現状のゴミ屋敷レベルは何?5つのレベル別特徴と取るべき対策

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現状のゴミ屋敷レベルは何?5つのレベル別特徴と取るべき対策

「部屋が散らかっているけれど、ゴミ屋敷レベルで言うとどのくらいだろう」
「現状は、片付けないと危険なレベル?」

散らかった部屋を見て、どれくらい危険な状態なのか気になってはいませんか?
考えている以上に、現在の散らかり具合は危機的状況かもしれませんよ。

ゴミ・ゴミ以外の物が散らかり床がほとんど見えなくなったら、それはゴミ屋敷です。
また、ゴミが家中に複数放置され悪臭・害虫などが発生している場合もゴミ屋敷化したと言えます。

同じゴミ屋敷でも、散らかっている物の量や種類などに応じて5段階のレベルに分類することが可能です。現状のレベルがわかれば、効果的な片付け方法もわかります。

仮に現在のゴミ屋敷レベルが高くなかったとしても、油断して放置すれば確実にゴミ屋敷化は進行し取り返しのつかないことになるでしょう。
ゴミ屋敷レベルが高いと、火災や害虫・ネズミの大量発生、病気のリスクが高まります。場合によっては強制退去の可能性もある危機的状況です。

「散らかった部屋を放置しただけなのに、大変なことになってしまった…」とならないためにも、この記事を参考に、現状のゴミ屋敷レベルに合った対策を今すぐ取りましょう。

1.【5つのゴミ屋敷レベル】その特徴と危険性

ゴミ屋敷は、散らかっているゴミや物の量・種類などの状態に応じ、5つの段階に分けることができます。レベル1になっていたら、もう、「ゴミ屋敷」の状態です。
さらにレベルが上がるほど危険性や片付けの難易度は高まり、レベル5ともなれば危機的状況と言えるでしょう。

ゴミ屋敷レベル散らかっている物の量
レベル1床全体に散乱
レベル2場所によってひざ下まで積みあがる
レベル3場所によってひざ上まで積みあがる
レベル4場所によって天井付近まで積みあがる
レベル5家の外にもゴミがあふれ始めている

漠然と「散らかっているな」「そのうち片付けよう」と思っているだけではゴミは片付かず、事態は悪化する一方に。トラブルに発展してから「あの時、掃除しておけば…」と思わないためにも、まずは現状のレベル感を客観的に把握しましょう

以下にレベルごとの特徴や危険性を紹介します。

ぜひ参考にして、現在のゴミ屋敷レベルを確認してみてくださいね。

1-1.【レベル1】床が埋まる・小物ゴミ中心

ごみ袋に入る程度の小ぶりなゴミが散乱している状態なら、ゴミ屋敷レベルは1です。
順調にゴミ屋敷への一歩を踏み出してしまっています。
けれど、自力でも何とかなるのがゴミ屋敷レベル1の段階。現在この状況なら、次のレベルに進行する前に一刻も早く、目の前のゴミを片付けましょう。

ゴミ屋敷レベル1の基準

散らかっている量・床全体に満遍なくゴミが散乱している
散らかっている物の種類・状態・ゴミだけが散乱している
・ゴミは、そのままごみ袋に入れて捨ててしまえる小さいサイズ中心
・食品の食べ残しなどの悪臭源はほとんどない

次のような状態がレベル1と言えるでしょう。

ゴミ屋敷レベル1の具体例

  • 食べ終わったカップラーメン・お弁当の容器、空き缶、紙くずや不要な空き箱・ビニール袋など明らかなゴミが、ほとんどの部屋に放置されている
  • 放置されているゴミで、床が見えている部分より見えない部分のほうが多い

レベル1とは、ごみ袋に入る程度の大きさのゴミだけが散らかっている状態を指します。散らかっている物の中に、衣類や雑誌などゴミ以外の日用品が混ざっていないことが特徴です。
少し放置しただけでも、危険なレベル2に進行してしまうのが、レベル1の状態。

レベル2になってしまうと片付けの難易度も倍増し、火災などの危険も増えます。自力で対処できなくなる前に、早急に何とかしましょう。

1-2.【レベル2】ひざ下・衣類など日用品も散乱

脱いだ後の洋服やいつ使ったかわからないバッグなどゴミじゃない物も散乱している状態なら、レベル2です。

自力で何とかできるギリギリのラインで、業者を頼むことも視野に入れてよいレベル2。すでに、ほこりを原因とする火災発生の危険性は上がっている状況です。

ゴミ屋敷レベル2の基準

散らかっている量・足の踏み場がないくらいゴミや物が散乱し、多い場所ではひざ下辺りまで積もっている
散らかっている物の種類・状態・ゴミ以外の物(まだ使うかも知れない物)が混ざって散らばっている

レベル2の具体的な部屋の例として、以下のような状態が挙げられます。

ゴミ屋敷レベル2の具体例

  • ペットボトルやビニール袋などの明らかなゴミと、脱いだままの服や読みかけの雑誌などゴミ以外の物が混ざった状態で散乱していて、足の踏み場もない
  • 散らかっている物が積みあがっていて進入が難しい場所がある

レベル1との違いは以下の2つです。

・場所によってひざ下まで物やゴミが積みあがっている
・ゴミ以外の物(衣類・雑誌)や捨てるかどうか迷う物が散らかっている

レベル2では、ほこりによるコンセント火災やハウスダストによるアレルギー・疾病の危険性が高まっています。放置して火事になったのでは、たまったものではありません。すぐにでも片付けに取り掛かってください。

1-3.【レベル3】ひざ上・粗大ごみが加わる

進入できない場所があるくらいゴミの量が多く、ごみ袋には入らず粗大ごみに出さなければならない程度の大きさの物が混ざっている状態ならレベル3です。ほこりによる火災やハウスダストによる気管支系の病気に加えて、転倒によるけがのリスクなどが高まっています。

ゴミ屋敷レベル3の基準

散らかっている量・入れない場所があるくらいゴミや物が散乱し、多い場所ではひざ上辺りまで積もっている
散らかっている物の種類・状態・ごみ袋に入らないくらいの粗大ごみも散乱している ・ゴミ・ゴミ以外の物が混ざっており、ゴミ以外の物も大量にある

例えば、次のような部屋はレベル3の状態です。

ゴミ屋敷レベル3の具体例

  • 壊れた家具(例:テーブルや椅子)・故障した家電 (例:トースターや電子レンジ)などが、場所によっては膝上まで積み上がっている
  • 拾ってきた不要な物や貰い物・購入したけれど使わない物などが大量に散乱し、進入できない場所がいくつかある

レベル3には、次のような特徴があります。

  • 粗大ごみがある
  • どこに何があるかわからない程、ゴミ以外の物の種類や量が多い

ゴミの量がかなり増え、粗大ゴミもあるレベル3では、転倒やゴミ倒壊の危険があります。健康な若い人であっても、何が散らかっているかわからないゴミ屋敷では、思わぬけがをする可能性大です。衛生状態が悪化しているゴミ屋敷でけがをすると、感染症のリスクもあります。最優先で対処しましょう。

1-4.【レベル4】害虫・ねずみ・悪臭が発生

虫やねずみを見かけた、何か臭う、という場合はレベル4の段階になっています。

この段階になると、自分では意識していなくても衛生状態がかなり悪化しており、近隣トラブルはいつ起きてもおかしくない状態です。場合によっては強制退去の可能性も出てくるでしょう。

ゴミ屋敷レベル4の基準

散らかっている量・場所によっては天井近くまでゴミが積まれている
散らかっている物の種類・状態・賞味期限切れ食品・食べ残し・ペットのふんなど、カビや腐敗の原因となる物が放置されている
・害虫やねずみがいる

レベル4と言える状態の一例を挙げます。

ゴミ屋敷レベル4の具体例

  • 洗っていない食器や鍋・食べかけのカップ麺・食べ残したお菓子・飲み残しのジュースなど腐る物が置きっぱなしになっており、カビや臭いが発生している
  • 散らかっている物が頭くらいの高さまで積みあがっている場所がある

レベル4の特徴は、ズバリこれです。

  • 悪臭や害虫・ねずみが発生している
  • 食べ残し・飲み残しなど腐敗する可能性があるゴミが放置されている

腐敗する食品などが放置されているレベル4では、腐敗したゴミから出た液体が原因で床や壁など家自体がかなり汚染されています。そのため、ゴミの片付けだけでなく清掃・消毒を念入りに行う必要があり、解決の難易度が高い状態です。しかも放置すると床や壁まで腐ったり傷んだりしてしまいます。

1-5.【レベル5】層状にゴミが折り重なり、部屋が埋もれる

散らかっているゴミや物が何層かに積み重なっている場合はゴミ屋敷レベル5段階に達しています。いつ強制退去や近隣トラブルに発展してもおかしくない状況です。

ゴミ屋敷レベル5の基準

散らかっている量・物がベランダや庭など屋外にもあふれている
散らかっている物の種類・ゴミや物が複数の層に積み重なり押し固められている
・散乱している物がかなり汚れている

代表的なレベル5の状態は、次のとおりです。

ゴミ屋敷レベル5の具体例

  • 汚れたビニール袋・衣類・雑誌などが絡まりあい積もっていて普通に歩き回ることが無理な状態
  • 近隣から苦情が出ている

レベル5の特徴は、散らかっているゴミや物同士が絡まりあって、すぐにはバラバラにできない状態になっていることです。

圧縮されて質量が増したゴミで床が抜ける危険性もあるレベル5は、見た目以上に危険な状態。放置するだけで急速に住宅の劣化が進み、最悪の場合、家が一部崩壊し住人以外にけがを負わせる可能性もあります。迷わず最優先で手を打ってください。

2.【ゴミ屋敷レベル1~2向け】自分で片付けるための5ステップ

「1.現状を把握しよう!ゴミ屋敷レベル5段階とその特徴」で解説したレベルごとに、おすすめの片付け方法は異なり、レベル1~2は自力でも片付けが可能です。

レベルおすすめ片付け方法特徴
1自分で片付ける捨ててよい物しか散らかっていないため、分別の労力がかからない
2可能なら自分で、時間がないなら業者利用量の多さに加え片付けの際に分別が必要で労力が求められるため、手に負えないと思ったら早めに業者に依頼

散らかった部屋を自分で片付ける場合は、準備段階・片付け作業時・片付け作業後の3つの段階で必要なポイントを押さえるだけで、片付けの成功確率が確実にアップします。

時期ポイント
準備段階・必要な道具を準備する
・片付けの手順を確認し、作業日程や仕分けの基準を決めておく
片付け作業時・片付けは、大きい物やすぐ捨てられる物から始める
片付け作業後・掃除と除菌をしっかり行う(場合によっては、ここだけ業者に依頼する)
・ゴミ捨て日に忘れずゴミ出しする

部屋を付けようと思っていきなり取り掛かると、時間と労力が無駄にかかってしまいます。きちんと事前準備をすることが片付け成功の秘訣です。準備をしておけば、片付け作業中に「捨てられない」「想定外に時間がかかる」などの事態が避けられ、片付けが上手くいきやすくなりますよ。

ゴミ屋敷レベルが1~2の場合で「自分で片付けてみよう」と思ったら、ここで紹介するポイントを押さえてから取り組んでみましょう。
ただしレベル1~2においても、基本的に手に負えないと思ったら業者利用を検討し、1日も早く片付けることを優先してくださいね。

2-1.【STEP1】道具を準備しよう

まずは、準備する道具を確認しましょう。
片付け作業に取り掛かってから不足している物に気付くと、作業が中断し無駄に時間がかかってしまいます。

特に準備したほうがよい物は次の6種類です。

必ず準備したほうがよい物準備すべき理由・数量
・ゴミ袋(燃えるゴミ・燃えないゴミ両方)合わせて100枚程度準備する
・マスク、軍手ハウスダストが多く、汚れがひどいゴミやガラスの破片など危険なゴミもあるため
・殺虫剤片付け中に害虫が出ることが多いため
・荷物保管用のダンボール捨てない物の一時保管用
・ゴミをまとめるためのひもやガムテープ雑誌や不要な段ボールなどをまとめるため
・汚れてもよい服臭いや汚れが付くため、捨ててもよい服装で片付ける

ゴミ屋敷の片付けで出るゴミは想像以上に多いものです。片付けたゴミを確実に捨てられるよう、ゴミ袋は多すぎると思うくらい準備してください。

2-2.【STEP2】作業日程を決めよう

次に片付けの作業日程を決めましょう。
以下のポイントを押さえると、片付け作業を効率化できる作業日程を作ることができます。

作業日程を決める際のポイント

  • ゴミ出しの日に合わせて片付け作業をする
  • 1日で終わらせようとせず1部屋につき1日とするなど、ゆとりを持った日程を組む
  • 片付け後の掃除も日程に含める

以下のような手順で日程を作成します。

①ゴミ収集日・排出量制限を確認する
・自治体によっては、1世帯当たり1日ゴミ袋5袋までなどの制限があるため注意が必要です。

②作業する日を決める
・ゴミ収集日に合わせて日程を組みます。
・回数の少ないゴミ収集日があれば、その日に合わせるのがおすすめです。
(例:ペットボトルの収集日が第3火曜日のみなら、その日までに完了するよう作業日を設定する)

片付けたゴミをすぐ捨てられる環境で、片付け作業をするよう心がけましょう。

2-3.【STEP3】仕分ける基準を決めておこう

明らかなゴミ以外の散らかっている物をどうするか、捨てる物・残す物の仕分け基準を決めておきましょう。基準を決める際に押さえたいポイントは以下のとおりです。

仕分け基準の決め方

  • 「迷ったら捨てる」を前提とする
  • 壊れている物・使えなくなった物・好みに合わない物など「いつか使うかも」系は捨てる
  • 1年間使わなかった物は基本捨てる

片付け作業に入ってから長時間悩まなくてよいように、「絶対に必要なもの以外は捨てる」を原則として自分なりの判断基準を考えておきましょう。

2-4.【STEP4】明らかにゴミ・大きいものから捨てよう

片付け作業は、大きい物からそしてすぐ捨てられる物から始めましょう。

大きい物から片付けていくことで少しの時間で片付いた感じが出て、モチベーション維持に効果的です。また、すぐ捨てられる物から片付けることで、捨てるかどうか考えることに時間を取られることなく作業を進められるはず。

フロー心理学でも「結果がすぐ見えることで高い集中力が維持できる」とされています。ある程度時間が経った時点で目に見える効果がないとモチベーションが下がり、最後まで片付けが続かなくなりがちです。

具体的な片付けの手順は次のとおりです。

  1. 明らかなゴミを大きいものから順にゴミ袋に詰める
  2. 「2-3.【STEP3】仕分ける基準を決めておこう」で決めた基準に従い「捨てる」「保留」「必要」に分類し、「捨てる」はゴミ袋に詰める
  3. 収集日に合わせてゴミ出しする

このように片付け作業序盤は、散らかっている物の量を効率よく減らすことに専念し、時間がかかりそうな物は後からじっくり取り組みましょう。

2-5.【STEP5】掃除をしよう

片付けが終わった部屋は掃除をしましょう。特に水拭き・除菌は欠かさず行うことが大切です。
掃除の手順は、次のとおりにするとよいでしょう。

  1. ほうきや掃除機で大きめのゴミ・ほこりを取り除く
  2. 雑巾で水拭きする
  3. 除菌シートやアルコールスプレーで除菌する

ゴミなどが散らかっていた部屋には、あまり目につかなくても、ほこりや雑菌・ハウスダストが蓄積しています。

片付け後の清掃を徹底することで、ゴミ屋敷化しかけたことによって高まった火災や病気のリスクをリセットすることができるため、片付けと掃除はセットと考えてください。

また、掃除だけプロに頼んで徹底的に除菌する方法もおすすめです。「時間がない」「掃除を徹底したい」という場合は、部分的に業者を活用しましょう。

より詳しい片付け手順を知りたいと思ったら、「ゴミ屋敷はどうすれば片付く?作業手順や自力で片付けるコツを紹介 」をご確認ください。

3.【ゴミ屋敷レベル3~5向け】業者と連携して片付けるポイント

当記事の「1.現状を把握しよう!ゴミ屋敷レベル5段階とその特徴」で解説したレベル3~5に該当する場合は、業者と連携して片付けることがおすすめです。

レベル おすすめ片付け方法 特徴
3 業者と連携して片付ける 粗大ごみの処分や分別の手間がかかる
4 片付け後の清掃・消臭・除菌が必須
5 ゴミの地層を解体するだけでかなりの労力がかかる

片付けを業者に依頼する場合に、押さえておくべきポイントは次の3つです。

  • 業者の種類ごとの特徴を把握する
  • 業者に依頼する前に、残す物リストを作成しておく
  • 安心して任せられる業者を選ぶ

ゴミ屋敷レベルが3~5の場合や、レベル1~2でも手に負えない場合・部分的に業者を併用したい場合は、これから紹介する【業者に依頼するポイント】を参考にしてください。

3-1.業者の種類ごとの特徴を把握しよう

ゴミ屋敷の片付けを頼める業者の種類は、さまざまです。業者の種類によって得意分野が異なるため、それぞれの特徴を把握して目的に合った業者に依頼しましょう。

ここでは、ゴミ屋敷清掃業者・不用品回収業者・ハウスクリーニング業者・特殊清掃業者の違いを紹介します。

①ゴミ屋敷清掃業者

いわゆるゴミ屋敷や汚部屋など、散らかってしまった家の片付けや掃除を中心に行う清掃業者がゴミ屋敷清掃業者です。次のような特徴があります。

目的片付け・清掃
片付け
仕分け△(業者による)
清掃
消臭・消毒△(業者による)

ゴミ屋敷清掃業者は、部屋中のゴミを回収し掃除してもらえます。
ただし、ゴミ屋敷に散らかっている物の仕分け・貴重品探しや片付け後の消臭・消毒の対応が受けられるかどうかは依頼する業者によって異なるため、事前に確認しましょう。

②不用品回収業者

不用品回収業者は、家電製品やソファ・趣味で集めたフィギュアなど、さまざまな不用品を回収してくれます。不用品を家から搬出してくれる点や、地域のゴミ出しの日には回収してもらえないタイヤなども回収してもらえるのがよいところです。

目的不用品回収
片付け△(不用品を回収する範囲で)
仕分け×
清掃×
消臭・消毒×

不用品回収業者は、不用品を回収することが目的のため不用品の搬出はしてくれますが、丁寧な片付け作業は対象外です。また、ゴミ屋敷に散らかっている物の仕分けや清掃も、基本的に対応してもらえないと考えましょう。

③ハウスクリーニング業者

プロが使用する洗剤や道具を使用し、高い清掃技術で個人の家を清掃してもらえるのがハウスクリーニングです。自力では落とせないしつこい汚れや、日ごろ手の回らない細かい場所も綺麗にしてもらえます。

目的清掃
片付け×
仕分け×
清掃
消臭・消毒△(業者による)

ハウスクリーニング業者は、清掃が目的の業者です。部屋の隅々からエアコン・換気扇まで掃除はしてもらえますが、ゴミ屋敷の片付けやゴミ捨て、仕分けの対応は原則としてできません。

④特殊清掃業者

汚れや臭いが激しく、家自体が損傷しているケースでも元通りにできる高度な清掃技術を持つのが特殊清掃業者です。事件・事故や孤独死の現場を原状回復する際などに活躍します。

目的清掃・消臭・消毒
片付け△(業者による)
仕分け△(業者による)
清掃
消臭・消毒

特殊清掃業者は、消臭・消毒のプロフェッショナルです。業者によっては、片付け・仕分けも対応してくれます。ゴミ屋敷の片付けに対応した特殊清掃業者を選べば、4つの業者の中で最も部屋が元通りに片付くでしょう。

以上を踏まえると、ゴミ屋敷の片付けを頼む際の目的別のおすすめ依頼業者は次のとおりです。

目的おすすめ業者
・片付けは自分でするので、掃除だけ頼みたいハウスクリーニング業者
・粗大ゴミの搬出など不用品の運び出し・回収だけ依頼したい不用品回収業者
・消臭・消毒はできなくてもよいので、ゴミの片づけと掃除を頼みたいゴミ屋敷清掃業者
・片付けから清掃・消臭・消毒までまとめて任せたい特殊清掃業者

3-2.残す物リストを作成しよう

業者に仕分けまで依頼する場合は、捨てないで欲しい物のリストを作成しておきましょう。

リストの作成例は次のとおりです。

捨てずに残す物のリスト(例)

  1. 現金
  2. 通帳
  3. 印鑑
  4. 貴金属製品
  5. 契約書関係全般
  6. ブランド製品(※汚れがひどくても残しておいてください)

上記の例のように、絶対に残してほしいものをすべて具体的に記載してください。

明らかにゴミではない物(例:脱ぎ捨てた衣類など)を捨てるかどうか判断することは、業者にとって難しいものです。業者が片付け作業に入ってから1つ1つ捨てるかどうか判断していたのでは、時間も費用もかかってしまうでしょう。片付けにずっと立ち会う羽目にもなってしまいます。

少ない時間と労力で片付けを終わらせるためにも、業者に伝わるような形で「捨ててはいけない物のリスト」を準備しておくことが大切です。

なお、ゴミの搬出や清掃のみを業者に依頼し仕分けは頼まない場合、リストの作成は不要です。

3-3.安心できる業者を選ぼう

安心して作業を任せられる信頼できる業者を選ぶうえで着目したいのは次の3点です。

  • 実績はあるか
  • 清掃・消臭スキルは確かか
  • 費用が明確か

片付けを依頼した場合、業者の人が長時間室内に立ち入り、貴重品の仕分けなども手掛けることになります。いい加減な対応をする業者だと、大事なものを誤って捨てられそうで不安です。

また、近所の人に悪い印象を持たれたくない場合もあるでしょう。信頼できる業者なら近隣対策も安心できます。

以下では安心して任せられる業者を選ぶためにチェックしたいポイントを紹介するので、参考にしてください。

3-3-1.実績が確認できる

ホームページなどで、これまでの施工実績が確認できる業者は安心です。

散らかった部屋の片付けは、ゴミとゴミ以外の物の選別作業や大量のゴミの速やかな搬出作業、作業後の清掃など多くの工程があります。実績がある業者であれば、経験を活かしてスムーズな選別やポイントを押さえた清掃を短時間で行えるでしょう。

無駄な時間や労力をかけずに片付けを終わらせたいなら、実績をチェックするのがおすすめです。

3-3-2.清掃・消臭スキルがある

清掃作業を業者に依頼する場合、清掃・消臭の技術が高い業者は安心して任せられます。

特にゴミ屋敷レベルが3~5に達している場合、部屋の汚れや悪臭はかなりのものです。害虫・ねずみも多く発生しているでしょう。散らかっていた物がなくなるだけでなく、部屋に染み付いた汚れや臭いまでなくなって始めてゴミ屋敷のリスクはリセットできます。

ゴミ屋敷を根本から解決したいなら、清掃・消臭スキルがどの程度か必ず確認しましょう。

3-3-3.費用が明確である

支払い時に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、事前に費用が明確になり追加請求のない業者を選びましょう

業者のホームページを閲覧した際や見積もり時に、費用の総額や追加請求の有無が確認できます。せっかく部屋は片付いても、想定外の追加請求が発生したのではたまりませんよね。

事前に確認しておくだけで、費用が想定外になるリスクは回避できます。ぜひ確認してみてください。

ゴミ屋敷の片付けから清掃・消臭・消毒まで
安心して任せたいなら「リスクベネフィット」がおすすめ

特殊清掃業者「リスクベネフィット」は、豊富な実績・高い清掃・消臭スキル・追加請求費用なしとゴミ屋敷の片づけを安心して任せられる業者です。片付け・仕分けも、清掃・消臭も、まとめて任せられる業者をお探しなら、リスクベネフィットをぜひご活用ください。

リスクベネフィットの特徴

豊富な実績・特殊清掃実績は8,000件以上
・天井までゴミが堆積した事例、女性だけで対応希望の事例など、ゴミ屋敷の清掃実績も豊富
高い清掃・ 消臭スキル特許を取得した完全消臭施工が魅力
追加請求費用なし・費用は「基本料金×コース割増+オプション料金」
・作業開始前に契約書を締結、追加料金が発生しないことを確約

ゴミ屋敷問題をまとめて解決できる業者選びに迷ったら、「リスクベネフィット」をご活用ください。

4.全レベル対応のゴミ屋敷再発防止策3選

「無事にゴミ屋敷が片付きました!」
ちょっと待ってください。「片付けた!」で終わってしまっては、再び部屋が散らかる悲劇が繰り返されるかもしれません。部屋も気持ちもすっきりした今だからこそできる再発防止策、試してみませんか?

ここでは、よくある原因別に誰でも簡単にできる再発防止策を紹介します。

ゴミ屋敷化しやすい人によくある原因

  • 片付けられない
  • 捨てられない
  • 物を買いすぎる

上記の原因に「そういえば、心当たりあるかも」と思ったら、ぜひ以下の対策を試してみてくださいね。

4-1.片付けられない場合に取りたい対策

「収納が苦手で…」
「ついゴミを捨てるのを後回しにしてしまう」
という人は、このタイプ。物やゴミを片付けるのが苦手で適当に放置し続けた結果、ゴミ屋敷にしてしまうのです。

そんな人は、次の3つの習慣を実践してみましょう。

片付けられない人におすすめの3つの習慣

  1. 物・ゴミの定位置を決める
  2. 使ったら必ず元の位置に戻す・ゴミが出たらその場で定位置に入れる
  3. 1日に1回5分間でもいいので、必ず片付けタイムを設ける

どれも最初は煩わしいでしょう。けれど、ゴミ屋敷を何とかする煩わしさに比べればマシです。
しばらく経てば必ず慣れ、ゴミ屋敷化する不安に二度と怯えなくて済みます。片付け習慣、ぜひ実践してみてください。

4-2.捨てられない人が取るべき防止策

「いつか、きっと使うから」
「何かの役に立つと思う」
そう思って物を捨てる決心がつかないことがあるなら、捨てられないタイプです。「いつか」や「何か」はほぼやって来ず、捨てられなかった物が部屋をゴミ屋敷に変えてしまいます

「捨てられない」が原因でゴミ屋敷になるのを防ぎたいなら、物を入手する時や物の管理について、自分でルールを決めましょう。

捨てられない人が決めたい、たった2つのルール

  1. 物を手に入れる時は、いったん「本当に必要か」を一晩かけて再考する
  2. 「1年使わなければ捨てる」など、捨てる時期を明確に決め遵守する

思い切って捨てることで手に入るゴミ屋敷化の危機がない日々を思い浮かべ、捨てるルールの実践あるのみです。

4-3.物を買いすぎる場合に試したい予防策

「必要と思って買ったら同じ物を持っていた」
「ストックしようと思って、つい買いすぎちゃう」
そんな経験がある人は、物を買いすぎてゴミ屋敷化を招くタイプです。ストックも度を過ぎればただのゴミ。ゴミ屋敷を阻止するためにも、家計に優しくするためにも、その習慣、見直しませんか?

物を買いすぎてしまうあなたに試して欲しい3ステップ

  1. 買いすぎがちな物の在庫をリストアップ
  2. 買いすぎた物の大体の金額を試算して無駄を把握
  3. 買い物時は在庫リストを参考にメモを作成し、メモにない物は買わない

買いすぎるタイプの人は、とにかく「在庫の見える化」をしましょう。ついでに、買いすぎた結果の浪費額も可視化すれば、買いすぎの歯止めもかかりやすくなります。

5.まとめ

以上のように部屋が散らかっている状態は、散らかっている物の量や種類・状態を基準に、5段階のゴミ屋敷レベルに分類することができます。

「そのうち片付けるから大丈夫」と見て見ぬふりをしている間に、どんどんゴミ屋敷化を加速させている人は結構多いもの。できるだけ早く、客観的に現状を把握しましょう。現状を把握できれば適切な解決策も見つかります。

ゴミ屋敷を無事片付けられたら、再発防止策も合わせて取りましょう。

片付けられない・捨てられない・物を買いすぎる、は必ず改善できます

この記事を参考に、ゴミ屋敷化レベルに適した対応を取り、ゴミ屋敷化再発に怯えない穏やかな毎日が送れるようになれば幸いです。