らないと判断した場合は、自治体が火葬を行います。
自治体に料金を支払う必要はあるものの、あなたが葬儀会社を手配する必要はありません。
火葬後の遺骨の引き取りについても、自治体によっては断れない場合もあるものの、基本的には引き取るか引き取らないかを判断できます。
引き取られなかった遺骨は、無縁墓に入れられます。
さまざまな事情で、引き取りが難しいと判断するケースもあるでしょう。
引き取るかどうかは遺族が自由に決められるので、安心してくださいね。
1-2. 特殊清掃業者の手配を行う
次に、特殊清掃業者の手配を行います。
腐敗した遺体があった部屋は、放置すればするほど汚れや死臭が取れなくなってしまうので、早めに業者を手配する必要があります。
腐敗した遺体によって発生した害虫や害獣が、近隣の住居に悪影響を与える可能性もゼロではありません。
孤独死した部屋の原状回復を速やかに叶えるためにも、早めの依頼を行いましょう。
なお、知識のない依頼者を逆手に取る悪徳業者も中には存在するので、特殊清掃業者は必ず見積もりを確認し、慎重に選ぶようにしてくださいね。
【相続放棄する場合の特殊清掃は不動産管理者に連絡を!】
故人の相続を放棄する可能性が少しでもある場合は、不動産の管理者に特殊清掃の発注をお願いする必要があります。
なぜなら、死亡した部屋が賃貸住宅であっても、その部屋の特殊清掃の発注や費用負担に関わると、すべての財産について相続放棄ができなくなることがあるからです。
ただし、遺体や遺骨の引き取りは相続財産に当たらないので、たとえ相続破棄する場合でも引き取って問題ありません。
1-3. 遺体の引き取り許可がおりたら遺体を引き取る
警察での詳しい身元の確認や検視が済んだ後、遺体の引き取り許可がおります。
【遺体の引き取りまでの時間】
事件性がない場合 | 半日~数日程度 |
腐敗が進みすぎており、DNA鑑定が必要な場合 | 10日~2週間程度(長くて1カ月) |
引き取り許可がおりたら、遺体と死体検案書を受け取ります。
死体検案書とは、死亡診断書の代わりに発行される書類で、死亡届の提出時に必要です。
遺体の引き取りは、葬儀会社が代行してくれる場合があるので、依頼した会社に確認してみてください。
引き取り時に必要な持ち物は次の2つです。葬儀会社が代わりに引き取りに行く場合は、葬儀会社に預けます。
【遺体の引き取り時に必要な持ち物】
- 故人と引き取り人の身分証明書
- シャチハタ以外の印鑑
- 死体検案書にかかる費用(現金)
自治体によっては、死体検案書の作成や遺体の搬送・保管にかかった費用が発生する場合があります。
詳しくは「2.孤独死で遺体が腐敗した場合に発生することのある費用」で、解説しているのでご覧になってみてください。
1-4. 死亡届の提出後に火葬・葬儀を行う

遺体を引き取ったら、死亡届を役所に提出します。
死亡届の提出には、先ほど遺体の引き取り時に受け取った「死体検案書」が必要です。
なお、死亡届の提出も葬儀会社が代わりにやってくれるので、お願いすると良いでしょう。
このとき、火葬に必要な「火葬許可申請書」もあわせて受取ってきてもらえます。
死亡届と火葬許可証の発行が済んだら、火葬と葬儀を行います。
腐敗した遺体は葬儀の前に先に火葬を済ませるケースが多いです。
なお、腐敗した遺体の入った棺は開けることができません。
異臭が発生しているため、そもそも開けられないような状態になっています。 遺体と一緒に生前の思い出の品を火葬してほしい。そんな願いを抱いている人も多いかもしれませんが、非常に難しいと覚えておいてくださいね。
1-5. 特殊清掃業者に清掃と遺品整理を行ってもらう
続いて、特殊清掃業者に部屋の清掃や遺品整理を行ってもらい、遺言状や遺書の有無を確認します。
孤独死が発生した部屋には、警察からの入出許可が出るまで、入ることはできないので注意しましょう。
遺品整理を行う場合の、特殊清掃業者の清掃の流れは次の通りです。
【特殊清掃業者による清掃の流れ】
- 簡易清掃
- 遺品整理
- 徹底清掃
簡易清掃と徹底清掃の違いについて、簡単に説明します。
簡易清掃 | 徹底清掃 | |
---|---|---|
目的 | 一般人が防護服なしで入室できるようにする | 孤独死が発生しなかった状態に戻す |
清掃内容 | ・消毒 ・汚染物撤去 ・簡易消臭 ・害虫駆除 | ・家財品の撤去および処分 ・腐敗液の徹底清掃 ・壁紙の撤去 ・床解体 |
臭い | 少し残る | ほぼ完全に消臭 |
戸建てで取り壊し予定がある場合などは、簡易清掃だけを業者に依頼し、遺品整理を遺族のみで行うこともできます。
しかし、遺体が腐敗していた場合、部屋にあった遺品には、体液や腐敗臭がついてしまっているケースが少なくありません。
その場合、大事な遺品であっても、手元に残すことは不可能です。
しかし特殊清掃業者なら、腐敗臭のついた遺品の消毒・消臭・梱包まで行えるので、必ずセットで依頼するようにしましょう。
遺品整理については「孤独死現場の遺品整理を方法を徹底解説!その注意点とは?」で、より詳しく解説しています。遺品整理について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1-6. 賃貸契約や公共料金などを解約する
最後に、賃貸契約や公共料金などを解約するのも忘れてはいけません。
ただし、特殊清掃で電気などを使用することがあるため、公共料金の解約は特殊清掃が終わった後で行う方が良いでしょう。
【解約チェックリスト】
- 公共料金
- 電話
- 各種サービス
- クレジットカード等
クレジットカードは複数枚所持していることも多く、中には使用していないながら年会費が発生するものがあります。
金額としては小さなものですが、使用していないために明細がなく、なかなか見つけにくいものなので、遺品整理の際によく注意して探してください。
そして賃貸契約の解約では、次の点について確認する必要があります。
【賃貸契約の解約時に確認する項目】
- 契約条件の確認
- 違約金等の支払い
- 管理者への原状回復費用の支払い
賃貸契約の解除は、契約書をよく確認し、特に原状回復の基準についてしっかりと確認しましょう。
原状回復の範囲について、民法では「通常の使用及び収益によって生じた賃借物の損耗並びに賃借物の経年変化を除く」と定めています。
出典:法務省『民放の一部を改正する法律案新旧対象条文』
つまり、孤独死以外の理由で損耗した、通常使用や経年劣化によるものの修繕や取り替え費用は含まれないのです。
とはいえ、契約は個々で結んだものが優先されるため、契約書に特に書いてあればその通りの費用を支払います。
2.孤独死で遺体が腐敗した場合に発生することのある費用

孤独死で遺体が腐敗していた場合、遺体の引き取りや葬儀代のほか、特殊清掃や住居の原状回復費などで費用が発生します。
主にかかる費用は次の通りです。
【孤独死で遺体が腐敗した場合の費用】
- 遺体の引き取りや葬儀費用
- 特殊清掃の費用
- 賃貸住宅の原状回復費
ここでは、それぞれの費用の内訳についてご紹介します。
2-1. 遺体の引き取りや葬儀費用
まずは遺体の引き取りから、葬儀・納骨までにかかる費用の内訳を紹介します。
遺体の引き取り | 無料〜10万円(自治体による) |
遺体の搬送 | 2万円程度(搬送距離による) |
遺体の安置 | 1万円〜5万円/日 |
火葬 | 公営:無料〜3万円(自治体による) 民営:3万円〜6万円(ランクによる) |
葬儀 | 一般平均:196万円程度(規模や形式による) 直葬(火葬式)平均:45万円程度 |
納骨 | 納骨式:8万円〜12万円(会食費を除く) お墓の建立:180万円〜200万円程度 |
自治体によっては、費用がかからない項目もありますが、全てが無料になるわけではありません。
自治体に火葬をお願いした場合も、火葬費用は遺族が負担しなければいけないので用意しておきましょう。
また、遺体や遺骨は相続財産にはあたらないものなので、遺体の引き取りをしたからといって相続放棄ができなくなるものではありません。逆の場合でも法律上の問題はありません。
自治体によって「無料」とあるものは、最初から請求のないものと、一旦支払いをし、後で申請することで返還されるものとがあります。詳しくは、死亡地の役所の窓口に確認をしてください。
2-2. 特殊清掃の費用
特殊清掃は、間取りや清掃内容ごとに選べる、パックプランが多いです。
間取り別のパックプランごとの料金目安は、下記のとおりです。
参考として、弊社株式会社リスクベネフィットのプラン料金をご覧ください。
※あくまでも目安として参考にしてください。
【間取り別の特殊清掃費用(目安)】
タイプ | 費用 |
---|---|
緊急入室プラン ※入室に必要な清掃・消毒・簡易消臭セット | 78,670円 |
完全消臭プラン 1DK、1LDK | 70,000円 |
完全消臭プラン 2DK、2LDK | 80,000円 |
完全消臭プラン 3DK以上 | 100,000円 |
おまかせプラン 特殊清掃~遺品整理~完全消臭 | 480,000円 |
基本的には、一般の人が入室できる状態にまで清掃する「緊急入室プラン」と、「完全消臭プラン」を合わせて利用することになります。
遺体が腐敗した場合の孤独死の特殊清掃費用について、もっと詳しく知りたい方は、「孤独死の特殊清掃費用はいくらかかる?相場や場所・作業別費用を解説」の記事もあわせてお読みください。
私たちリスクベネフィットでは、緊急を要する方に、『孤独死パック:86,537円(税込)』の初期サービスもご用意しています。24時間受付の無料相談・お見積もりをご利用ください。
作業別の料金プランを出す業者はぼったくり!
下記のように、作業別の料金プランを出す業者は、絶対に避けてください。
作業内容 | 費用 |
---|---|
床上清掃 | 30,000円~ |
消臭剤・除菌剤の散布 | 10,000円~ |
浴室清掃 | 30,000円~ |
畳の撤去・取り換え(1枚) | 30,000円~ |
オゾン脱臭(1日) | 30,000円~ |
害虫駆除 | 10,000円~ |
汚物撤去 | 20,000円~ |
「料金安く見せるためのテクニック」でしかなく、低技術で臭いが残り、「そもそもリフォーム
しないと無理です」などと平気で言ってくる可能性が高いです。
特殊清掃は、実際に現場を見ないと、どの作業が必要になるかわからない、オーダーメイド式だと思ってください。 実際に騙されて泣き寝入りする方も多く、歯痒く思っています。本当に避けてください。
2-3. 賃貸住宅の原状回復費
特殊清掃で徹底清掃した場合は、遺体周辺の床板を外すことが、よくあります。
床板が外れた状態から、次の借り手が住める状態に戻すのが、賃貸住宅の原状回復費です。
通常は敷金から充てられるものですが、遺体の腐敗や損傷が酷く、範囲が広い場合には、敷金だけでは足りず、追加徴収されることがあります。
遺産の相続放棄と、それに付随した相続財産管理人の選出を行った場合には直接の支払い義務はありません。
しかし、住居の連帯保証人だった場合は、必ず支払わなければいけないので、注意しましょう。
3.腐敗した場合に自力で清掃・遺品整理を行うのは困難

「できるだけ費用を抑えたいから」と、清掃・遺品整理を自分でやろうと考える人もいるかもしれません。
しかし、自力で清掃・遺品整理を行うのは危険なので絶対にやめてください。
危険な理由は、主に次の3つです。
【自力での清掃・遺品整理が危険な理由】
- 汚染物が広がり、害虫・害獣が大量に発生していて感染リスクが高い
- 呼吸ができないほどの腐敗臭が部屋中に漂っており目も開けられない
- 遺品の多くに体液や腐敗臭がしみこんでいて、持っているだけで危険
このような理由から、特殊清掃は、素人の手で行うことはできないのです。
孤独死が発生した部屋は、目も開けていられないほどの異臭が漂っています。
油やチーズが腐った匂いを、さらに何十倍にもきつくしたような、ひどい悪臭です。
肌に痛みを感じるほどの匂いの場合もあります。
分厚い防護服に身を包み、窓も開けられず、換気もできない部屋で、ゆっくり大事なものを見る余裕などあるでしょうか。
部屋には亡くなった人からの手紙や、大事な遺品がしまわれているかもしれません。
どうしても自分で見つけたい、故人の最期を知りたい、そんな思いもあるでしょう。
しかし体液や腐敗臭がしみこんだ遺品は、持っているだけで危険を伴います。
苦しい思いをしてまで遺品整理を行うあなたを見て、亡くなった人が申し訳なさを感じてしまう可能性だってあります。 だからこそ、故人を尊重し、丁寧に遺品整理を行ってくれる特殊清掃業者に依頼することが大切なのです。
4.孤独死で遺体が腐敗していたときはリスクベネフィットにご相談ください!

ご家族が孤独死されたということであれば、特殊清掃の専門家集団である、我々株式会社リスクベネフィットにまずはご相談ください。
【リスクベネフィットの強み】
- 過去8,000件以上の豊富な実績
- 自社特許技術で完全消臭が実現可能
- 清掃中も清掃後も臭いの視覚化を実現
- 国際機関(WHO・CDC)の認定を受けた唯一の除菌工法
株式会社リスクベネフィットは、腐敗した孤独死遺体の、死臭を完全消臭できる特許技術を持っています。



孤独死現場の臭気成分を研究し続けてきた我々は、確かな研究結果が出た薬剤を用いて、孤独死現場の清掃を行います。
さらに、死臭の匂い分子をオゾンの力で消臭し、1~2日で分解させます。そして専用のコーティング剤「シャダーン」を用いて、臭気物質を封印することが可能です。
臭気レベルはPCで可視化し、人間が感じないレベルまで完全消臭できているか、確実なチェックも行っています。

これらの技術を用いて特殊清掃を行う我々リスクベネフィットだからこそ、腐敗した孤独死の現場でも、完全消臭が実現できるのです。
これらの作業は当社の特許技術でありますが、サービスを模倣する悪徳業者が絶えず存在しています。模倣した技術で、死臭の完全消臭を行うことはできません。
このような悪徳業者によるずさんな清掃の手直しを、リスクベネフィットでは数多く請け負っています。
特殊清掃のノウハウも大して知らず、遺族から大金を巻き上げるだけの悪徳業者に、これ以上騙される人を増やしたくありません。
故人が過ごしてきた空間と、ご遺族の最期のお見送りの時間を、悲しい気持ちで終わらせたくはないのです。
特許技術を取得した我々リスクベネフィットなら、近隣住居への配慮や、遺品整理への希望などの思いにも配慮することができます。
あなたの要望に最適な方法を提案させていただきますので、ぜひ一度ご相談ください!
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5.まとめ
今回は、家族が孤独死で腐敗してしまった場合の、手続きや費用についてお伝えしました。
家族が孤独死し、遺体が腐敗していた場合にあなたがやるべきことは次のような流れです。
【孤独死遺体が腐敗していた場合の流れ】
- 葬儀会社を手配する
- 特殊清掃業者の手配を行う
- 遺体の引き取り許可がおりたら遺体を引き取る
- 死亡届の提出後に火葬と葬儀を行う
- 特殊清掃業者に清掃と遺品整理を行ってもらう
- 賃貸契約や公共料金などを解約する
そして、孤独死で遺体が腐敗していた場合は次のような費用が発生します。
孤独死で遺体が腐敗した場合の費用
- 遺体の引き取りや葬儀費用
- 特殊清掃の費用
- 賃貸住宅の原状回復費
- 近隣への賠償費用
費用を節約したいと思っても、特殊清掃や遺品整理を自力で行うのは、次のような理由から危険です。
自力での清掃・遺品整理が危険な理由
- 汚染物が広がり、害虫・害獣が大量に発生していて感染リスクが高い
- 呼吸ができないほどの腐敗臭が部屋中に漂っており目も開けられない
- 遺品の多くに体液や腐敗臭がしみこんでいて、持っているだけで危険
さまざまな危険やリスクを避けるためにも、孤独死で遺体が腐敗していた後の清掃および遺品整理は、特殊清掃業者に頼むようにしましょう。
火葬と特殊清掃を終えるまでは、物理的にも精神的にも忙しない状態が続くはずです。
どうぞひとつひとつ落ち着いて対処してください。
この記事が、家族や親戚の孤独死という突然の出来事の中で、あなたの支えるものになることを願っています。