遺品整理に関する疑問を一挙解決!開始前に知っておきたい6つのこと

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遺品整理に関する疑問を一挙解決!開始前に知っておきたい6つのこと

故人が残したものを一つずつ整理していく、遺品整理。

どんなものか漠然と知ってはいても、いざ始めるとなると一体何から手を付けていいのか、どんな風に進めればいいのかわからないという人は多いのではないでしょうか。

遺品整理をスムーズに行うためには、事前に最低限の知識を身につけて、段取りを決めておくことがとても重要です。

自己流で何となく始めてしまうと、遺族同士や遺品整理業者とトラブルになったり、効率の悪い方法で多くの時間や労力が無駄になる恐れがあります。

本記事を読むことで、遺品整理についての疑問点がクリアになり、これからあなたのやるべきことが明確になるでしょう。

さらに、トラブルに巻き込まれる、時間・労力・お金を無駄にするといった、遺品整理にまつわるあらゆるリスクを回避できます。

ぜひ最後まで、チェックしてくださいね。

1.遺品整理とは

冒頭でもお伝えした通り、遺品整理とは、亡くなった人が遺したものを整理していく作業全体のことを指します。

具体的に言うと、「遺品を必要なものと不要なものを仕分ける」というのが、遺品整理のメイン作業。

不要なもの廃棄するのも、大切な思い出の品を取っておくのも、遺品整理でやるべきことのひとつなのです。

遺品整理というものの概要についてわかったところで、ここからは

  • 遺品整理は誰が行うのか
  • いつから始めればいいのか

といった、根本的な疑問を解消していきます。

1-1.遺品整理は本来相続人全員で行うもの

Q.遺品整理は誰が行うもの?
A.相続人全員

亡くなった人の財産を引き継いだ人たちのことを「相続人」と呼び、遺品整理は本来、この相続人全員で行う必要があります。

しかし、相続人同士が離れた場所に住んでいるなどの事情で、誰か特定の相続人に負担がかかるケースも多いのが現状。

遺品が多い場合、一人の力で整理を完了させるのは、精神的にも身体的にも非常に大変な作業になります。

もし自分以外の遺族が遺品整理に消極的な場合は、相続人全員に遺品整理を行う義務があることを伝え、早めにどうやって分担するかを決めましょう。

また、相続人が自分だけの場合は、遺品整理業者に作業を代行してもらうという手もあります。

自分だけに負担がかからないよう、手を売っておくことが重要です。

1-2.遺品整理を始めるべき時期は整理する物や状況によって異なる

Q.遺品整理はいつから始めればいい?
A.整理するものや状況によって異なる

遺品整理には、「いつから始めなければいけない」といった、明確な決まりはありません。

しかし、年金手帳や健康保険証など、手続きにタイムリミットが設けられているものも一部あります。

以下の表は、早めに整理を行った方がいいパターンと、急がなくてもいいパターンをまとめたものです。

遺品整理を早めに行った方がいいパターン遺品整理を急がなくてもいいパターン
  ・手続きにタイムリミットがある貴重品の整理
(年金手帳、健康保険証、通帳など)
・賃貸の家の遺品整理
・なかなか集まれない遺族同士で行う遺品整理  
→なるべく早く行う
※手続きの期限は、最短で14日以内のものがある  
・貴重品以外の遺品整理
(思い出の品・日用品など)  
→遺族の気持ちの整理がついたタイミングで行う

自分が整理しなければならない遺品を正確に把握し、状況に応じたタイミングで整理を始めることが重要なのです。

具体的にどのくらいを目安に始めたらいいかは、次の表を参考に決めるといいでしょう。

貴重品

整理するもの/状況遺品整理を開始する期限/目安
年金手帳死亡後14日以内
健康保険証死亡後14日以内
通帳なるべく早く (明確な期限はなし)
現金 その他金銭的に価値があるもの死亡後10ヶ月以内
クレジットカードカードの有効期限が切れる前

その他

整理するもの/状況遺品整理を開始する期限/目安
その他
(日用品、思い出の品など)
遺族の気持ちに整理がついてから
(四十九日後・百日法要後・一周忌後など)
故人が一人で賃貸住宅家に住んでいた場合なるべく早く
親族で集まれる機会が少ない場合なるべく早く

自分のケースに合った最適な整理のタイミングや、期限を過ぎてしまうとどうなるのかといった詳しい内容が知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。

2.遺品整理の基本的な流れ

遺品整理の根本的な疑問が解決したところで、続いてはどんな流れで遺品整理を行うか、段取りを知っておきましょう。

遺品整理には、大きく分けて以下の2つの方法があります。

  • 自力で遺品整理を行う方法
  • 遺品整理業者に作業を代行してもらう方法

2つのうちどちらを選ぶかによって、今後の作業の流れが大きく変わるため、それぞれの特徴を比較して判断する必要があります。

遺品整理を自力で行う場合と業者に依頼する場合でそれぞれどんな作業が必要なのか、メリット・デメリットについてなど、これから詳しくお話します。

2-1.自力で行う場合

始めから終わりまで、全ての遺品整理作業を身内だけで行う方法です。

遺品整理を自力で行う場合、次のような流れで作業します。

【自力で遺品整理を行う流れ】

STEP1.必要なものの準備 
・遺言書やエンディングノートの確認
・残すものの確認(通帳・年金手帳・契約書等の貴重品)
・ダンボール・ガムテープ・ゴミ袋・はさみ・台車・マジックなど、道具の用意
※部屋が汚れている場合はマスクや軍手・雑巾等も用意しておく

STEP2.必要なものと不要なものを仕分け
必要なものの一例)
遺言書/印鑑/通帳/年金手帳/契約書/カード類/現金 等の貴重品
その他捨てたくない思い出の品

不要なものの一例)
家電/衣類/書籍/家具など
譲り受ける人がいないもの

STEP3.必要なものを整理
相続人以外にも分配できる「形見分け」か、相続人だけで分け合う「相続品」のどちらかを選択遺言に分配方法の記載があった場合はそれに従い、記載がない場合は相続人が判断
※必ず相続人全員で話し合って、全員が納得したうえで分け合う

STEP4.不要なものを整理
価値が付くものは「リサイクル品として」売りに出す
汚れているもの、壊れているものは「不用品」として廃棄する

より詳細な整理方法を確認したい場合は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

自力で行う遺品整理の特徴は、以下の通りです。

【自力で行う遺品整理の特徴】

メリット・時間や労力がかかる
・精神的負担が大きい
デメリット・時間や労力がかかる
・精神的負担が大きい
こんな人におすすめ・遺品整理を手伝ってくれる人がたくさんいる
・時間がたっぷりある
・体力に自信がある
・なるべくお金をかけたくない

労力がかかる代わりに、コストを抑えられるのが、自力で行う遺品整理の最も大きな特徴といえるでしょう。

2-2.業者に依頼する場合

こちらは、遺品整理のプロへ依頼して、代わりに作業をやってもらう方法です。

自分たちで作業を行わない代わりに、業者を選定して依頼する手順が必要になります。

【業者に依頼して遺品整理を行う流れ】

STEP1.見積もり 
地域の遺品整理業者をいくつか見繕って、無料で見積もりをしてもらう
※現場を直接見に来てくれる「訪問見積もり」を利用する

STEP2.依頼
各業者の見積もり内容を比較して、価格とサービスのバランスが最も良い一社を決定
正式に契約し、日程を決める

STEP3.作業立ち会い
仕分け・清掃・不用品回収は業者がやってくれるので、作業開始前と終了後に立ち会う
処分してほしくないものがあれば事前に伝え、作業内容に問題がなかったか終了後に確認
※貴重品を触られるのが心配な場合は、貴重品のみ事前に整理しておく

業者に依頼して行う遺品整理の特徴は、以下の表の通りです。

【業者に依頼して行う遺品整理の特徴】

メリット・時間や労力を削減できる
・精神的負担を軽減できる
デメリット・お金がかかる
・悪質な業者を選んでしまうとトラブルが発生するリスクがある
こんな人におすすめ・遺品整理を手伝ってくれる人がいない
・遺品整理にあまり時間が取れない
・体力に自信がない

お金がかかる分、体力的・精神的な負担を減らせるというのが、業者に依頼する遺品整理の最も大きなポイントです。

なお、業者に依頼すると決めた場合は、悪質な業者をとのトラブルを避けるために「どの業者を選ぶか」という点が非常に重要になってきます。

詳しくは記事内の「5.信頼できる業者の選び方」をチェックしてみてくださいね。

2-3.自力でやるか業者に頼むか決められない場合

人によっては、「自力」と「業者」のどちらのメリットも捨てがたく、なかなか決められないという場合もあるかもしれません。

そういった場合は、「総合的に見てどちらが得か」といった考えは一度横に置き、「自力で遺品整理をするのが可能かどうか」という一点で判断しましょう。

「遺品が多くて手伝ってくれる人も少ないから業者に依頼」、「身内だけで無理なく行えそうだから自力でやる」といった、シンプルな選択をすることが大切です。

3.遺品整理にかかる費用相場

遺品整理は、清掃や仕分けを自分で行う場合は費用はかかりませんが、業者に依頼するとなると当然料金が発生します。

遺品整理を業者に依頼した際にかかる費用は、主に次の3つの要素によって大きく変動します。

  • 部屋の広さ
  • 仕分けする荷物の量
  • 地域

以下の表は、遺品整理にかかる料金相場の全国平均と、地域によって生じる料金差を算出したものです。

間取り料金相場(全国平均)地域による料金差
1K35,669円~±6,000
1DK57,413円~±12,000
1LDK80,157円~±20,000
2DK106,411円~±21,000
2LDK132,405円~±26,000
3DK158,655円~±30,000
3LDK182,433円~±30,000
4LDK221,870円~±21,000

ケースによって作業員の人数や作業時間が変わるといった性質上、遺品整理の明確な料金は、業者に直接見積もりを取らないとわかりません。

そのため、「1Kのアパートの遺品整理を行うから、余裕を持って4万円程度を予算にしよう」といったように、あくまで目安として料金相場を捉えておくのがおすすめです。

各地域ごとの料金相場や、料金の内訳といった詳しい内容を知りたい場合は、以下の記事が参考になります。

4.遺品整理を始める前に知っておくべき3つの注意点

遺品整理の基本的な知識を身に付けていても、いざ実際に取りかかってみると、思わぬところでつまづいたり失敗してしまうことがあります。

そういった失敗を防ぐためには、遺品整理を行ううえでよくあるトラブルや失敗のケースを事前に確認し、注意点を整理しておくことが重要。

遺品整理を始める前に知っておきたい主な注意点は、以下の3つ。

  • 無理をしすぎない
  • 業者に依頼する場合もできるところまで自分で片付けておく
  • 悪質な業者もあることを念頭においておく

注意しておかないとどうなるのか、具体的にどうすればいいのか、詳しく説明していきます。

4-1.無理をしすぎない

精神的・肉体的に大変な作業である遺品整理。

気持ちに整理がついていなかったり、疲れているのに無理をして作業を進めると、心身に大きな負担がかかってしまう危険があります。

遺品を見て胸が痛むようならいったん先延ばしにする、一人で捌き切れないと思ったら早めに業者へ依頼するなど自分の「逃げ道」を用意して、根を詰めすぎないようにしてくださいね。

4-2.業者に依頼する場合もできるところまで自分で片付けておく

遺品整理を業者に依頼する場合、「せっかくプロに頼むから」と作業を全て丸投げしてしまいたくなるもの。

しかし、予算によほど余裕がない限り、業者に作業を丸投げするのはあまりおすすめできません。

遺品整理代行の費用は作業にかかった時間で変動するので、何でもお任せしてしまうことで作業員の仕事が増え、結果費用が大幅にかさんでしまう可能性があるのです。

費用をできるだけ抑えたい場合は、以下の例を参考に、自分たちのできる範囲で遺品整理を進めておきましょう。

【自分でできる簡単な片付け一例】

  • 生ごみ・プラごみ・紙類など、通常のごみ出しで対応できるような最低限の生活ごみは捨てておく
  • 一人で運べるサイズの粗大ゴミは、地域のルールに合わせて捨てておく
  • 貴重品の捜索は、事前に済ませておく

※体力・時間・精神的に負担がかかると思ったら、無理に行わず業者に任せる

4-3.悪質な業者もあることを念頭に置いておく

「とりあえず、遺品整理を業者に任せれば安心!」と思いたいところですが、実は一概にそうとも言えません。

遺品整理業者のなかには悪質な対応・サービスを展開しているところも多く、毎年多くのトラブルが発生しているのが現状です。

【遺品整理業者とのトラブル一例】

  • じっくり検討してから決めたいのに、しつこい連絡で契約を急かしてくる
  • 契約したのにいつまでも作業が始まらない
  • 見積もりと実際の請求の料金が大幅に違う
  • キャンセルをしようとしたら、高額なキャンセル料を請求された
  • 処分して欲しくない遺品を勝手にしてられた
  • 貴重品の盗難

こういったトラブルに巻き込まれると、金銭的・時間的な損をしたり、遺品整理が後悔の残るものになってしまう可能性も。

質のいい業者もいる一方で、悪質な業者もあるということを前提に、慎重に業者選びを行うようにしましょう。

遺品整理業者に関するトラブルについて、より詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

5.信頼できる業者の選び方

悪質な遺品整理業者を回避するためには、「こういう業者なら安心」といった明確な判断基準のもと、数ある業者のなかから最適な一社を選ぶことが重要です。

信頼できる業者を選ぶポイントは、以下の3つ。

  • 問い合わせへの対応をチェックする
  • 複数の業者から見積もりを取る
  • 遺品整理の実績が豊富な業者を選ぶ

具体的にどんなことをすればいいのか、一つずつ詳しく見ていきましょう。

5-1.問い合わせへの対応をチェックする

良さそうな遺品整理業者を見つけたら、まずはじめに行うのが、相談や問い合わせの連絡を入れること。

実はこの段階で、信頼できる業者かをある程度見極めることができます。

Webサイトをざっと確認したら、料金や見積もりについてなど不明な点を整理し、以下のチェックポイントを参考に問い合わせてみましょう。

【問い合わせ対応で確認しておくべきチェックポイント】

  • 聞かれたことに真摯かつ丁寧に答えてくれるか
  • 料金やキャンセルポリシーについての質問にも濁さず答えてくれるか
  • 強引に契約に誘導するような素振りがないか

電話での応対が雑だったり、質問にきちんと答えてくれないと感じたら、悪質な業者である可能性が高いので要注意。

不信感を抱いたまま契約してしまうことのないよう、仕事の丁寧さをしっかりと見極めることが重要です。

5-2.複数の業者から見積もりを取る

前述した通り、全国的な遺品整理費用の相場を把握していても、実際にどのくらい料金がかかるかは見積もりを取るまでわかりません。

かといって、一社だけに見積もりを取ってみても、その価格が本当に適正かどうかは判断できませんよね。

価格と品質の両方を担保する業者を見つけるためには、少なくとも3社程度から見積もりをとって、その内容を比較する必要があります。

最近では電話やメールで手軽に見積もりを取れる業者が増えていますが、実際に現場を確認してもらえる「訪問見積もり」を選ぶのがおすすめです。

見積書を比較する際は、以下のようなポイントに注目すると良いでしょう。

【見積書で見るべきポイント】

  • 他の業者と比べて、価格が極端に高かったり安かったりしないか
  • 内訳が細かく記載されているか
  • わかりづらい表現やフォーマットで、依頼主の目を誤魔化そうとしていないか

5-3.遺品整理の事例・実績が豊富な業者を選ぶ

対応が丁寧で、なおかつ見積もりの内容も問題なさそうな業者を見つけたら、最後にチェックしておくべきは、過去の事例や遺品整理の実績です。

過去の事例や実績は、言わばその業者の「これまでどんな仕事をしてきて、どのように評価されてきたのか」を知れるひとつの指標。

公式のWebサイトやその他の資料に、過去の事例や実績に関する記載があれば内容をきちんと確認し、ない場合は問い合わせてみましょう。

【過去の事例・実績で見るべきポイント】

  • どんなことに気をつけて作業しているか
  • 依頼主の要望にどこまで答えてくれるのか
  • これまでどのくらいの件数を対応してきたのか
  • 依頼主の満足度は高いか

もちろん実績が少なくても良質な業者である可能性はありますが、より信頼性を重視するのであれば、経験豊富な業者に任せた方が確実です。

【「信頼できる遺品整理業者」にこだわるならリスクベネフィット】

リスクベネフィットは、全国各地に支部を持つ遺品整理業者。
豊富な遺品整理の実績と、丁寧で細やかな作業で、多くの方が抱える「遺品整理の不安」を解消します。

作業風景一例

これまで多くのお客様からご依頼・満足いただけているのには、3つの理由があります。

リスクベネフィットが信頼できる3つの理由

①徹底した貴重品捜索
どのぐらい徹底して貴重品の捜索を行うか、コースによって選ぶことができます。
もっとも入念に捜索する「貴重品捜索コース」では、衣類のポケットから封筒の中身といった隅々までチェック。
契約書などの重要な書類を処分される心配がありません。

②市町村との連携
遺品整理業者のごみの不正処分が問題になっている昨今。
全国各地に支部を持つリスクベネフィットは、各市町村と連携をとり、それぞれのルールに従って回収したごみを正しく廃棄しています。

③少人数での作業
実際の遺品整理作業は、経験と知識の豊富なスタッフが、少人数で対応。
騒音が出ないよう細心の注意を払いながら丁寧に作業するので、近所の目を気にせず安心してご依頼いただけます。

ただ遺品を分別して清掃するだけの遺品整理業者とは違い、貴重品の捜索や受け渡しまで、しっかりと行います。

丁寧さにこだわっているため他社よりも作業時間がかかることもありますが、「安心して任せられる業者に依頼したい」という場合は、ぜひリスクベネフィットにお任せください。

依頼フォームから相談や問い合わせも受け付けているので、お気軽にご連絡いただけます。

6.遺品整理に関するQ&A

遺品整理に関する重要な知識を一通り得たところで、ここからは、その他のよくある疑問についてQ&A方式で紹介します。

解説する内容は、以下の3つ。

  • 遺品は何を残し何を捨てるべき?
  • 業者に依頼する場合はどこまで自力でやるべき?
  • 少しでも料金を安くしたい場合どうすれば?

いずれも知っておいて損はない情報なので、それぞれひとつずつチェックしていきましょう。

6-1.遺品は何を残し何を捨てるべき?

Q.遺品は何を残し何を捨てるべき?
A.取っておくべきは「貴重品」と「捨てたくない思い出の品」

遺品整理で最も時間を取られるのが、「残すもの」と「捨てるものの」の分別作業。

明確な基準を持っていないと、一品ずつ判断に迷ってしまうため、いつまでも遺品整理が終わりません。

そこで、まずは重要書類や資産価値があるものといった貴重品を選り分け、残りの物は「思い出の品として取っておくか否か」で判断しましょう。

注意すべきは、「なんとなく」で保存しないこと。

保留という選択肢を設けてしまうと、遺品が思うように整理できないため、その場で必要か不要かを決めましょう。

6-2.業者に依頼する場合はどこまで自力でやるべき?

Q.業者に依頼する場合はどこまで自力でやるべき?
A.運搬が大変でない「生活ごみの処分」までがおすすめ

余分な費用をかけないためには、業者に依頼する場合もできるところまで自分で片付けておくことが重要です。

どこまで自分でやるかを決めずに片付け始めてしまうと、「結局時間も労力もかかったうえに、業者へお金も払う」といった、一番損なパターンに陥ってしまう場合も。

「ここまでやったらあとは業者にお任せ!」という基準を、自分の中で設けましょう。

おすすめなのは、無理なく捨てられる生活ごみの処分まで自力で済ませること。

粗大ごみの処分や大掛かりな仕分けといった負担の大きい作業は、業者に任せてしまいましょう。

6-3.少しでも料金を安くしたい場合どうすれば?

Q.少しでも料金を安くしたい場合どうすれば?
A.自分で片付ける範囲を増やす売れるものは高値で売れる場所を自分で探す

本記事では、自力で行う遺品整理の範囲として「生活ごみの処分まで」をおすすめしていますが、以下のような作業も自分たちで行うことで、業者へ支払う費用をさらに抑えることができます。

  • 貴重品の捜索
  • 可能な限りの不用品廃棄

さらに、手放す遺品のうち、貴金属や骨董品・ブランド品といった高値で売れるものを専門業者に持っていき、買取額の分を黒字にするという方法もあります。

一般的には遺品整理業者がそのまま買い取ってくれるものですが、自力でより高値で売れる場所を探すことで、最終的な出費を抑えられる可能性が高まります。

いずれにしても、「時間と労力」を取るか「お金を取るか」という話になってくるので、自分の中で折り合いをつけながら最適な選択をすると良いでしょう。

7.まとめ

最後に、本記事の重要ポイントのまとめをご紹介。

おさらいのつもりで、目を通しておきましょう。

【本記事の重要ポイントまとめ】

遺品整理を行うのは「相続人全員」

相続人が複数人いる場合は作業を分担、自分一人の場合は業者に依頼すると良い

遺品整理を始めるタイミングは整理するものや状況によって異なる

  • 貴重品はなるべく早めに行う
  • その他の品は遺族の気持ちの整理がついてから

遺品整理の流れ

【自力で行う場合】
STEP1.必要なものの準備 
STEP2.手放すものと残すものの仕分け
STEP3.清掃

【業者に依頼する場合】
STEP1.業者に見積もりの依頼 
STEP2.正式に依頼
STEP3.作業の立ち会い

※異なるメリット・デメリットがあるため、どちらにするか決められない場合は、「自力で遺品整理をするのが可能かどうか」という一点のみを基準に選択する

遺品整理にかかる費用相場は、1Kの部屋で3万5,000円程度

※部屋の広さ・仕分けする荷物の量・地域によって価格が大きく変動する

遺品整理を始める前の注意点

  • 無理をしすぎない
  • 業者に依頼する場合もできるところまで自分で片付けておく
  • 悪質な業者もあることを念頭においておく

信頼できる業者の選び方

  • 問い合わせへの対応をチェックする
  • 複数の業者から見積もりを取る
  • 遺品整理の実績が豊富な業者を選ぶ

遺品整理についての疑問が全てクリアになり、これからするべきことが明確になったのではないでしょうか。

本記事の内容を参考に、あなたがスムーズかつ無理なく遺品整理を進められるよう願っています。