ゴミ屋敷はなぜ臭い?5つの原因と10の対処法

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ゴミ屋敷はなぜ臭い?5つの原因と10の対処法

「家がゴミ屋敷状態になってしまい、段々臭さを感じるようになってしまった」
「ゴミ屋敷のニオイが気になる。かなり臭いけど自力でどうにかできるのかな?」

と悩んでいませんか。

ゴミ屋敷が臭い原因は、主に以下の6つだと考えられます。

ただ原因が分かっても、あまりにニオイがひどいと、具体的に何をどうすれば良いかわからず困ってしまいますよね。

ゴミ屋敷の臭さは、ニオイの元となる原因物質を処分し、換気や清掃などを行えば自分でも軽減させることができます。

この記事では、あなたが一日も早くゴミ屋敷の臭さを減らせるように、以下の内容について詳しく解説します。

  • ゴミ屋敷が臭い理由
  • ゴミ屋敷の臭さを取り除く10の対処法
  • ゴミ屋敷の消臭や片付けを業者に依頼するメリット

ゴミ屋敷のニオイ対策を行わないと、更にニオイが酷くなり、周辺住民からのクレームなどのトラブルに発展してしまうかもしれません。

この記事を最後までお読みいただくと、ゴミ屋敷の悪臭を解消する具体的な方法がわかります。ゴミ屋敷の悪臭を少しでも早く減らすためにも、早速読み進めてくださいね。

1.ゴミ屋敷が臭い6つの原因

ゴミ屋敷が臭くなる理由は1つだけでなく、いくつかの原因が考えられます。

まずは、ニオイの元となる以下の6つの原因について詳しく紹介します。

ニオイを減らすためには原因を把握することが重要ですので、「当てはまる原因はこれかな」と考えながら読み進めてみてください。

1-1. 腐敗臭

腐敗臭はその名の通り生ゴミなどが腐った際に発するニオイで、ゴミ屋敷が臭くなる大きな原因の1つです。

ゴミの中には食品などの腐敗しやすいものが多く含まれており、処分せずに放置することで、腐敗が進んでいきます。

するとゴミが腐敗するにつれて悪臭が漂うようになり、家の中に腐敗臭やゴミ臭さが広まってしまうのです。

たとえば、ゴミに含まれる以下のようなものが腐ると、ニオイを発しやすくなります。

特に腐敗臭を発しやすいもの

  • 食べかけの弁当や飲みかけの飲み物
  • 果物や野菜の皮
  • 魚や肉などの加熱していない食品

また特に暑い時期は腐敗のスピードが早まるため、積み上がったゴミの底部分がドロドロになり、ゴミが床に広がることで悪臭が出ているケースもあります。

1-2. 生ゴミ臭

生ゴミ臭も、腐敗臭と同じく強烈な悪臭を放つニオイです。

生ゴミ臭とは、ゴミをエサにして増殖した菌やカビが原因で発生するニオイのことで、ゴミの中で様々な種類の菌類が増殖することで、ひどいニオイとなります。

さらに生ゴミに含まれる菌は、水分により増殖しやすくなることが特徴です。

そのため、シンクの中にゴミを入れっぱなしにしたり、水分を含んだゴミを放置したりすることで、ニオイが広まりやすくなります。

また微生物は高温状態を好むので、気温が高くなる季節はより臭さが広まってしまいます。

1-3. 雑菌やカビが繁殖したニオイ

雑菌やカビが繁殖したニオイは、ゴミ臭さとはやや異なる悪臭です。

「雑菌が繁殖したニオイ」と聞くとあまりピンとこないかもしれませんが、「部屋干しをした際の生乾き臭」と考えるとわかりやすいでしょう。

生乾き臭、つまり雑菌が繁殖したニオイは、布類に水分が残ったままの状態が長く続いた場合に発生します。

一度雑菌が繁殖したものは、洗濯してもニオイ戻りしてしまうことが多いため、雑巾や洗濯物などの中途半端に濡れた布類が放置されている場合は、ニオイの原因となっているかもしれません。

また雑菌と合わせて、カビが悪臭の原因になっていることも多いです。

カビは温度や栄養分・湿度などの条件が揃うことで繁殖し、一旦発生すると凄まじいスピードで広まっていきます。

カビも雑菌と同じく繁殖すると独特のニオイがするため、広まると部屋全体が臭くなってしまいます。

1-4. 害虫・害獣の糞尿のニオイ

害虫や害獣が出した糞尿のニオイも、ゴミ屋敷が臭くなる原因の1つです。

害虫や害獣とは、ゴキブリやハエ・ネズミなどの生き物のことです。

ゴミ屋敷にはゴミが多く積まれているため、エサとなるゴミを求めて害虫や害獣が発生します。

また害虫や害虫はニオイの出る糞尿をするため、その糞尿がたまることで悪臭が発生するケースも多いです。

中でもネズミの尿は大変臭いほか、糞尿には人間に悪影響を与える病原菌が含まれている可能性も高いと言われています。

さらに害虫や害虫の糞尿のニオイとゴミ臭が混ざり、強烈なニオイとなっている場合もあります。

1-5. 排水口からのニオイ

ゴミとは直接は関係ありませんが、排水口からのニオイにより、臭さを感じているケースも多いです。

家の中にドブや下水のような不快なニオイしたら、それは排水口からのニオイかもしれません。

排水口からニオイがする原因は、排水管の中にこびりついて取れなくなった汚れやヌメリだと考えられます。

通常このニオイは、排水管の一部分に水がたまることで防がれていますが、管の内部の水が乾燥すると、ニオイが家の中に広まりやすくなってしまいます。

ゴミ屋敷で水回りにもゴミが積まれており、長期間洗面台等を使用していない場合は、この管の中の水が乾き、排水口からニオイが出ている可能性が高いでしょう。

また排水口のゴミ受けに食品や髪の毛・石鹸カスなどのゴミがたまっている場合は、そのゴミのニオイと排水口からのニオイが混ざり、悪臭が発生しているケースもあります。

1-6. ペット臭

ペット臭もまた、強烈な悪臭の原因の1つです。

ペット臭で特にニオイを発しやすいのは糞尿で、処理せず放置すると周囲の家まで伝わるほどの悪臭を放ちます。

またペットはフェロモン臭などの独特なニオイを発するため、ニオイが壁や床に染み込み取れなくなってしまうこともあります。

特に犬は汗腺から分泌される汗によりニオイが出るため、ブラッシングやシャンプーなどのこまめなケアを行わないと、家中にニオイが広まってしまうのです。

一度広まったペット臭は強烈で、壁や床に染み付いてしまうことも多いため、糞尿の処理などの適切な対処が求められます。

2.ゴミ屋敷の臭さを取り除く10の対処法

ここまで、ゴミ屋敷が臭くなる6つの原因について紹介しました。

上記の通りゴミ屋敷の臭さには様々な原因があり、複数のニオイが混じって悪臭となっていることもあります。

よって臭さを減少させるためには、複数の対処法を試し、1つ1つ原因を減らすことがポイントです。

ここでは臭さを取り除く方法を10個紹介しますので、1つずつ試してみてください。

  • まずは徹底的にゴミを片付ける
  • 拭き掃除と換気を行う
  • カビを取除く
  • ニオイの染み付いた寝具や衣類を処分する
  • 雑巾などの雑菌の繁殖した布類を処分する
  • 害虫駆除を行い、害虫・害獣の糞尿を処分する
  • 排水口を掃除してつまりを解消する
  • エアコンの洗浄をする
  • 清掃業者に依頼する

2-1. まずは徹底的にゴミを片付ける

ゴミ屋敷のニオイを取り除く最も効果的な方法は、徹底的にゴミを片付けることです。

先述の通りゴミ屋敷のゴミには複数の種類が混ざっているため、腐敗したゴミ臭や生ゴミ臭・カビ臭などが混ざり、強烈なニオイとなっています。

廊下などに積まれているゴミはもちろん、特にニオイの出やすい以下のようなゴミを含めて、家中のゴミを徹底的に捨てましょう。

処分すべきゴミ

  • 廊下やキッチンなどに置きっぱなしになっているゴミ
  • ゴミ箱に入れっぱなしになっているゴミ
  • 賞味期限を過ぎた食べ物
  • キッチンの三角コーナーや排水口のゴミ受け内のゴミ
  • 浴室内の排水口のヘアーキャッチャーにたまった髪の毛や石けんカス
  • 飲み残したペットボトル・缶や使わない調味料
  • 食品の入っていたパックやトレー

家の中にあるゴミを徹底的に処分することで、ゴミが発している生ゴミ臭や腐敗臭を確実に減らすことができます。

空き瓶やペットボトルなども悪臭の原因となりますので、燃えるゴミ以外のゴミも忘れずに処分してください。

2-2 拭き掃除と換気を行う

ゴミ捨てを行ったら、次に拭き掃除と換気を行います。

ゴミを処分せずに放置していた場合は、床や壁にゴミから出た液体やベタベタとした汚れが付着していることが多いです。

汚れを放置すると害虫が発生したり、ニオイが発生したりするため、必ず拭き掃除を行いましょう。

拭き掃除に必要な道具と手順は以下の通りです。

<掃除用具>

  • 雑巾
  • 食器用洗剤(中性洗剤)

雑巾さえあればすぐにできるので、掃除が苦手な方もぜひチャレンジしてみてください。

【拭き掃除の手順】

  1. 雑巾やクリーナーなどの掃除用具を用意する
  2. 中性洗剤を数滴たらした濡れ雑巾で床を拭いていく
  3. 仕上げによく洗った雑巾でもう一度拭く

ゴミ屋敷の床はベタベタとしているため、ただ水拭きをするだけでなく、食器用洗剤(中性洗剤)を数滴たらした雑巾で拭くことで、汚れが取れやすくなります。

洗剤はたらしすぎると床がヌルヌルしてしまうので、数滴だけにとどめておき、一回拭いた後はよく洗った雑巾で洗剤の成分を拭き取りましょう。

また長い間ゴミ屋敷状態が続き、ずっと掃除をしていない場合は、家の中に空気がこもってニオイが外に出ていないこともあります。

拭き掃除をする際は窓を大きく開け、空気の入れ替えを行ってみてください。

2-3. カビを取り除く

カビの除去も、家の中の悪臭を減らすためには大変重要です。

「カビ臭さはないからカビは生えていないだろう」と思っていても、カーテンの裏やクローゼットの中など、意外な場所にカビが発生している場合も多いです。

軽くこすっても落ちない黒っぽい汚れがあれば、それはカビだと考えられるでしょう。

家の中に発生するカビは、大きく以下の3箇所に発生することが多く、発生場所によって対処方法が異なります。

水回りキッチン・浴室のパッキン・洗面台周辺
布類カーテン・タンスの奥の方の衣類・雑巾などの濡れた布
クローゼットクローゼットの扉や壁

ここでは、上記の3箇所にカビが生えた場合について、それぞれの対処法を紹介します。

2-3-1.水回りに生えた場合

キッチンなどの水回りにカビが生えた場合は、以下のような方法で取り除きます。

<掃除用具>

  • スポンジ
  • 食器用洗剤(中性洗剤)
  • カビ取り剤(スプレータイプが便利)または塩素系漂白剤
  • ゴム手袋

【水回りのカビ取りの手順】

  1. カビが生えている場所を洗い流し、汚れを落とす
  2. 洗剤をつけたスポンジでカビが生えた部分を軽くこすり、洗い流す
  3. カビにカビ取り剤や漂白剤をつけて放置する
  4. よく洗い流す

市販のカビ取り剤や漂白剤を塗って放置すれば、大体のカビは落とすことができます。

カビがしつこく取れにくい場合は、放置時間を少し長めにすると効果を感じやすくなりますよ。

ただカビ取り剤は刺激が強いため、使用する際はゴム手袋やマスクを着用し、換気を行いながら作業に取組んでください。

2-3-2. 布類に生えた場合

カーテンなどの布類に生えた場合は、以下のような方法で取り除きます。

<掃除用具>

  • 塩素系漂白剤
  • 洗面器
  • 洗濯ネット
  • ゴム手袋

【布類のカビ取りの手順】

  1. 大きめの洗面器に50度程度のお湯をはる
  2. カビの部分に直接漂白剤をかけて、お湯につける
  3. 2時間程度放置する
  4. 洗濯ネットに入れて洗濯する
  5. できれば日光に当てて干す

ただ上記の方法は、布の種類によっては色落ちしてしまう場合もあります。

自分での対処が難しいと感じた場合は、カビ取り加工が得意なクリーニング店に依頼して、カビを取り除いてもらいましょう。

2-3-3. クローゼットの中に生えた場合

クローゼットの中のカビは、アルコールスプレーを用いて対処します。

<掃除用具>

  • アルコールスプレー
  • 乾いた雑巾

【クローゼットのカビ取りの手順】

  1. クローゼットの中のものを全て外に出す
  2. カビが生えている場所に消毒用アルコールスプレーを吹きかける
  3. 乾拭きをして、しばらく扉を開けて乾燥させる

カビ臭を防ぐためには、カビの発生場所を特定し、確実にカビを除去することが重要です。

特にクローゼットの中は空気がこもりカビが生えやすいため、掃除の際は扉を大きく開け、空気を入れ替えることを意識してみてください。

2-4. ニオイの染み付いた寝具や衣類を処分する

ゴミ屋敷状態が長く続くと、寝具や衣類にまでニオイが染み付いてしまうことも多いです。

ゴミ臭さの染み付いた衣類を保管しておくと、せっかく全てのゴミを処分しても、またゴミ臭さに悩まされることになってしまいます。

またずっと洗っていない寝具や衣類は、汗や汚れによりカビや雑菌が発生し、ひどいニオイを発していることもあります。

自分では臭くないと感じていても、ニオイに慣れてしまっているだけかもしれません。

以下に当てはまるものは、この際思い切って処分してしまいましょう。

処分すべきもの

  • 1年以上洗濯していない寝具
  • 異臭がする寝具や衣類
  • 黄ばんで変色したり、カビが生えている寝具や衣類

布類に染み付いたニオイは、洗濯をして一時的には改善しても、またすぐに戻ってしまうことが多いです。

もったいないからと取っておかず、長い間洗濯していない寝具や衣類を使用している場合は、一度処分して新しいものを購入することをおすすめします。

2-5. 雑巾などの雑菌の繁殖した布類を処分する

ニオイの染み付いた衣類等とだけでなく、雑菌の繁殖した布類も処分しましょう。

特に雑巾やフキンなどの濡れたまま放置されやすい布類は、乾くまでに時間がかかるため、雑菌が繁殖しやすいです。

また洗濯したまま乾かしていない布類も、同様に雑菌が繁殖しやすく、嫌なニオイが出る原因となります。

布類に繁殖した雑菌が部屋の臭さの原因となっていることもあるため、嫌なニオイのする衣類や使っていない雑巾などは、この際処分することをオススメします。

処分すべきもの

  • 嫌なニオイのする布類や衣類
  • 長い間洗っていないフキン
  • 使っていない雑巾

嫌なニオイを発している雑巾やフキン・タオルなどを一度すべて処分することで、ニオイの広まりを抑えることができますよ。

2-6. ペットの糞尿を処分する

ペットを飼っている場合は、放置された糞尿がニオイの原因となっている可能性が高いです。

ペットの糞尿はかなりニオイが出るため、処分せずに他のゴミなどと一緒に放置していると、部屋の中に悪臭が広がり、染み付いてしまうこともあります。

特に気温が高い時期はニオイが出やすく、近隣にまでニオイが広がることも少なくありません。

ペットの糞尿が家の中や庭などに放置されている場合は、なるべく早く以下のような対策を行ってみてください。

ペットの糞尿によるニオイを減らす方法

  • 「ニオイの出ない袋」に糞尿やトイレの砂を入れ、口を硬く結ぶ
  • トイレやゲージを水洗いする
  • ペット用の消臭剤を使用する
  • トイレ砂やシートを消臭効果のあるものに変える
  • 尿が染み込んだ壁紙を交換する

ペット関連のニオイは広まりやすいため、一度徹底的に処分し、ニオイの発生源を抑えることがポイントです。

なおゴミ屋敷のペット臭ついては、以下の記事でより詳しく紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

ペットのいるゴミ屋敷を今すぐ片付るべき!6つの理由と対処法を解説

2-7. 害虫駆除を行い、害虫・害獣の糞尿を処分する

もし害虫や害獣が発生している場合は、その害虫や害獣が発したニオイや糞尿により、臭さが広まっていることもあります。

先述の通り、害虫や害獣が発した糞尿はニオイが強く、その糞尿と生ゴミなど他のゴミが混ざることで、悪臭が広まります。

また害虫・害獣の糞尿や死骸を放置すると、仲間がいることを知らせてしまうため、より多くの害虫や害獣を呼び集めてしまう原因にもなります。

害虫や害獣の発生時は、害虫駆除剤や、ニオイのするスプレーなどを活用し、できる限りの害虫・害獣を減らすことが重要です。

なお害虫・害獣のフンを始末する方法は、以下の通りです。

<掃除用具>

  • マスク
  • 使い捨ての手袋
  • アルコールスプレー
  • ウエットティッシュ

【害虫・害獣のフンを処分する手順】

  1. 手袋とマスクを着用する
  2. ウエットティッシュなどの使い捨てられるものでフンを拭き取る
  3. 拭き取ったティッシュをビニール袋に入れ、口を縛って捨てる
  4. フンが落ちていた場所にアルコールスプレーをかけて拭き取る

「フンだったら掃除機で吸い込むのがいいのでは」と想うかもしれませんが、掃除機で吸い込むとフンが細かくなり、部屋中にフンに含まれる物質が広まってしまう可能性があります。

掃除の際は必ず拭き掃除を行い、掃除機では吸い込まないようにしてください。

ただし上記のような作業を行っても、害虫や害獣は一度駆除してもまた戻ってきてしまうことも多いです。

また死骸や糞尿には病原菌が潜んでいることも多いため、数が多い場合や、自分での処理が難しい場合は専門業者へ駆除を依頼することをオススメします。

ゴミ屋敷の虫の対処法については、以下の記事でより詳しく紹介しています。虫でお悩みの場合は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。

ゴミ屋敷に発生する虫の種類とは?虫による健康被害やトラブルを解説

2-8. 排水口を掃除してつまりを解消する

排水口が汚れていたり、つまっている場合も嫌なニオイが発生しやすいです。

排水口は日々の汚れの蓄積や、しばらく使用していないことによる管の内部の乾燥などによって、ニオイが出やすくなります。

特にゴミ屋敷でキッチンや洗面台にまでゴミが溢れている場合は、ニオイの広まりを防止する管の内部の水が乾燥し、悪臭が発生している可能性が高いです。

排水口からニオイが出ている場合は、以下のように水をたくさん流して乾燥を防ぐ、パイプユニッシュなどの専用洗剤でつまりを解消するなどの方法を試してみてください。

排水口からニオイが出る時に試すこと

  • 5分程度水を流しっぱなしにする
  • 内部のゴミ受けを取り外し、ゴミを捨てよく洗いヌメリを取る(漂白剤につける)
  • パイプのつまりを解消する専用洗剤を使う(パイプユニッシュなど)
  • 60℃以上のお湯を2〜3分程度流す(殺菌のため)

なお排水口のゴミ受けなどのパーツのヌメリが気になる場合は、漂白剤を用いたつけ置き洗いが効果的です。

漂白剤を用いたつけ置き洗いの方法は、以下の通りです。

<必要な道具>

  • 酸素系漂白剤
  • ゴム手袋
  • レジ袋

<掃除方法>

  1. シンクの排水口に水を入れたビニール袋を置き、フタ代わりにする
  2. シンクの中に酸素系漂白剤を入れる (量はパッケージの指示に従う)
  3. つけ置きしたいものを入れる
  4. ぬるま湯をシンクにため、1時間以上放置する
  5. ビニール袋を外し、パーツをスポンジでこすり洗いする
  6. 水で汚れを洗い流す

このつけ置き洗いの方法は、五徳などの他のキッチン掃除にも応用できます。

ゴミ屋敷のキッチンの掃除方法については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらもあわせて参考にしてください。

ゴミ屋敷のキッチンを自力で掃除する方法|手順やコツを徹底解説!

ただ排水口からのニオイがあまりにひどい場合は、排水管に隙間ができていたり、管が劣化していたりといった可能性が高いです。

上記のような方法を試しても改善しない場合は、自分での対処は難しいため、業者への依頼をオススメします。

2-9. エアコンの清掃を行う

見逃しがちですが、エアコンからニオイが出ているケースも多く存在します。

エアコンの内部は結露によって生じた水分がたまるため、非常にカビが発生しやすい環境となっています。

よって長い間掃除をしていないエアコンの内部にはカビが発生しやすく、空気中の汚れとカビが混ざって、吹出口からほこりっぽいニオイがすることもあります。

またエアコンをつけただけで嫌なニオイが広がったり、せきが出たりする場合は、内部に多くのカビが発生しているかもしれません。

エアコンをずっと掃除していない場合は、一度フィルターを掃除してみることをオススメします。

<必要な道具>

  • マスク
  • 掃除機
  • 新聞紙

【エアコンのフィルターの清掃方法】

  1. エアコンの電源を切り、上部のフィルターを取り外す
  2. フィルターの表面に掃除機をかけてホコリを吸い取る
  3. フィルターを水洗いする
  4. 新聞紙などの上でよく乾燥させてから元に戻す

ただエアコンの構造は複雑なので、フィルター以外の場所の掃除は、自身で行うと感電や故障などのトラブル発生の原因にもなりかねません。

エアコンの清掃を一度も行ったことがない場合は、カビの広まり防ぐためにも、なるべく早く業者に依頼してみてください。

2-10. 清掃業者に依頼する

あまりにニオイがひどいと感じたら、清掃業者に依頼するのも1つの方法です。

ゴミの量が多いと、片付けに時間がかかってしまい、いつまで経っても臭さが減らないこともあります。

清掃業者に依頼すれば、ゴミ処理とハウスクリーニングの両方を行ってもらえるため、自分で家中の掃除を行う必要がありません。

ゴミを一旦すべて処分するだけでなく、ハウスクリーニングまでを行ってもらうことで、一気に部屋の中がきれいになり、ニオイの原因となる物質を減らすことができます。

特に自分での対処が難しいカビの除去まで行ってもらえるため、これ以上カビ臭さやゴミ臭さが広まってしまう心配もありません。

なおゴミ屋敷の片付け業者には様々な業者が存在しますが、中でも特殊清掃業者への依頼が効果的です。 特殊清掃業者へ依頼するメリットについては、次項にて詳しく解説しますので、ぜひ目を通してみてください。

3.ゴミ屋敷の消臭・片付けを特殊清掃業者に依頼するメリット

ゴミ屋敷のニオイや片付けで悩んでいる場合は、特殊清掃業者への依頼がオススメです。

特殊清掃業者と聞くと「孤独死発生現場の原状回復」などのイメージがあるかもしれませんが、特殊清掃のスキルを活かした、ゴミ屋敷や汚部屋の片付けも行っています。

ここでは特殊清掃業者に依頼する4つのメリットを紹介します。

3-1. 壁や床に染み込んだニオイを完全に除去できる

特殊清掃業者に清掃を依頼する最大のメリットは、床や壁に染み込んだニオイを完全に除去できることです。

特殊清掃業者は「オゾン発生装置」と呼ばれる強烈なニオイも消臭できる専用機器を所有しています。

特殊清掃では、孤独死や火災発生現場などのニオイの残りやすい現場の片付けを行うことが多いため、強い消臭技術が必要となります。

オゾン発生装置は除菌や消臭などに効果のあるオゾンを発生させる機械のことで、壁や床に染み込んだニオイまで除去できるとの特徴があります。

よって特殊清掃業者に片付けを依頼すれば、オゾン発生装置を活用した消臭も可能なため、ゴミを捨てた後のニオイに悩まされることもありません。

ただ家の中がきれいになるだけでなく、気になるニオイまで完全になくすことができます。

3-2. ゴミ処理や消毒も行ってもらえる

ゴミ処理や消毒などの手間のかかる作業を行ってもらえることも、嬉しいメリットの1つです。

特殊清掃業者では、粗大ゴミなどの自身での搬出や処分が難しいゴミや、腐敗しているゴミなどの状態の悪いゴミの処分も行ってもらうことができます。

「ゴミくらい自分でも処分できるだろう」と思うかもしれませんが、家電や棚などの粗大ゴミの搬出には想像以上の時間や手間がかかります。

結局処分できずに家の中に保管しておくことで、またゴミ屋敷状態に戻ってしまうかもしれません。

さらにゴミ屋敷ではゴミから出た汁に殺菌が繁殖して、不衛生な状態になっていることが多いため、消毒は欠かせません。

特殊清掃業者では作業時に隅々まで消毒を行うため、嫌なベタつきもなく、安心してまた同じ家で過ごすことができます。

3-3. 害虫の完全駆除が可能

特殊清掃業者は、清掃や消毒だけでなく、害虫の完全駆除も可能です。

ゴミ屋敷には、ゴミをエサとしたゴキブリなどの害虫が多く発生しています。

ゴミ屋敷ではゴミが積み上がっているため、くん煙式の殺虫剤を使用しても、ゴミの隙間に潜んでいる虫は駆除できないことが多いです。

なんとか自力でゴミを片付けても、途中でゴミの中に潜んでいた大量の害虫や害獣が出てきたら困りますよね。

一方特殊清掃業者は、専用の薬剤を使用して害虫駆除を行うため、ゴキブリなどの繁殖しやすい虫も一斉駆除が可能です。

一度すべての害虫を殺すことで、虫が出にくくなり、害虫や害獣による糞尿のニオイも減らすことができるでしょう。

3-4. 短期間でニオイやゴミの処分ができる

「なかなか家を片付けられない」とお悩みの方にとって、短期間でニオイやゴミの処分ができることは最も大きなメリットなのではないでしょうか。

自分だけで掃除をしようとすると、思った様に作業が進まなかったり、時間がかかったりと途中で嫌になってしまいがちです。

せっかく頑張ってゴミ掃除をはじめても、また元の状態に戻ってしまうかもしれません。

またゴミ屋敷では、ゴミを全て処分した後も壁や床にニオイが染み込み、なかなか取れないケースも多く見られます。

特殊清掃業者では複数人で作業を行うほか、強力な専用機器で消臭を行うため、染み付いた汚れやニオイも短期間で元の状態に戻すことができます。

4.ゴミ屋敷のニオイ除去・片付けなら「リスクベネフィット」におまかせください

上記の通りゴミ屋敷の臭さは、腐敗臭や雑菌が繁殖したニオイなど、様々なニオイが入り混じっていることが原因です。

よって少し掃除をした程度では中々取れず、壁や床にニオイが染み込んでしまっているケースも少なくありません。

ゴミ屋敷の臭さを1日でも早く減少させたい場合は、完全消臭や粗大ゴミの処理にも対応している特殊清掃業者への依頼をオススメします。

特殊清掃業者のリスクベネフィットは特殊清掃に特化した業者で、北海道から九州まで日本全国に拠点を持ち、これまでにゴミ屋敷や火災発生現場などの8,000件以上の清掃を行ってきました。

また特殊清掃のスキルを活かした以下のような工法による完全消臭が可能なだけでなく、ゴミ屋敷の片付けや完全消臭・ハウスクリーニングなどに対応しています。

  • 現場の周期成分に合わせた特殊薬剤の散布
  • 臭気成分を酸化分解するオゾン燻煙
  • 専用のコーティング剤を使用したコーティング

さらに作業時は近隣対策を徹底しているため、周囲の人にゴミ屋敷であることがバレてしまうこともありません

  • 完全密封の状態で作業を行い、ニオイ漏れを防ぐ
  • 特殊清掃業者とわからないように他の業者を装って訪問する
  • 住宅地やビジネス街など、作業環境に合った時間帯で作業を行う

ゴミ処理以外にも、ニオイの発生源となりやすいエアコンの清掃や害虫駆除・消毒作業などにも対応しています。

ゴミ屋敷の片付けや消臭についての作業内容や、料金について詳しく知りたい場合は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

5.まとめ

この記事では、ゴミ屋敷のニオイの原因や、ゴミ屋敷のニオイを減少させる方法について紹介しました。

最後に、もう一度ゴミ屋敷のニオイをなくす方法をまとめます。

ゴミ屋敷のニオイをなくす方法

  • まずは徹底的にゴミを片付ける
  • 拭き掃除と換気を行う
  • カビを取除く
  • ニオイの染み付いた寝具や衣類を処分する
  • 雑巾などの雑菌の繁殖した布類を処分する
  • 害虫駆除を行い、害虫・害獣の糞尿を処分する
  • 排水口を掃除してつまりを解消する
  • エアコンの洗浄をする
  • 清掃業者に依頼する

ゴミ屋敷のニオイは、壁や床など様々な場所に染み付いてしまった生ゴミ臭だけでなく、カビや雑菌など他のものが原因となっている場合も多いです。

自分では手に負えないと感じた場合は、これ以上のニオイの広まりを防止するためにも、一度特殊清掃業者などの清掃業者に問い合わせてみることをオススメします。

この記事を参考にして、ぜひニオイの減少に取り組んでみてください。