一度発生するとなかなか取れない、火災後の焼け焦げたにおい。
隣の家で火災が発生し、煙が入ってきただけでも、自分の家ににおいが染みついてしまうことがあります。
人間の嗅覚は、火災のにおいに敏感にできています。危険を素早く察知することで、逃げられるようにするためです。そのため火災臭は、人間の鼻にとって不快なにおいとなっています。
「隣の家で火災が発生して煙が入ってきただけなんだけど、においがとれない」
「以前あったボヤ。すぐに火を消し止めたけどにおいが残っている。どうやってとったらいいんだろう」
と疑問に思っている方のために、この記事では、火災後のにおいの消臭方法を解説していきます。
火災臭の消臭方法は大きく分けて2つあります
- 自分で消臭する
- 業者に消臭を依頼する
上記2つの消臭方法について、次の観点から解説をしていきます。
- 消臭方法
- 費用
- メリット・デメリット
結論からいうと、火災後のにおいを自分で完全消臭するのは難しいです。記事の後半では、その理由についても解説していきます。
それでもまずは自分で消臭してみたい、という方のために、火災臭を自分で消臭する方法を次の通り、6つ解説していきます。
- 換気する
- はたき掃除・拭き掃除をする
- 衣類は手洗いしたあと洗濯機で洗濯
- 本は天日干しする
- カーテンやカーペットなど交換できるものは取り替える
- 消臭スプレーを使う
ですがやはり完全消臭は火災現場消臭業者に頼むのがベストです。ということで、消臭業者を選ぶときのポイントも3つ、解説していきます。
- 火災消臭に特化している
- 有害物質も除去してくれる
- においを数値化して完全消臭をしてくれる
この記事を読むことで、火災後の消臭方法について知り、まずは自分で清掃してみて、それでもにおいが消えないなら消臭業者を選ぶところまで実際に行動に移せるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Contents
1.火災後の消臭方法2つ
火災後の臭いを消す方法は2つあります。
- 自分で消臭する
- 業者に消臭を依頼する
それぞれの方法で、費用も大きく異なり、それぞれメリット・デメリットもあります。
自分の置かれた状況によって、どちらで対応するべきなのか判断できるようになりましょう。
それでは、それぞれの清掃方法を見ていきましょう。
1-1.火災臭を自分で消臭する
1つ目は、自分で火災後の消臭をすることです。
火災のにおいの元になっているのは主に火災時に発生するススです。ススに含まれる物質がにおいを放つので、自分でこのススを取り去ることができれば、においを軽減することができます。
火災臭を自分で消臭する方法について、次の内容を具体的に解説していきます。
- 自分での消臭方法
- 自分で消臭する場合の費用
- 自分で消臭するメリット・デメリット
それでは順番に見ていきましょう。
1-1-1. 自分での消臭方法
部屋中に広がったススを取り除くために自力でできることは、次の通りです。
自分でできる消臭方法 | 対象となる場所 |
---|---|
換気 | 部屋全体 |
拭き掃除 | 床、壁、天井、窓、ドア、エアコン、キッチン周り |
洗濯 | 布類(カーテン、ソファカバー、布団、衣類、ぬいぐるみ) |
天日干し | 書籍など |
消臭スプレー | ソファ、じゅうたん |
まるごと交換 | カーテン、ソファカバー、布団など |
家にある雑巾や洗濯機、洗剤を使用して、においの元であるススを取り除くことでにおいを軽減させます。
それぞれの消臭方法の詳しい手順については、「3. 火災後のにおいを自分で消臭する方法6つ」で解説していきます。
1-1-2. 自分で消臭する場合の費用
自分で消臭することで、業者に頼むよりも圧倒的に費用を抑えることができます。
「3.火災後のにおいを自分で消臭する方法6つ」でも解説する通り、基本的には拭き掃除や洗濯で消臭することになるので、家にある雑巾や洗剤を使えば、新しく揃えなければならない消臭用具はほとんどありません。
ただ、においのレベルによっては、一部消臭スプレーを使用したり、においの染み込んだカーペットを交換しなければならないので、そこは費用がかかります。
具体的に自分で消臭する時にかかる費用の目安は次の通りです。
・消臭スプレー:300〜10,000円消臭スプレーは、市販の通常のにおい用のものを使用するか、火災専用のものを使用するかで大きく変わってきます。
火災臭専用のものであれば、オゾンを使っており、10,000円程度と高額です。
通常のにおい用のものだと、価格はおさえられますが、効果が薄い可能性があります。
・カーペットの交換費用:5,000円〜40,000円
においが染み付いてしまったカーペットは交換するしかありません。においの元となるススは粒子が小さいため、繊維の奥へ潜ってしまうからです。
そのため、新しいカーペットを購入する費用がかかります。
質や機能にどれだけこだわるかによって、料金は大きく変わります。
1-1-3. 自分で消臭するメリット・デメリット
火災のにおいを自分で消臭することのメリットとデメリットは次の通りです。
火災臭を自分で消臭する
メリット | ・消腫費用を抑えることができる |
---|---|
デメリット | ・完全消臭できないことがある ・手間・時間がかかる ・有害物質による健康被害のリスクがある ・家具を買い直すと高額になる場合がある |
自分で消臭する大きなメリットは、清掃業者に依頼する場合と比べると、圧倒的に費用を抑えることができます。前述の通り、かかる費用は消臭スプレー代や、カーペットなどの交換費用のみだからです。
一方、デメリットは手間や時間がかかることはもちろんですが、特に大きな問題は自分で消臭するのでは、においを完全に取り除くことができないことです。詳しくは「2.火災後のにおいを自分で完全消臭するのは難しい」で解説していきます。
1-2.業者に消臭依頼をする
火災のにおいを消臭するもう一つの方法は、火災現場消臭業者に依頼をすることです。
火災のにおいは壁や建物に染み付いてしまっているため、なかなか自分では取り切れないことがあります。そういった場合は火災現場の消臭のプロである業者に頼むのがベストな方法です。
火災臭の消臭を業者に依頼する方法にについて、次の順番で具体的に解説していきます。
- 火災消臭業者による消臭方法
- 火災消臭業者に依頼し消臭する場合の費用
- 火災消臭業者に依頼し消臭するメリット・デメリット
それでは順番に見ていきましょう。
1-2-1. 火災消臭業者による消臭方法
火災現場の消臭を業者に頼む場合、大まかに分けると次のような作業があります。
業者に頼む場合の消臭方法 | 具体的な作業内容 |
---|---|
内装材撤去作業 | においの発生源を取り除くため、焼け残った内装材をはがす (火災の程度による) |
天井・側壁のスス除去 | 天井や側壁など、剥がせない建材やコンクリートのススを除去 (火災の程度による) |
オゾン脱臭作業 | オゾン発生装置を使用し、酸化分解法(オゾンが臭気物質と衝突した時に臭気物質が酸化される化学変化を用いて脱臭する方法) で空間やコンクリート内部にあるにおいの発生源を分解消臭。 |
*内装材とは…床、天井、壁などに使う素材。フローリングや畳、壁紙などの仕上げ材と、その下地となる素材。
もちろん火災の程度によりますので、内装材などを撤去せずに、オゾン脱臭作業だけで済む場合もあります。
多くの業者がオゾンを燻蒸(部屋を閉め切った状態で薬剤を対象範囲に浸透させる)させてにおいの元となる物質を分解し、においを消臭する方法を取り入れています。
業者によっては、上記の作業にプラスして、独自の技術を使用し完全消臭を徹底しているところもあります。消臭業者の選び方については、「4.火災現場消臭業者を選ぶときのポイント3つ」を参照してください。
1-2-2. 火災消臭業者に依頼し消臭する場合の費用
費用は、火災現場の状況やにおいのレベル、部屋の大きさなど、その現場の状況によって大きく変わります。また、依頼する清掃業者によっても異なるので、一概に費用の相場を解説するのは難しいです。
なので、ここでは、当社リスクベネフィットがご提案している費用を参考にご紹介させていただきます。
◎リスクベネフィットの火災現場消臭サービスの費用
作業内容 | 金額 | |
---|---|---|
内装材撤去作業 | においの発生源を取り除くため、焼け残った内装材をはがす作業。 | 35,000円/人 |
天井・側壁 スス除去作業 | 天井、側壁等コンクリートのススを除去する作業。 | 9,200円/㎡ |
有害物質酸化分解作業 | 有害物質類分解装置を複数設置し、酸化分解法にて、空間、コンクリート内部にあるにおい発生源を分解消臭。 | 1,800円/㎥ |
特殊コーティング作業 | スス臭を消臭するための専用薬剤混合塗料を使用し、燃えた箇所をコーティングしてにおいを防ぐ | 6,500円/㎡ |
参考:火災火事現場清掃 特許技術で完全消臭 リスクベネフィット
火災消臭の工法と料金とは?国内唯一消臭特許取得済み
においの程度や間取りの広さによって、消臭作業にかかる費用は大きく変化いたしますので、実際の金額はお問い合わせいただいてからの確認となります。
上記は、あくまで参考情報としてご理解いただければ幸いです。
1-2-3. 火災消臭業者に依頼し消臭するメリット・デメリット
火災のにおいを自分で消臭することのメリットとデメリットは次の通りです。
火災臭の消臭を業者に依頼する
メリット | ・完全消臭できる ・手間・時間がかからない ・有害物質による健康被害のリスクがない ・家具を買い直す場合、費用と手間がかからない |
---|---|
デメリット | ・消臭費用がかかる |
メリットはやはり、自分では取りきれないにおいを、消臭業者であれば特殊技術を駆使し完全消臭してくれることです。
デメリットは、その分、自分で消臭するよりも費用がかかること。においを徹底的に消臭するには特殊技術が必要なので、どうしても費用がかさみます。
2.火災後のにおいを自分で完全消臭するのは難しい
火災消臭には2つの方法がありますが、おすすめは消臭業者に依頼する方法です。
前述した通り、火災臭は頑固で消臭が難しく、自分で消臭すると、完全消臭するのに数ヶ月〜数年かかってしまうこともあります。
なぜ火災臭はそれほどに消臭が難しいのか、その理由は次の2つです。
- 焼け焦げ臭に含まれる成分は分解が進むのが遅い
- 天井やコンクリートににおいが染み込んでいる
火災のにおいの消臭を自分でするのは難しい理由を知り、消臭業者への依頼という次のステップへ進む準備をしていきましょう。
2-1. 焼け焦げ臭に含まれる成分は分解が進むのが遅い
焼け焦げ臭に含まれる成分は、なかなか分解が進みません。
火災の後に残る焼け焦げ臭は、 焦げのにおいの元となる成分が不揮発性(気体にならない性質)で、耐熱性の膜で覆われ、カプセル状のようになってしまうからです。
このような状態になると、このカプセル化した成分が衣服や布類に付着し、徐々に焦げの匂いを放出していくため、においがなかなか消えないのです。
2-2. 天井やコンクリートににおいが染み込んでいる
表面についているススを落としたとしても、においの成分はすでに天井やコンクリートに染み込んでしまっていることもあります。
天井やコンクリートなどといったほとんどの物質には、細孔という小さな穴がたくさん空いています。その穴に、においの成分が入り込み、においが染み付いてしまうのです。
こうなると、換気やススを拭き取るだけではにおいは取れません。においの成分を元から分解するような特別な技術が必要になります。
3.火災後のにおいを自分で消臭する方法6つ
前述した通り、火災現場のにおいを自分で完全消臭するのは難しいです。
しかし
「それでも自分で一度トライしてみたい。」
「費用をできるだけかけたくないから、自分でできるところまでは消臭したい」
という人もいるでしょう。
そこでこの章では、火災のにおいを自分で消臭する方法を6つ解説します。
- 換気する
- はたき掃除・拭き掃除をする
- 衣類は手洗いしたあと洗濯機で洗濯
- 本は天日干しする
- カーテンやカーペットなど交換できるものは取り替える
- 消臭スプレーを使う
自分で消臭する方法を知り、実際に実践してみることで、自分でどれだけ消臭できるかがわかります。
においのレベルによっては、自分で清掃することで、ほとんどのにおいをとることができることもあるかもしれません。
それでも消臭ができなかったら、次の章で火災現場消臭業者を選ぶポイントを解説するので、見てみてください。
それでは、自分で消臭する方法を6つ、それぞれ順番に見ていきましょう。
3-1. 換気する
まず初めにできることは、換気をすることです。
窓とドアを開けてできるだけ空気の通気性を良くし、換気扇を回してにおいが外に出るようにしましょう。
【換気をする時のポイント】
・網戸を開けておく
窓を開けることで、においの元となっている小さな粒子のほとんどは外へ出て行きますが、一部、網戸に引っかかって残り、においが微妙に続くことがあります。
なので、できれば網戸は開けておきましょう。網戸を開けておくのが難しい場合は、網戸の拭き掃除を行いましょう。
3-2. はたき掃除・拭き掃除をする
火災のにおいが強い部分に、はたき掃除と拭き掃除をするのがにおいを取るのに効果的です。
火災のにおいが残る原因は、主にススにあります。ススに含まれるにおいの元がにおいを放っています。なのでそのススを取りのぞいてしまえば、においの元を取り除くことができます。
◎ステップ1:はたき掃除をする
サウナなどでも実感したことがあるかもしれませんが、熱は上昇したがります。火災が発生した後の熱で、ススが上に舞い上がり、天井にたくさん付いています。
なのでまずは天井のススをはたき掃除で落としましょう。その後、壁のススもはたき下ろしましょう。
◎ステップ2:拭き掃除をする
はたき掃除が終わったら、次は拭き掃除です。濡れた雑巾で天井や壁、エアコンなどを拭き取りましょう。
雑巾はこまめに洗いましょう。においの元がついた状態で拭き続けると、他のところににおいがうつってしまいます。
【はたき掃除・拭き掃除をする時のポイント】
・上から下へ掃除する
汚れは上から下へと落としていくのが基本です。反対の順番でやってしまうと、せっかく下を掃除したのに、上を掃除したときにまた下に汚れが落ちてしまうからです。
天井→壁→床の順番で掃除をしていきましょう。
3-3. 布類は手洗いしたあと洗濯機で洗濯
衣類やその他の布製品は、手洗いしたあと、洗濯機で洗濯すればにおいを取ることができます。
衣類やぬいぐるみ、カーテンなど、選択できるものであれば、そこについたススやにおいの元を洗い流すことで消臭をすることができます。
【衣類を洗濯をする時のポイント】
・必ず手洗いしたあとに洗濯機で洗濯する
洗濯をするときは、洗濯機で最初から洗濯をするのではなく、先に必ず手洗いをしましょう。大きい粒子のススが洗濯槽を傷めたり、汚れとなって溜まって洗濯機が正常に機能しなくなる原因となることがあります。
ススなどの大きな汚れをまずは手洗いで落としたあとに、洗濯機で洗濯をしましょう。
3-4. 本は天日干しする
本は、天日干しすることで、ある程度匂いを取り除くことができます。
紙は、火災臭を吸い込みやすくにおいが残りやすいです。
まずははたきなどでススを落としたあとに、天日干ししましょう。しかしこの工程はかなりの時間を要します。 数ヶ月かかることもあります。
3-5. カーテンやカーペットなど交換できるものは取り替える
カーテンやカーペットなど、丸洗いができないものは、交換するのが手っ取り早いです。
布に染み付いてしまったにおいはなかなか取れません。洗濯をすればある程度落とすことができますが、カーペットなど洗濯を丸洗いできないものであれば、金銭的に余裕がある場合は交換してしまったほうが早いです。
3-6. 消臭スプレーを使う
消臭スプレーを使えば、においを軽減できる場合があります
市販の通常のにおい用の消臭スプレーであれば、正直にいうと焼け石に水で、100%の効果は期待できません。
なぜなら、通常の消臭スプレーは、空間にスプレーをすることでスプレーの成分がにおいをキャッチして床に落とすのですが、時間が経つとスプレーが蒸発し、においが復活してしまうからです。
ですので使用するのであれば、業務用の特殊消臭スプレーを使うべきです。特におすすめの消臭スプレーはこちらです。
ハーパーベンソン株式会社 業務用消臭剤 『ミラクリーンR』
出典:Amazon
■空間ではなく壁に吹きつけることで、消臭成分が長持ち
ハーパーベンソンの業務用消臭剤 『ミラクリーンR』は、火災現場や孤独死現場など、においが強いとさている場所にも使用される強力な消臭剤です。
通常の消臭スプレーは空間に吹きつけるのに対し、ミラクリーンは壁や床に吹きつけることで、消臭剤の液体が蒸発しても消臭成分は壁に残り、においの成分を軽減し続けてくれます。
ハーパーベンソン 業務用消臭剤 『ミラクリーンR』
サイズ | 500ml |
---|---|
1個当たりの価格 | 4,950円(税込)~ |
4.火災現場消臭業者を選ぶときのポイント3つ
火災現場のにおいは、自分で完全に取り除くことは難しいため、プロの消臭業者に頼むのが一番です。
でも、
「業者がたくさんあって、どの業者がいいのかわからない」
「どうやって業者を選んだらいいの?」
と疑問に思う方も多いかと思います。
そこで、火災現場の消臭業者を選ぶポイントは次の3つです。
- 火災消臭に特化している
- 有害物質も除去してくれる
- においを数値化して完全消臭をしてくれる
これら3つのポイントをおさえた業者であれば、安心して消臭を依頼することができます。業者のホームページで、これらのポイントをチェックしてみましょう。
それぞれ順番に解説していきます。
4-1. 火災消臭に特化している
消臭業者といっても、様々な状況に特化している会社があります。火災現場の消臭であれば、火災の臭いの消臭に多くの実績を持つ業者を選ぶのが1つのポイントです。
火災臭のにおいの元は、ススです。このススを除去することが、においの元を除去することです。
火災現場の消臭に特化していない業者だと、ススがついた内装材を正しく撤去しなかったり、労力のかかるスス除去作業が十分に行われなかったりと、ススが残ったまま消臭を行う場合があります。
ススが残ったままだとにおいの元が残っていることを意味するので、その分消臭も困難になってきます。
なので、火災臭の消臭に実績と技術を持ち、正しくススを除去した上で消臭作業を行ってくれる業者を選びましょう。
【火災消臭に特化している業者か判断するポイント】
- ススのついた内装材撤去作業もまとめて行ってくれるかホームページで確認する
- 火災消臭に実績のある業者かホームページで確認する
4-2. 有害物質も除去してくれる
消臭だけでなく、火災時に発生している可能性のある有害物質も一緒に除去してくれる業者を選びましょう。
大きな火災が発生したときには、ダイオキシンやアスベストなど、体に被害をもたらす有害物質が発生している可能性があります。
においがなくなったからといって、有害物質がないとは言い切れません。安心して過ごすためにも、有害物質の除去もしてくれる業者を選びましょう。
【有害物質も除去してくれる業者か判断するポイント】
- 有害物質の除去作業に対応しているかホームページで確認する
4-3. においを数値化して完全消臭をしてくれる
完全消臭と謳っていても、においは目に見えないので、本当ににおいが消えているかを試す事は難しいですよね。
しかし火災現場消臭業者の中には、においを数値化して、本当に完全消臭できたことを数字で証明してくれる業者があります。
安心してその後の生活を過ごすためにも、完全消臭されたことを目に見える形で証明してくれる消臭業者を選びましょう。
【においを数値化して完全消臭をしてくれる業者か判断するポイント】
- においの数値化とその方法をホームページで解説しているか確認する
- 実際に完全消臭した実績を公開しているかをホームページで確認する
5.火災消臭ならリスクベネフィットにおまかせください
火災臭の消臭は、 火災現場消臭に多くの実績を持つリスクベネフィットへおまかせください!
住宅火災の火災現場の消臭や解体はもちろん、ボヤ程度の火災から、大規模な工場の火災まで、幅広く対応しております。
リスクベネフィットは、前に解説した火災消臭業者を選ぶべき3つのポイントを全ておさえております。
ここでは、リスクベネフィットの火災現場の消臭作業とポイントをご紹介いたします。
リスクベネフィットの火災現場の消臭
リスクベネフィットでは、7年もの期間をかけて、様々な火災現場の復旧を通じ、どうやって匂いを消臭することができるか、分析を続けて参りました。
その結果、完全消臭を実現する技術を開発し、特許を取得いたしました。
さらに、においを数値化することを可能にし、完全消臭をお客様の目に見える形で保証しております。
【火災現場の臭気を測定し可視化】岡山一軒家火災のケース
においのレベルはこのように可視化され、消臭されたことを感覚だけでなく目で見ることができます。
火災現場の消臭や清掃全体の工程表については、こちらからご確認ください。
お客様が心地よい生活を取り戻せるよう、リスクベネフィットが責任をもって、火災臭の完全消臭をさせていただきます。
お問い合わせは、フリーダイヤルもしくはメールフォームにて受け付けております。
6.まとめ
火災臭の消臭方法は大きく分けて2つあります
- 自分で消臭する
- 業者に消臭を依頼する
それぞれにメリット・デメリットがありますが、火災後のにおいを自分で完全消臭するのは難しいです。
それでもまずは自分で消臭してみたい、という方は、次の6つの火災臭を自分で消臭する方法を行ってみてください。
- 換気する
- 拭き掃除をする
- 衣類は手洗いしたあと洗濯機で洗濯
- 本は天日干しする
- カーテンやカーペットなど交換できるものは取り替える
- 消臭スプレーを使う
それでもやはりにおいが取れない場合は、火災現場消臭業者に完全消臭を依頼しましょう。消臭業者を選ぶときのポイントは次の3つです。
- 火災消臭に特化している
- 有害物質も除去してくれる
- においを数値化して完全消臭をしてくれる
この記事を読むことで、火災の後のにおいの消臭方法について理解ができ、自分で消臭してみる、もしくは業者に依頼をして消臭をすることで、においに悩まされない、心地よい生活に戻れることを心から願っています。