火災現場の清掃とは|清掃内容・費用・業者の選び方を具体的に解説

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火災現場の清掃とは|清掃内容・費用・業者の選び方を具体的に解説

火災が発生した後、幸い大事には至らず無事に消火できたとしても、その後に待っているのは火災現場の清掃です。

自分の家や職場で火災が発生し、ショックや不安の中、火災現場を清掃するという現実に向き合わなければなりません。

しかし、人生で二度も火災を経験しているような人はなかなかいないでしょうから、火災が起きた後の現場の清掃方法についてはわからないことが多いですよね。

「火災現場の清掃ってどうやってやるの?」
「火災現場を清掃してもらうにはどれくらい費用がかかるの?」

と、不安を抱えている人もいるでしょう。

そこでこの記事では、火災現場の清掃内容を詳しく解説していきます。

1.火災現場の清掃内容

火災現場の清掃内容は、主に4つのステップに分けられています。

火災現場の清掃

ステップ①火災現場の残留物や燃えがらの撤去
ステップ②建物の解体作業
ステップ③スス除去
ステップ④消臭作業

清掃業者によっては、このステップにさらに追加される作業もあります。

業者によって細かい清掃方法や流れは異なりますが、基本の流れはこのようになっています。

それではそれぞれのステップでどういった作業をするのか、具体的に見ていきましょう。

1-1.ステップ①:火災現場の残留物や燃えがらの撤去

火災現場の清掃としてまず初めに行うのが、残留物や燃えがらの撤去です。

燃えてしまった家具や家の中に残ったものを仕分けをし、ゴミとして処理するものは梱包して屋外へ運び出す作業です。

それぞれの具体的な作業を見ていきましょう。

1-1-1.残留物の分別、袋詰め・梱包

火事現場の焼け跡から、家具や建具など、燃えてしまったものを片付ける作業です。

  • 家具や建具の燃えたもの
  • 窓ガラスのかけら
  • 貴重品

など、種類別に分別・仕分けをしていきます。

貴重品は別で確保し、残留物の中にガラス片などが混ざっている場合は手袋を使って安全に気をつけながら行ってきます。灰はスコップですくい、袋詰めします。

1-1-2.残留物の搬出

分別して袋詰めした残留物を、火災現場から搬出します。

火災現場がマンションの場合は、廊下などの共用エリアにススの汚れがつかないよう、事前にビニールシートで覆い、保護します。

現場が2階の場合は、クレーンで吊り下げて残置物を搬出します。

1-1-3.特別管理廃棄物としてのごみ処分

火災で発生したごみは、普通ごみとして処分することができません。有害物質が含まれている可能性があるからです。

そのため、火災ごみは「特別管理廃棄物」として、許可を持っている業者に引き渡すことになります。

特別管理廃棄物として処分するには、「罹災証明書」が必要になります。「罹災証明書」とは、火災があったことを証明するもので、管轄の消防署に発行してもらいます。

こういった手続きや必要書類をすべて前もって準備し、清掃日当日に問題なくゴミの処分・受け渡しができるようします。

1-2.ステップ②:建物の解体作業

次は建物の解体作業に入ります。 焼け焦げてしまった建材をはがす作業です。

火災の規模にもよりますが、表面の建材を剥がし終わったら、その後は内装材まで剥がしていきます。

焼け焦げた壁や内装材には、ダイオキシンやアスベストなどの有害物質が含まれている可能性もあり、また、火災のにおいも強く残っています。

そのため、焼け焦げてしまったものは基本的にすべて剥がします。

1-3.ステップ③:スス除去

次は、こびりついたススを除去していきます。解体するほどのダメージがなかった部分や、壁を解体したあとの内壁や基礎部分にくっついたススを取り除きます。

ススには、有害物質やにおいのもとがたくさん含まれています。そのまま放って置くと、体にも悪い影響があるので、きちんと取り除かなければなりません。

ヤスリやグラインダーを使ってススを削っていきます。実は、このスス除去作業が、けっこうな労力がかかる工程となっています。

ヤスリやグラインダー(電動工具)を使って作業していくので、作業者の体にも負担がかかり、長い時間連続して作業を続けることができません

休憩をはさみながら進めていくため、時間がかかり、その結果として費用高となります。

1-4.ステップ④:消臭作業

建物の解体、スス除去作業が無事に終わったら、最後に、建物全体のにおいを消臭していきます。

火災の発生において、あとで住んでいる人を困らせるのが、そのにおい。火災のにおいはなかなか取れず、窓を開けて換気するだけだと、完全消臭するのに数ヶ月〜数年かかってしまいます

そのため、火災が起きた後に、きちんと消臭しておくことが重要です。 この工程では、多くの清掃業者がオゾンを使って脱臭消臭をしています。

オゾンには酸化作用があるので、においの元となる物質を分解・除去してくれます。

ここで使用する専用の消臭機材や消臭後の対応は、清掃業者によって大きく異なります。

  • 専用の薬を撒き、消臭を促す
  • においのレベルを数値化してくれる

など、様々なサービスを持ち合わせている業者もいます。

すべての清掃作業が終わって生活を再開した時に、においが残っているのはいやですよね。なので、完全消臭するためにも、きちんとした技術を持っている清掃業者をチェックしてみましょう。

火災現場の清掃に必要な日数は?

火災現場の清掃の必要な日数は、火災現場の状況によって大きく異なります

火災現場の広さや火災の規模などによりかかってくる工数が大きく変わり、作業人数にも左右されるため、一概にどれくらいの日数が必要と言うのは難しいです。
ですが、例えば一軒家が全焼したケースでは、8日間の作業日数がかかるようなケースもあります。

具体的な作業日数を知りたい場合は、業者に見積もりを取ったときに確認してみてください。

2.火災現場の清掃にかかる費用の目安

火災現場の清掃費用は、その現場の状況によって大きく差があります。

火災の規模や、家が受けたダメージのレベルによって大きく異なるので、一概に火災現場の清掃費用の目安をお伝えすることはできません。

しかし、通常の清掃よりも作業工程が増えるため、料金は通常清掃よりも上がると考えておくと良いでしょう。

例えば1DKのマンションで火災が発生し、基本の火災現場清掃料金に対しさまざまな追加料金が加わった場合、清掃料金合計が190万円ほどとなるケースもあります。

ここでは参考までに、当社リスクベネフィットが提供している火災現場の清掃サービスの費用をご紹介いたします。

◎リスクベネフィットの火災現場清掃サービスの費用

作業内容 金額
残置物分別・撤去 共用部養生作業 時価
分別、梱包、袋詰め作業 140,000円/5㎥
撤去、吊りおろし作業 時価
廃棄物処分 引き渡し 基本作業料金に含まれる
建物内部解体・撤去 内部解体作業 要相談
内装材撤去作業 35,000円/人
産業廃棄物処分委託 目安金額 35,000円~50,000円/㎥
(地域によって格差があります)
有害物質除去、コーティング 天井・側壁 一部ケレン作業 9,200円/㎡
有害物質分解 有害物質分解専用薬剤散布 基本作業料金に含まれる
有害物質酸化分解作業 別途料金表参照
急速消臭作業 通常の消臭作業の2割増し
特殊コーティング作業 6,500円/㎡
ダイオキシン濃度測定 ダイオキシン濃度測定 250,000円/箇所

参考:火災火事現場清掃 特許技術で完全消臭 リスクベネフィット

詳しい金額のシミュレーションは、特殊清掃にかかる料金は?間取り・ケース別の詳しい料金相場を紹介 4.【ケース別】特殊清掃料金のシミュレーション をご確認ください。

当社が提示している料金も、火災現場の大きさや火災の規模によって大きく変化いたしますので、実際の金額はお問い合わせいただいてからの確認となります。

上記は、あくまで参考情報としてご理解いただければと思います。

3.自分で火災現場の清掃をしてはいけない

ここまで読んだ方は、

「清掃内容と費用はわかった。でもこういった清掃って自分ではできないの?」

清掃業者に頼まなければいけないの?」

と思った方もいるかもしれません。

結論を言うと、自分で火災現場の清掃をしてはいけません。その理由は次の4つです。

自分で火災現場の清掃をしてはいけない理由4つ

  • ススによる健康被害の恐れがある
  • 火災ごみを出すには手続きが必要
  • 火災によるにおいは自分では消臭が難しい
  • 汚れや有害物質で近隣に迷惑をかける

自分で火災現場を清掃しようとするのは、消臭が難しかったり手続きが煩雑であるのはもちろん、自分の健康に被害を及ぼしたり、近隣へ迷惑をかけることにもつながります。

その理由をきちんと理解して、自分にも近隣にも迷惑をかけずに火災現場を処理しなければなりません。

それでは、4つの理由を具体的に見ていきましょう。

3-1.ススによる健康被害の恐れがある

火災現場には有害物質が含まれているススがあり、健康に被害を及ぼす可能性があるため、火災現場に入ってはいけません。

家具や家が焼け焦げて発生したススには、有害物質が含まれていることがあり、人体に影響を及ぼす恐れがあります。

ススに含まれている可能性のある有害物質とは主に、

  • ダイオキシン
  • アスベスト

です。一度は耳にしたことがあるものではないでしょうか。

これらの有害物質に触れてしまったり、吸い込んでしまったりすると、発がんの可能性が上がってしまうなど、これから先の健康に大きな被害を与えてしまいます。

火災現場の有害物質については、こちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてください。

なので、基本的に火災が発生した後の現場には、立ち入ってはいけません。

3-2.火災ごみを出すには手続きが必要

前述の通り、火災で発生したごみは、一般廃棄物としてごみ置き場に出すことができません。

その理由は、火災現場で発生したススや有害物質がごみにも含まれており、普通ごみとして出すと、近隣の人やゴミ収集車の人へ健康被害を及ぼす可能性があるからです。

そのため、火災ゴミは、特別管理廃棄物として出さなければいけません。しかし特別管理廃棄物としてゴミを出すには、次のような手続きが必要になります

  • 一般廃棄物処理業許可をもった業者へ依頼
  • 罹災証明書を消防署へ発行依頼

自分でこれらの手続きを行う事は可能ですが、仕事をしながらだと忙しかったり、慣れない中で進めると手続きに漏れがある恐れもあります。

そのため、廃棄物の手続きまで清掃業者にまとめて依頼するほうが、手間が省けます

3-3.火災によるにおいは自分では消臭が難しい

火災により発生する焼け焦げたにおいは、消臭がとても難しいという問題があります。

自分で換気をしたりススを拭き取ったり、消臭スプレーを使ったりしても、この焼け焦げたにおいがなかなか取れません。換気をしてにおいを取ろうとすると、数ヶ月〜数年かかると言われています。

そしてこの焼け焦げたにおいは、脳に危険を素早く察知させるために人間にとって不快なにおいになっています。

時間が経てば慣れるものではありませんし、においのある環境で生活を続けると服にもにおいがうつったり、お客さんが来た時に、「変わったにおいのする家だな」と思われてしまいます。

ですので、火災のにおいは清掃業者に完全消臭してもらうのが一番確実な方法です。

3-4.汚れや有害物質で近隣に迷惑をかける

火災現場を自分で清掃しようとすると、ごみを出す時にどうしてもススが道や共用スペースに落ちてしまい、近隣に迷惑をかけることになります。

火災ごみには、ススやにおいがたくさん付いています。自分で清掃しようとすると、ススが落ちてマンションの共有スペースが汚れてしまったり、ススに含まれている有害物質が近隣の人にも健康被害を与えてしまう可能性があります。

プロの火災清掃業者に頼めば、マンションの通路をきちんと養生してくれ、近隣の人に迷惑がかからないように対応してくれます。

4.火災現場の清掃業者の選び方

火災現場の清掃は、自分で行うと健康に被害がおよぶ可能性もあるため、火災現場清掃業者に頼みましょう。

ですが、いざ火災現場の清掃業者を選ぼうとすると、多くの清掃業者がありどう選べばいいか迷ってしまうのではないでしょうか。

火災現場の清掃業者を選ぶポイントは次の5つです。

  • 有害物質の除去を徹底している
  • ごみ廃棄の割引方法の知識・経験がある
  • 火災保険会社とのやりとりも対応してくれる
  • 火災現場での作業に必要な免許を持っている
  • 高い消臭技術がある

この5つのポイントをしっかり押さえている清掃業者を選べば、1つの清掃業者で必要な手続きを全て対応でき、費用もおさえることができます。

それでは清掃業者を選ぶ時の5つのポイントを具体的に見ていきましょう。

4-1.有害物質の除去を徹底している

火災現場には、火災で発生した有害物質が残っていることがあります。

火災現場の知識や経験が浅い清掃業者だと、有害物質の対応が至らず、次のようなリスクがあります。

  • 火災現場を立ち入りする作業員の服についた有害物質を知らないうちに外へ持ち出してしまう
  • 有害物質を除去したと言っているが、有害物質は目に見えないので、本当に除去されたのか不安が残る

ですが、経験と知識が豊富な清掃業者であれば、有害物質の対策を徹底しています。

有害物質の除去を徹底している業者かを判断するには、次の2つのポイントをチェックしてみましょう。

【有害物質除去を徹底している業者か判断する2つのポイント】

  • 有害物質を外へ持ち出さないために、作業開始前にシャワールームを設置するか
  • 清掃完了後に有害物質の濃度を数値で測り、除去できたことを証明してくれるか

この2つのポイントをおさえている清掃業者であれば、有害物質の除去を徹底して行ってくれるといえます。

4-2.ごみ廃棄の割引方法の知識・経験がある

前述の通り、火災で発生したごみは、普通のごみとして処分することができません。特別管理廃棄物として、処理する必要があります。

この時に、「罹災証明書」があれば、ゴミ処理費用が割引になります。

こういった知識をきちんと持ち合わせていて教えてくれる業者であれば、費用の面で得をすることができます。

【ごみ廃棄の割引方法の知識・経験がある業者か判断する2つのポイント】

  • 罹災証明書があればごみ処理が割引になることをホームページで説明しているか
  • 火災清掃業者が依頼者に罹災証明書の提出を求めているか

4-3.火災保険会社とのやりとりを対応してくれる

火災現場となった建物が火災保険に入っている場合は、申請をすれば保険金を受け取ることができます。

申請の手続きは、簡単に次のような手順になります。

【火災保険申請の流れ】

  1. 火災保険会社へ連絡
  2. 火災保険会社からの案内・説明
  3. 火災現場の損害状況の確認
  4. 必要書類の提出
  5. 保険金の支払い

ですが、火事が起きたあとはまだショックや恐怖が残り、細かい手続きや書類にまで頭が回らない状態の人も多いのではないでしょうか。

そんな時、清掃業者が火災保険会社とのやりとりまで対応してくれれば、全てを一括で任せることができ、手間が省けますよね。

清掃業者の中には、火災保険会社とのやりとりまで対応してくれるところがあります。ぜひそういった業者を探してみましょう。

【火災保険会社とのやりとりを対応してくれる業者か判断するポイント】

  • 火災保険会社とのやりとりを対応してくれることをホームページで説明しているか
    (ホームページに記載がなければ、電話で問い合わせて聞いてみる)

4-4.火災現場での作業に必要な免許を持っている

火災現場の清掃には、様々な作業が含まれていますが、その中には特別な免許や資格が必要な作業があります

正しい免許を持っておらず、違法で作業をする業者もありますので、注意が必要です。

例えば、火災現場での作業に必要な免許は次の2つです。

4-4-1.解体作業には【解体業】の届出が必要

壁紙剥がしや建材の解体といった解体作業には、「解体業」の届け出が必要です。

解体作業は、正しい方法を知らないと、建物にも作業所にも被害が発生する可能性のある危険度の高い作業です。そのため、国家資格を持つ技術管理者を定め、会社として解体業の届け出を出している必要があります。

4-4-2.火災ゴミを捨てるには【特別管理産業廃棄物収集運搬許可証】が必要

火災ゴミは通常のゴミとして捨てられず、特別管理廃棄物として捨てなければならないことは前述しましたが、さらにこの廃棄物として処理をするには、特別な許可証を持っている必要があります

それが「特別管理産業廃棄物収集運搬許可証」です。

必ずしも、火災現場の清掃をする業者が持っていなければいけないわけではありません。この許可証を持っている他の業者と提携し、スムーズにやりとりができれば問題ありません。

【火災現場での作業に必要な免許を持っている業者か判断する2つのポイント】

  • 「解体業」の届出を保有しているかホームページで確認する
  • 「特別管理産業廃棄物収集運搬許可証」を保有しているか、もしくは保有している業者と提携しているかをホームページで確認する

4-5.高い消臭技術がある

前述の通り、火災による焼け焦げたにおいは、消臭がとても難しいです。

そこで高い消臭技術を持っている業者を選ぶのが大切なポイントとなります。

完全消臭してくれる業者かどうかを判断する基準は、次の2つです。

【高い消臭技術がある業者か判断する2つのポイント】

  • 消臭に特殊技術を使っているか
  • 消臭後ににおいレベルをチェックしてくれるか

高い技術の消臭技術を使って完全消臭し、さらにそれを数値化して、においが完全になくなっていることを証明してくれる業者であれば、その後、そこで生活を続ける上で、安心して過ごすことができますよね。

5.火災清掃ならリスクベネフィットにおまかせください

火災現場の有害物質除去は、 火災現場清掃に多くの実績を持つリスクベネフィットへおまかせください

住宅火災の火災現場の消臭や解体はもちろん、ボヤ程度の火災から、大規模な工場の火災まで、幅広く対応しております。

リスクベネフィットは、前に解説した火災清掃業者を選ぶときの5つのポイントを全ておさえております

ここでは、リスクベネフィットに火災清掃を依頼するメリットを3つご紹介いたします。

リスクベネフィットに火災現場の清掃を頼む3つのメリット

①有害物質の除去を徹底している

次の表は、通常の火災清掃ステップと、リスクベネフィットの火災清掃ステップの比較です。表からわかるように、リスクベネフィットでは、有害物質の分解を徹底しています。

通常の火災清掃ステップリスクベネフィットの 火災清掃ステップ
①残置物撤去
②建物の解体作業
③スス除去
④消臭作業
①初期有害物質分解
②残置物撤去
③建物の解体作業
④有害物質(スス)除去
⑤有害物質分解・消臭作業
⑥ダイオキシン濃度測定

特に「初期有害物質分解」・「ダイオキシン濃度測定」は独自の技術に基づいて除去を行っています。

【リスクベネフィットの初期有害物質分解】

1.シャワールーム設置
火災家屋には毒性の強い煙が残っていることがあるので、火災現場の入り口にシャワールームを設置します。
ここを通って出入りするので、有害物質を外へ持ち出しません。

2.建物内部密閉作業
ダイオキシンの分解作業を効率よく行うために、建物を密封します。

3.初期有害物質分解作業
ダイオキシン分解装置を使い、オゾンガスを発生させ、ダイオキシン濃度を一時的に下げ、清掃作業ができる状態にします

【リスクベネフィットのダイオキシン濃度測定】

清掃終了後の状態のダイオキシン濃度を測定し、人が住める状況か判断します。
「検査結果報告書」の提出も可能、また、環境基準に対し適合を認める認定書もお渡しいたします。

②ごみ処理から火災保険対応まで一括で対応

火災清掃業者を選ぶポイントで説明したように、業者によっては対応していない作業や手続きがあります。

一部対応していない業務がある清掃業者を選んでしまうと、その手続きだけ他の業者に頼まなければならず、二度手間になってしまいます。

リスクベネフィットは、ごみ処理(ごみ処理の割引の手続きも含む)から火災保険会社への連絡まで全て対応していますので、安心してご依頼ください。

③火災のにおいを完全消臭!数値化して証明します

リスクベネフィットでは、特許を取得した技術を使用し、火災現場のにおいを完全消臭しています。

「完全消臭といっても、どうやって完全ににおいが消えたことを保証するの?」と思うかもしれません。

リスクベネフィットではにおいを数値化し、においがきちんと取れたことをお客様の目で確認できるようにしています。

【火災現場の臭気を測定し可視化】岡山一軒家火災のケース

においのレベルはこのように可視化され、消臭されたことを感覚だけでなく目で見て確かめることができます

火災現場の清掃の全体の流れと、工程表については、こちらからご確認ください

6.まとめ

火災現場の清掃内容は、業者によってことも異なりますが、大きく4つのステップに分けることができます。

火災現場の清掃内容

  • ステップ①:火災現場の残留物や燃えがらの撤去
  • ステップ②:建物の解体作業
  • ステップ③:スス除去
  • ステップ④:消臭作業

火災現場の清掃は、清掃業者に頼むのが1番です。次の4つの理由から、自分で清掃するのはおすすめしません。

自分で火災現場の清掃をしてはいけない理由

  • ススによる健康被害の恐れがある
  • 火災ごみを出すには手続きが必要
  • 火災によるにおいは自分では消臭が難しい
  • 汚れや有害物質で近隣に迷惑をかける

といっても、どうやって清掃業者を選んだらいいかわからない!という方は、次の5つのポイントをおさえて清掃業者を選びましょう。

火災現場の清掃業者を選ぶポイント

  • 有害物質の除去を徹底している
  • ごみ廃棄の割引方法の知識・経験がある
  • 火災保険会社とのやりとりも対応してくれる
  • 火災現場での作業に必要な免許を持っている
  • 高い消臭技術がある

この記事を読むことによって、あなたが、火災現場の清掃内容や費用について理解でき、さらに業者に清掃を依頼し、安心できる心地よい過ごせる生活をいち早く取り戻せることを心より願っています。

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