ペットのいるゴミ屋敷を今すぐ片付るべき!6つの理由と対処法を解説

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ペットのいるゴミ屋敷を今すぐ片付るべき!6つの理由と対処法を解説

「散らかっていた部屋がペットの糞尿でますますひどくなってきた……。これって放置はマズイの?」
「実家が、ゴミとペットでゴミ屋敷のようになっている。なんとかした方がいいの?」

そんなお悩みを抱えてはいませんか?

散らかった部屋でペットを飼っている場合、少し家を留守にしたり掃除をさぼったりしている間に、ペットがひどく部屋を汚して収拾がつかなくなることがあります。

また、清潔な環境でペットを飼っていた人でも、高齢になってペットの世話が思うようにできなくなり、急に部屋がゴミ屋敷のようになっていくケースも少なくありません。

こうした状況に「なんとかしなければ……」と思いながらも、時間がなかったりお金がなかったりして放置してしまうことも多いですよね。

結論を先に言うと、ペットによってゴミ屋敷化している場合は、今すぐ対処を取った方がよいでしょう。

というのもペットに絡むゴミ屋敷の場合、放置すると下記のような問題が起こるからです。

ペット絡みのゴミ屋敷は、住んでいる人やペットに害があるだけでなく、近隣に迷惑をかけてしまうことも少なくありません問題の悪化を避けるためにも、早めに手を打ったほうがよいといえます。

ペット絡みのゴミ屋敷の対処方法には、自力で対処できることもあれば、自分では対処しきれないこともあります。対処できない場合は、無理をしないで特殊清掃会社などの手を借りるとよいでしょう。

記事を読み終えるころには、自分の状況に合わせて、最適な対処法に着手することができるでしょう。ぜひ最後まで目を通してみてください。

1.ペット絡みのゴミ屋敷はすぐに片付けるべき理由6つ

先にも触れましたが、ペットによってゴミ屋敷になりつつある場合、すぐに対処をした方がよいでしょう。

今のまま放置すると次のような問題が起きる可能性があるからです。

具体的に詳しく見ていきましょう。

1-1.ペット絡みのゴミ屋敷はゴミ屋敷の中でも悪臭が強い

ペットの絡むゴミ屋敷の悪臭は、ゴミ屋敷の中でも特に強い悪臭がするといわれています。

というのも、犬や猫の尿の臭いには、アンモニア臭以外にも、雑菌やウイルスの臭い、また縄張りを主張するためのフェロモンの臭いなどさまざまな臭いが入り混じっているからです。

ペットの糞尿のツンと鼻をつく臭いは、ゴミ屋敷の臭いでよくある食べ残し・飲み残しによる「生ゴミ臭」「腐敗臭」などよりはるかに強い刺激臭として周囲に伝わります。

また、ペットは動き回って家中に糞尿をするため、臭いの範囲も広がります。ペットが自由に出入りできる家の場合は、家の中だけでなく、家の周囲にも臭いが広がることが少なくありません。

近隣から苦情がくるのも、この臭いがきっかけとなるケースが大半です。

ペット絡みのゴミ屋敷の臭いは特に厄介で、周囲にも迷惑をかけるため早急に対処しましょう。

1-2.ハエ、ゴキブリ、ダニなどの害虫がわく

ペットの糞尿やゴミを放置すると、ハエやゴキブリ、ダニといった害虫が集まり、見た目も不快なうえ、不衛生な状況となります。

ハエやゴキブリは、ペットの糞尿や人の食べ残しなどをエサに繁殖します。またダニが、ペットの抜け毛やホコリといったハウスダストを温床として増えることが少なくありません

害虫はその名の通り、菌やウイルスといった病原菌をばらまく「害のある虫」です。放置すると住んでいる人に感染症やアレルギー症状といった病気を引き起こす原因となります。

ペット絡みの汚れを放置すると、こうした害虫が集まり不衛生な状況となるため、放置はNGです。

1-3.住人やペットの健康を害する

ゴミ屋敷化した状態を放置すると、住んでいる人やペットの健康を害する恐れがあります。

先にも触れたようにゴミ屋敷化した家には害虫などがわくため、それらの害虫によりウイルス性の病気やアレルギーになることがあるからです。

具体的な症状としては、人の場合は、ウイルス感染によるぜんそくや胃腸炎、アレルギーによるくしゃみや咳、じんま疹といった症状を引き起こすことがあります。ペットの場合には、皮膚病にかかるケースも少なくありません。

また、害虫が移動することにより、近所の人の健康を害する危険性もあります。

ゴミ屋敷の不衛生な環境は、人やペットの健康を害するため、早めに改善しましょう。

1-4.床、壁、柱がおしっこで朽ちる

ペットの糞尿を放置した場合、床や壁や柱が腐ってしまうことが少なくありません。

ペットの糞は放置すると、床や壁や柱に糞がこびりついたり臭いが染みこんだりして建材を傷めます。また特にペットの尿は水分が建材の奥まで染み込み、床や壁、柱の木材を朽ちさせることが少なくありません。

床や壁、柱が中まで腐らせてしまうと大掛かりな修繕が必要となり、簡単にもとに戻すことが難しくなります。

ゴミで隠れていて気づきにくいものの、ペットの糞尿で建物の劣化は確実に進んでいるため、早めの対処が大切です。

1-5.ゴミの中でペットが死んでしまうことも

ゴミの多い状態で、多くのペットを放し飼いにしている場合には、気づかないうちにペットが死亡することもあります。

ゴミや糞尿が堆積していて衛生状態が悪いと、ペットは病気にかかりやすくなります。

病気にかかって体の弱くなったペットは、ペット同士のエサの争奪戦で負けてエサを確保できなかったり、エサが確保できてもうまく消化できなかったりと栄養をうまく取ることができません。そのため、気づけばペットが餓死していることがあります。

ゴミがあふれている状態では、ゴミの陰でペットが亡くなっていても気づかないことが少なくありません。

実際に、飼い主本人がペットの死亡に気づかず、清掃を手伝った特殊清掃会社のスタッフなどが亡くなったペットをゴミの中から発見するケースも多くあります。

ゴミの中でペットを死なせないためにも、ゴミで不衛生になっている環境を改善することをおすすめします。

1-6.動物愛護法違反になることも

ゴミ屋敷の汚れた劣悪な環境でペットを飼うと、ペットへの「虐待」とみなされ「動物愛護法違反」となることがあります。

「動物愛護法」とは、動物をみだりに殺傷・虐待したり捨てたりする行為を禁じるものです。ペットを糞尿にまみれた劣悪な環境で飼育することは、ペットに対する「虐待」とみなされ、この「動物愛護法」違反となり検挙されるケースがあります。

例えば、2021年4月には東京都大田区で、住人が、糞尿の堆積した自宅の室内で雑種犬5匹を飼育していたため、動物愛護法違反(虐待)容疑で逮捕されたケースがありました。

上記ケースでは、逮捕前に保健所からの再三の指導でも改善されなかったという事情があるため、実際は、ゴミ屋敷でペットを飼っているからといって「即逮捕」とはならないかもしれません。

とはいえ、劣悪な環境でペットを飼うことはペットに対する「虐待」に相当します。飼育状況を改善するようにしましょう。

2.ペット絡みゴミ屋敷を自力で対処する方法

ペット絡みのゴミ屋敷を放置すると、悪臭を放ったり害虫がわいたりして住む人やペットの健康にもよくないため、早めに対処しましょう。

ここでは次のような自力ですぐにできる対処法をご紹介します。

  • 自力での掃除・片付け手順
  • ペットへの適切な対応方法

自力でペット絡みの汚部屋を片付ける方法については、家にあるものや近所の薬局やスーパーで手に入るもので気軽に着手できます。

ペットへの適切な対応方法については、ペットの排泄の始末に困っている場合などに参照してください。

ただし、部屋の衛生状態がひどく悪かったり、足の踏み場がないほど散らかっていたりなどする場合には無理に自力で対処せずに、専門の業者に相談するのがよいでしょう。

片付けるうちに体調を崩したり、時間がかかりすぎて収拾がつかなくなったりする可能性があります。その場合は、「3.自力で対処が難しい場合は、特殊清掃会社に依頼がおすすめ」を参照してください。

それでは自力での対処法について具体的に見ていきましょう。

2-1.自力での掃除・片付け手順

自力でゴミ屋敷を掃除する場合の「掃除・片付け手順」について見ていきましょう。

手順の概要は下記のとおりです。

以下に詳しく紹介します。

2-1-1.【準備1】必要な道具を準備する

自力で部屋を片付ける場合は、次のものをまず準備しましょう。

用意するものは、ほとんど薬局やスーパーで調達可能です。すでに家にあるものを活用してもよいでしょう。

作業中の着衣
作業中の着衣は、糞尿やゴミで汚れたり臭いがついてもいい服エプロンを用意しましょう。またホコリを吸い込まないためのマスク、汚れやケガから手を守るためのゴム製手袋軍手も用意してください。

ゴミ捨て用の資材
ゴミを捨てるための大きなビニール袋段ボールは、部屋のゴミの量に応じて用意しましょう。
新聞紙は、割れたものを包むのに便利です。また水を染み込ませるとホコリやペットの毛を絡めとって捨てるためにも使えます。

糞の除去用の道具
糞の除去のために、金属スコップや、ヘラ金属ブラシを用意しましょう。これは床や壁にこびりついて固まった糞を削り落とすためのものです。削り落とした糞をまとめるほうきちりとりビニール袋も用意しましょう。

尿の汚れ落とし用の道具
尿の汚れを落とすために、住宅用洗剤を用意しましょう。カーペットについた尿のシミを落としたい場合は、お酢重曹も必要です。

消毒剤の準備
消毒剤の「次亜塩素酸ナトリウム」は、薬局やホームセンター、インターネットで購入可能です。水で薄め、スプレーで吹き付けて使うため、水とスプレーボトルを用意します。

消臭剤の準備
消臭剤としては、クエン酸か、あるいは重曹、お酢のいずれかを用意しましょう。消毒剤と同様、水で薄めてスプレーで吹き付けて使います。消臭剤用のスプレーボトルを用意しましょう。

その他、殺虫剤など
他には、ハエやゴキブリ用の殺虫剤を用意しておくと、作業中に害虫を避けることができて便利です。

2-1-2.【準備2】作業着と殺虫剤で汚れと害虫から身を守る

作業前に汚れてもいい作業着に着替えましょう。ホコリを吸い込まないためのマスクや、汚れを避けるためのゴム手袋や軍手の着用も必須です。

着衣が整った後は、ハエやゴキブリといった害虫を避けるため、作業する周辺に殺虫剤をまきましょう。ハエやゴキブリはゴミを除けた場所に密集していることもあるため、作業中はいつでも使えるように傍に置いておくことをおすすめします。

殺虫剤を吸い込まないように換気をよくするなど、作業環境にも注意してください。

2-1-3.ゴミを捨てる

まず、部屋のゴミを捨てましょう。

ためてしまった食べ残しなどの生ごみや、紙やプラスチック類の生活ごみはもちろん、ペットの糞尿で汚れてしまったクッションやカバン類もゴミとなります。

糞尿がついてしまうと大事なものでも不衛生なため捨てなければならないことがよくあります。とはいえ大事なものを捨てる際にはつい迷いが出て、ゴミ捨てがなかなか進みません。

そうした場合には、

  • 今後も使うもの
  • 使えないもの
  • どちらとも判断のできないもの

について3つのビニール袋を用意して、仕分けするのがおすすめです。作業を早く進めることができます。

明らかにゴミであったり、汚れて使用できなくなったりしたものは「使えないもの」に仕分けして廃棄します。汚れているものの大切で捨てられない「どちらとも判断のできないもの」は、掃除の後に改めて捨てるかどうか判断するようにしましょう。

ゴミは最後に可燃ごみ、不燃ごみなどに分けてビニール袋や段ボールに入れ自治体の指定に従って廃棄します。

2-1-4.糞の始末

ゴミを捨てた後は床や壁にこびりついた糞の除去をします。下記の通り、糞とその周辺の消毒を行ってから除去作業を行います。

(1)糞および周辺の消毒を行う

ペットの糞から感染症に感染することもあるため、糞を除去する前に作業場周辺の消毒をします。

消毒剤は、約0.1%程度に希釈した次亜塩素酸ナトリウムを使用するとよいでしょう。

約0.1%の次亜塩素酸ナトリウム水は、500mlの水に5mlの次亜塩素酸ナトリウムを混ぜて作ります。

作った消臭剤をスプレーボトルに入れ、糞尿やその周辺の作業する場所に吹きかけて消毒します。

(2)糞の除去

次に、糞を取り除きます。

糞は日にちが経つと固まって硬いため、金属製のスコップなどで粉状に崩しましょう。その後、ヘラや金属ブラシなどを使って細かく除去していくのがコツです。

除去した糞はほうきやちりとりでビニール袋にまとめます。まとめた後は廃棄しましょう。

ペットの糞の捨て方は「可燃ゴミ」扱いとなることが大半です。ただし、自治体ごとに扱いが異なるため、自治体の扱いに沿って捨てるようにしてください。

2-1-5.尿の汚れ落とし

次に、床や壁、柱に染みついたペットの尿の汚れを落とします。

(1)住宅用洗剤で汚れを落とす

住宅用洗剤を染み込ませた雑巾で、フローリングやカーペット、壁、柱を拭きます。カーペットなどのじゅうたんは、叩くように洗剤を染み込ませるとよいでしょう。

拭いた後は、水を染み込ませた別の雑巾でふき取ります。

汚れが落ちるまで、洗剤を染み込ませた雑巾と、水を染み込ませた雑巾を交互に使い根気よく作業します。

(2)カーペットの頑固なシミにはお酢と重曹で対処

カーペットについた尿によるしつこいシミが落ちない場合は、お酢と重曹を使うとよいでしょう。

下記手順でシミを取ります。

  1. シミの上からお酢を注ぎ、お酢をカーペットに染み込ませる
  2. お酢で濡れた部分を覆うように重曹を振りかける
  3. そのまま10分ほど放置
  4. 重曹をペーパータオルなどで取り除く
  5. 洗剤のついた雑巾や水でぬれた雑巾で汚れをふき取る

尿の汚れは、以上のように住宅用洗剤とお酢や重曹で落とします。

2-1-6.消毒をする

ゴミや糞、尿の汚れが除去できた後は、部屋全体を消毒しましょう。

使用する消毒剤は、「2-1-4. 糞を除去する」でも説明しましたが、下記の要領で作成できます。

糞尿などのウイルスの殺菌のためには、約0.1%程度の濃さの次亜塩素酸ナトリウムが必要です。約0.1%の次亜塩素酸ナトリウム水は、500mlの水に5mlの次亜塩素酸ナトリウムを混ぜて作ります。

消毒剤をスプレーボトルに入れて、部屋中に吹きかけましょう。また、消毒剤を染み込ませた雑巾で床や窓、家具など気になる箇所をふき取るなどの対応もおすすめです。

2-1-7.消臭をする

消毒作業の後は、消臭作業をします

消臭剤は、クエン酸を水で薄めたものを利用するとよいでしょう。クエン酸は酸性のため、ペットの糞尿のアルカリ性と混ざると中和し、臭いを消す効果があります。また、重曹やお酢を水で薄めたものでも、同様の効果があります。

クエン酸を消臭に使う場合は40倍に希釈します。

クエン酸を40倍に希釈するときは、水200mlに、クエン酸小さじ1杯(5g)を混ぜるのが目安です。

消臭剤をスプレーボトルに入れて吹きかけるほか、臭いの染みついたところに消臭剤を染み込ませて使います。

2-2.ペットへの適切な対応方法

自分でできる対処法として、ペットへの適切な対応方法を紹介します。

ペットの糞尿で部屋が汚れてしまう原因として、ペットのトイレのしつけができていないことが挙げられます。また、ペットの去勢・避妊をしておらず、世話ができないほどにペットが増えすぎている場合も、部屋が汚れる原因となります。

ペットのトイレのしつけができていないことやペットの繁殖の管理ができていないことは適切な対応とはいえません。

ペットによるゴミ屋敷化を防ぐため、下記のようなペット対策をした方がよいでしょう。

それでは詳しく見ていきましょう。

2-2-1.ペットのトイレトレーニングを徹底する

飼っているペットが、ペットのトイレで排泄するよう、徹底してトイレトレーニングをしましょう。

ペットにトイレのしつけがされていないと、汚部屋を片付けても再び汚れてしまいます。再びゴミ屋敷のようになるのを防ぐためにもペットのトイレのしつけはしっかり行いましょう。

例えば、ぺットがトイレ以外で排泄をしてしまった場合にも、糞尿を放置せず、すぐに掃除をしてしっかり臭いを除去しましょう。放置するとトイレのしつけに良くありません。

トイレ以外の場所に糞尿の臭いを残してしまうと、ペットにとってトイレと他の場所との区別がつかなくなり、ますますペットはトイレを使わなくなります。トイレ以外の場所の糞尿の臭いはしっかり取り除きましょう。

ペットのしつけをしっかりと行い、ペットがきちんとトイレで排泄できるようにすることが大切です。

2-2-2.ペットの去勢・避妊をする

ペットの去勢・避妊手術を行っていない場合は、去勢・避妊手術をすることを検討しましょう。

ペット絡みのゴミ屋敷の原因として、ペットの去勢・避妊をしなかったためにペットが想定以上に増え、部屋を汚すようになったということも少なくありません。

ペットの数が増え過ぎて汚部屋になるのは、ペットの生活環境としてもよい状況ではありません。ペットの生活環境を改善するためにも、去勢・避妊手術をした方がよいといえます。

ペットの去勢・不妊手術については、近くの動物病院で行えます。手術費用については一部自治体では助成金を支給している場合もあるため、自治体に問い合わせてみましょう。

自治体への問い合わせについては「2-2-4.ペットの対処は自治体の支援を受けられる場合も」も参照してください。

2-2-3.適切に飼えないペットは手放す

「ペットが多すぎて面倒がみられない」「掃除が追いつかない」といった場合は、ペットを手放すことも考えましょう。

飼育できる許容範囲を超えてしまっていることが想定されます。現状では適切な環境でペットを飼えているとはいえません。ペットが健全な環境で暮らせるように、ペットの引き取り手を探すなど、ペットを手放すことをおすすめします。

ペットの引き取り手を探すには、友人や知人、かかりつけの獣医さん、近所の人などに尋ねてみるとよいでしょう。

また、地元の動物愛護団体などの手を借りるという手段もあります。動物愛護団体は、NPO団体や公益財団法人といったさまざまな形で、全国各地域にあります。ペットの里親探しを支援してくれたり、ペットの一時預かりをしてくれたりします。

自治体の保健所に相談しても里親を探すことができますが、一定期間を経ても里親が見つからない場合、ペットは殺処分となることに注意が必要です。

友人や知人、動物愛護団体などにお願いして、ペットが安心して暮らせる環境にペットを引き継ぐようにしましょう。

2-2-4.ペット対策については自治体の支援を受けられることも

ペット絡みの対処については、自治体に相談してみるのもおすすめです。

全ての地方自治体は、動物愛護管理法において「動物愛護の普及啓発」が責務となっているため、自治体は動物愛護のための取り組みをしています。

そのためペットの飼育・保護について援助を受けられることがあります。

例えば、下記京都市のようにペットの避妊・去勢手術の助成金など支援を受けられる市町村が多くあります。

例:京都市の場合

京都市では、公益社団法人京都市獣医師会会員の動物病院で実施する犬・猫の避妊・去勢手術に対し手術費用の補助をしています。また、京都市獣医師会からも同額が補助されます。

【犬、猫、オス、メスとも同額の補助】

 京都市からの補助:2,500円+京都市獣医師会からの補助:2,500円=補助金合計5,000円

出典:京都市:犬・猫の避妊・去勢手術費用の補助金について (kyoto.lg.jp)

具体的な対応は自治体ごとに異なるため、住んでいる地域の市区町村に問い合わせましょう。

ペットの手術費の補助がない場合でも、ペットの多頭飼育をしている生活困窮者には生活支援のサポートがある場合があります。

相談窓口は生活相談窓口や市民相談窓口など、自治体によって異なります。代表電話やインフォメーションで確認することをおすすめします。

3.自力で対処が難しい場合は特殊清掃業者に依頼がおすすめ

自力では手に負えないほど部屋が汚れていたり、汚れで健康を害していたり、近所から苦情が殺到していたりする場合には、特殊清掃会社に依頼するようにしましょう。

特殊清掃業者では、ペット絡みのゴミ屋敷について、安全に素早く専門家ならではの対処が可能です。以下に詳しく紹介します。

3-1.特殊清掃業者とは

特殊清掃業者とは、事故や孤独死の現場といった汚染や悪臭の激しい現場の清掃を専門とするプロ集団のことです。

遺体や廃棄物の腐乱や腐敗による家屋のダメージが大きい現場について、独自の専門技術で清掃・消臭し、原状回復させます。

特殊清掃業者は、汚染・悪臭の除去についての深い知識と高い技術を生かしてゴミ屋敷の清掃にも対応しています。

特に特殊清掃業者は臭いの対処にも強いため、ペット系のゴミ屋敷の対処を依頼する際の心強い依頼先といえます。

3-2.特殊清掃業者ができること

特殊清掃会社ではゴミ屋敷の清掃について、次のようなことが可能です。

3-2-1.短時間で一気に片付けられる

特殊清掃業者を利用する最大の利点は、ゴミ屋敷を短時間で一気に片付けられることです。

自力でゴミ屋敷を清掃しようとしても、なかなか一日では終わりません。家族や知人の手を借りて数日かけて掃除をしても終わらないこともあります。

しかし、特殊清掃会社が行うと、プロの技術で手際よく数時間で終えること可能です。

また、個人で掃除をした場合は、その後の粗大ゴミ・不用品をゴミに出すためには自治体の指定日まで待たなければいけません。

特殊清掃業者に清掃後のゴミの搬出についても依頼すると、清掃からゴミの搬出まで一度に終わらせることができます。

このように特殊清掃業者に依頼すると、ゴミ屋敷の片づけは短時間、かつ一度ですみます。

3-2-2.プロの技術で難易度の高い清掃・消臭が可能

特殊清掃業者に作業を依頼することで、素人では対応できない難易度の高い清掃や消臭が可能です。

(1)専門技術により、しつこい汚れや臭いの除去が可能

特殊清掃業者は専門技術で、手際よく難易度の高い清掃を行います。

例えば、ペットの糞尿の場合、長年蓄積して広範囲にこびりついたしつこい糞尿は、通常、なかなか落ちません。しかし、特殊清業者の場合は、対処に慣れているため手際よく始末することができます。

例えば、スチーマーでふやかし、床を傷つけることなく硬い汚れをはがします。また、素人が見落としがちなフローリングの溝や、窓のサッシの隙間に入り込んだ根深い糞尿の汚れも洗浄します。

床のワックスに染みついた糞尿の臭いについても、ワックスをはがしての消臭も可能です。臭気が再び戻らないように防臭コーティングを施すこともできます。

特殊清掃業者に依頼すると素人では対応しきれない掃除が可能です。

(2)特殊な機械や薬剤を使っての高度な消毒・消臭作業が可能

特殊清掃会社は、除菌や脱臭のための特殊な機材や薬剤を保持しており、高度な消毒・消臭作業が可能です。

例えば、機材ではオゾン脱臭機という建材に染み込んだ臭いを分解させる機械を持つ業者もあります。

通常、長年ペットの糞尿が堆積した場合の臭いは、建物中に臭いが染みついており、掃除をしても完全に取り除くのは難しいといわれています。しかし、オゾン脱臭機があると、そうした建物に染みついた臭いを軽減させることが可能です。

特殊清掃業者では、プロならではの消毒・消臭作業を行なうことができます。るため、清掃後の家で安心して暮らすことができます。

3-2-3.ゴミの搬出・処分も対応可能

特殊清掃会社に清掃を依頼すると、ゴミの搬出や処分まで引き受けてもらうことができます。

自力でゴミ屋敷の清掃した場合、清掃後のゴミの処分に手間取ることが少なくありません。自治体の粗大ごみに出す場合は、事前の手続きが必要で、処分日まで自分で保管しなければなりません。またゴミの処分費用もかかります。

特殊清掃業者に依頼した場合、家庭ごみの搬出のほか、粗大ゴミや不用品の回収まで一括して依頼できることがほとんどです

特殊清掃会社に依頼すると、清掃とゴミの処分の煩わしさを一挙に引き受けてもらえるため、楽にゴミを片付けることができます。

3-3.特殊清掃業者に依頼した場合の費用

ここでは例えばペットのゴミ屋敷一部屋を片付けた場合の相場を紹介します。

特殊清掃業者に依頼した場合、「ペット絡みのゴミ屋敷」の清掃の相場は、「通常のゴミ屋敷」の清掃の相場の1.52倍になると言われています。

これはペット絡みのゴミ屋敷の場合はペットの糞尿と糞尿に汚染されたゴミ、臭いの始末などに手間がかかるためです。

ゴミ屋敷の清掃の相場は、清掃する部屋の広さとゴミの量、汚れと臭いの度合いに応じて異なりますが、

例えば下記のようになります。

1ルーム清掃の相場】

  • ゴミ屋敷の清掃:3~12万円
  • ペット絡みのゴミ屋敷:4.5万円~24万円

実際には、「ペットの糞尿で床の解体が必要になる」「強力な消臭作業が必要になる」といったことで価格は変動します。

部屋の状態によって金額が変わるため、実際に自分の部屋の清掃について相見積もりを取るなどして、自分の部屋の清掃の相場を確認するとよいでしょう。

3-4.特殊清掃業者を選ぶポイント

特殊清掃業者は、専門のプロ集団ではありますが、開業するために資格や許可はいりません。誰でも参入することができる業界です。そのため、悪質な業者がまぎれていることもあります。

依頼するなら、高い技術を持ちしっかりと対応してくれる特殊清掃業者に依頼するようにしましょう。

特殊清掃業者に依頼するときに気を付けたいポイントは以下のようなものです。

  • 実績が豊富な業者を選ぶ
  • 特殊資格や特許技術、高性能な機材をもつ業者を選ぶ
  • 見積もりなど際の対応に注意する

具体的に見ていきましょう。

3-4-1.実績が豊富な業者を選ぶ

特殊清掃業者を選ぶ際には、実績が豊富な業者を選ぶのがおすすめです。

ペット絡みのゴミ屋敷の清掃は、特に悪臭の問題があるため、経験の浅い業者では十分な対応できない場合があります。実際に特殊清掃業者に依頼したものの、「臭いが消えなかった」という声も少なくありません。

ゴミ屋敷の悪臭を消臭するには多くの経験と技術が必要です。ゴミ屋敷にはさまざまなケースがあり、ケースに応じて最適な薬剤や機材を組み合わせて対処しなければなりません。専門の機材や薬剤を整えているだけでは充分でなく、機材や薬剤を使い慣れている必要があるため、経験豊富な業者の方が効果的に対処できます。

実績が豊富な業者を選ぶには、会社のホームページや口コミなどを参考にして選ぶとよいでしょう。

3-4-2.特殊な資格や特許技術、高性能な機材を持つ業者を選ぶ

特殊清掃業者は、先にも触れたように、開業に資格・許可というものは必要ありません。とはいえ、業者によっては、汚れや臭いを落とす特殊な資格や、特許技術、機材を持っている場合があります。

ペットのゴミ屋敷の場合は、そうした特殊な資格、特許技術、機材もつ業者を選ぶことをおすすめしますペット絡みのゴミ屋敷の悪臭を完全消臭したり、雑菌を徹底消毒したりするには、高度な技術や機材が必要なためです。

例えば下記のような資格や特許、機材があります。

  • 資格
    「事件現場特殊清掃士」、「脱臭マイスター」
  • 特許技術
    「火災事故現場の完全消臭」の特許、「ペットゴミ屋敷の完全消臭」の特許など
  • 機材
    「オゾン脱臭機」

資格では、特殊清掃の専門知識を持った「事件現場特殊清掃士」という資格を持つ業者もあります。また、特許技術では、ペットのしつこい臭いも完全消臭する特許技術を持つ業者もおすすめです。

オゾン脱臭機など高性能な消臭機材を持つ会社を選ぶのもおすすめです。効果の高い消臭作業を行ってもらうことができます。

資格や技術、機材を持っている会社はホームページなどに詳細を載せていることが多いため、ホームページを参考にするとよいでしょう。

3-4-3.見積もりなどの際の対応に注意

お見積もりをとる際などに、しっかりと業者の対応を見定めることもおすすめです。

まず、見積もりについて明確な料金説明ができているかどうか確認しましょう。

相見積もりをとって「とにかく安いから」という理由で決めるのではなく、見積もりの内訳や対応などを確認して決めることが大切です。

見積もりの内訳は、

「糞の除去にいくらかかるのか」
「雑菌の消毒はいくらかかるのか」
「消臭にはいくらかかるのか」

などを確認しましょう。

明確な料金説明がないまま契約してしまうと、のちに、曖昧な理由でオプション料金を請求されることがあります。

また、説明や対応が的確で丁寧であるかなどを確認し、安心して任せられる業者かどうか確認しましょう。

例えば消臭作業ひとつについても、具体的にどういう対応をしてくれるか、きちんと説明をしてくれる業者が安心です。

掃除の依頼はプライベートな空間に他人を招きいれるものです。料金も明確で、対応も丁寧で安心して任せることのできる業者を選ぶようにしましょう

4.リスクベネフィットなら完全消臭ができ支払いも安心

ゴミ屋敷は片付けたいけど急な出費で支払いが厳しい……という場合には、当社、特殊清掃会社「リスクベネフィット」がおすすめです。

4-1.特許技術でしつこい悪臭を完全消臭

特殊清掃会社のリスクベネフィットでは特許技術による完全消臭が可能であるなど、高度な清掃技術での対応が可能です。

リスクベネフィットは、災害現場などの最前線で活動した特殊清掃業界の先駆者でもあります。

火災現場や孤独死住宅という臭いが問題となる特殊清掃現場を数多く経験し、消臭技術を磨いてきました。その結果、極めて困難だといわれた特殊清掃現場の「完全消臭」を実現し、現在は「完全消臭」の特許技術をもっています。

特許技術に基づき、独自の消臭薬剤やオゾン脱臭機などを駆使し、ペットのしつこい臭いの完全消臭も可能です。

悪臭を完全消臭する高い技術を持つため、安心して任せることができます。

4-2.業界最安値を実現!

特殊清掃会社のリスクベネフィットでは、業界最安値で高い技術の清掃が可能です。

通常の特殊清掃会社では、社員の教育研修を外部に依頼したり、専門機材を外部から購入したりするなど運営にコストがかかります。また営業をするにも多くの広告費がかかります。そうした費用は、お客様の支払う清掃費用に加えられます。

リスクベネフィットの場合は、教育研修は自社で行い機材も自社で用意します。そのうえ、教育研修プログラムや専門機材を同業他社にも販売しています。また営業についても多くのリピーターや紹介案件で増えていることもあり、営業コストも多くかかっていません。

運営費用を抑えているため、業界最安値を実現することが可能となっています。業界先駆者ならではの仕組みで、良心的な価格で技術の高いサービスを提供できているのです。

4-3.ローン支払いも可能!

リスクベネフィットは、特殊清掃業界初となるローン支払いも可能としました。急にゴミ清掃が必要となり、支払いに困っている場合でも無理なく支払うことが可能です。

ローンの支払いについては、お見積もり時に相談してください。「清掃したいけど今すぐ用意できるお金がない」と諦めることなく、特殊清掃ローンも活用して、早めに汚部屋の対処を図ることができます。

ペットのいるゴミ屋敷を片付ける際にはぜひリスクベネフィットにご相談ください。

5.まとめ

ペットのいるゴミ屋敷について、「放置するとよくない理由」と「自力で対処する方法」また「自力で対処できない場合は特殊清掃会社に依頼するとよい」ということを紹介しました。

自分でできる対処法

  • 自分で必要道具を準備し、汚部屋を片付ける
  • ペットのトイレのしつけを徹底する
  • ペットの去勢・避妊をする
  • 飼えないペットは手放す

自分で対処できない場合は特殊清掃業者に依頼することもおすすめです。

特殊清掃業者を利用してできること

  • 短時間で一気に片付けられる
  • プロの技術で汚れや臭いを徹底的に解消できる
  • ゴミの処分も依頼できる

特殊清掃会社を利用する場合は、リスクベネフィットがおすすめです。高い技術での清掃が可能なうえ、業界最安値での対応や、ローンでの支払いもできて安心です。

これらの情報を利用して、ぜひ、ご自身とペットの暮らしやすい環境を手に入れてください。