誰でもできる壁の臭いを取る方法一覧|原因別の対処法と消臭アイテム

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誰でもできる壁の臭いを取る方法一覧|原因別の対処法と消臭アイテム

壁の臭い取りと一口にいっても、臭いの原因によって対処法が大きく異なります。

壁が臭う原因原因別の消臭方法
尿はねアンモニア消臭剤
タバコのヤニヤニ汚れクリーナー
カビカビ除去スプレー
油落としクリーナー
ペットのエサや排泄物ペット用消臭剤
ネズミの尿や死骸漂白剤、業者に依頼
家の建材(材質)業者に依頼

このように、尿はねが原因だったらアンモニア消臭剤、タバコのヤニが原因だったらヤニ汚れクリーナーなど、臭いが現れる場所や原因に応じて対応を変えていかないと、壁の臭いは消臭できません。

そこでこの記事では、下記についてお伝えしていきます。

壁の臭いを取り去るおすすめの消臭アイテムをご紹介していきますので、気になる場所の臭い取りをすぐに実践してみてください。

1. 【原因別】壁の臭い取りの方法一覧

冒頭でも述べたように、壁の臭いはそれぞれ原因が異なっており、まとめると以下のようになります。

尿はね

トイレで立って用を足すと、便器の周りの壁や床に尿が飛び散ります。そして尿に含まれるカルシウム成分が化学反応を起こし、アンモニア臭が発生します。

【主な臭いの発生場所】
トイレ

●タバコのヤニ

タバコの煙に含まれるタールが付着し、黄色や茶色いヤニに変化し臭いを発します。

【主な臭いの発生場所】
リビング、換気扇など喫煙する場所の近く

●カビ

空気のとおりの悪い場所や、外気温との差が大きく結露が発生したり湿気が多い場所に発生します。

【主な臭いの発生場所】
北側の部屋、お風呂、家具の裏や部屋の隅など

●油

調理をするコンロ周りにはねた油や、手でよく触れる部分に皮脂の汚れがたまっていきます。

【主な臭いの発生場所】
キッチンの壁や照明のスイッチなど

●ペットのエサや排泄物

排泄物やエサを放置すると雑菌が発生し、空中に菌が浮遊し壁に付着。そして特有の臭いが発生します。

【主な臭いの発生場所】
ペットのトイレやエサ置き場

●ネズミの尿や死骸

外壁と壁の間に入り込んだネズミが死んでしまったり、家の中に侵入したネズミの尿の臭いがする場合があります。

【主な臭いの発生場所】
家の屋根裏や外壁と壁の間、押し入れや床下など

●家の建材(材質)

壁裏などの建材に強い臭いを放つものがあります。また、臭いの強い芳香剤や洗剤を大量に使用した場合、壁に臭いがしみこみ取れなくなる場合があります。

【主な臭いの発生場所】
壁や壁裏の建材や化粧ボードなど

このように、壁が臭うのにはそれぞれ異なる原因があるため、原因ごとの対処が必要です。

基本的には、臭いや汚れのある場所に消臭剤をスプレーして拭いていきますが、動物の死骸や家の建材が原因による臭いの場合は、個人で対応するのは難しいため、業者に依頼することになります。

原因対処法
尿はねアンモニア消臭剤を使って拭き掃除をする。
タバコのヤニアルカリ性のヤニ汚れクリーナーを使って拭き掃除をする。
カビカビ取り剤を使って拭き掃除をする。
油落としクリーナーを使って拭き掃除をする。
ペットのエサや排泄物ペット用の消臭剤を使う。
ネズミの尿や死骸尿は漂白剤で拭き掃除をする。死骸は業者に駆除を依頼する。
家の建材(材質)業者に依頼する。

具体的な対処法について、次章以降で詳しくお伝えしていきます。

2.「尿はね」が原因の壁の臭い取りにはアンモニア消臭

尿の成分はアルカリ性のため、トイレで用を足す際に尿がはねると壁がアンモニア臭くなることがあります。以下で、掃除の方法や、アルカリ性の汚れを分解してくれる消臭アイテムをお伝えしていきます。

2-1.「尿はね」が原因の壁の掃除方法

尿がはねているのは主に便座の両脇の壁です。腰の高さくらいまで掃除することをお勧めしますが、とくに汚れやすい下の方を念入りに掃除してください。下記の順番で行っていきましょう。

  1. 湿る程度にアンモニア消臭剤をスプレーする
  2. 乾いた布でふき取る

きれいに掃除してもなんとなく嫌なにおいが残る場合は、便座や床の掃除が終わったあとに、トイレの天井に向けて消臭スプレーをまくと良いでしょう。アンモニアは空気より軽いので、天井の方に溜まる習性があるからです。そして換気扇を回すことで、消臭しきれず残ったアンモニアも外へ出て行きます。

2-2.「尿はね」の臭い対策におすすめのアイテム

アンモニア超強力消臭 ピーピークリーナー

出典:Amazon

商品名アンモニア超強力消臭 ピーピークリーナー
主要成分ミネラル塩、活性剤、水
内容量500ml

尿のアンモニア臭を強力に消臭、除去します。トイレの壁はもちろん、ソファーやシーツなどにも使えるため、トイレ以外の場所でアンモニア臭いが取れない場合も使用可能です。

ピーピークリーナーは無香料、そして主な原材料は食品添加物なので、小さな子供やペットがいる家でも安心して使用できます。

3.「タバコのヤニ」が原因の壁の臭い取りにはヤニ汚れクリーナー

タバコのヤニが壁につくと、汚れとともに臭いがこびり付きます。ヤニのもととなるタールは粘着性の油性物質のため、アルカリ性の洗剤で掃除をすると汚れがよく落ちます。

市販品を使用する場合は、下記のようなヤニ汚れに特化したクリーナーがお勧めです。

3-1.「タバコのヤニ」が原因の壁の掃除方法

  1. ヤニが目立つ場所にスプレーをする
  2. メラミンスポンジや布で拭きとる

タバコのヤニは天井にも付着します。天井部分には手が届かないため、クイックルワイパーなどのモップにスプレーを染み込ませた雑巾をつけて行いましょう。液だれもせず、一度に広範囲を掃除できるので効率的です。

タバコの場合、煙が漂ってヤニ汚れが部屋全体に広がってしまうため、喫煙場所の近くだけではなく、部屋全体にクリーナーを使う必要があります。

クリーナーに含まれる物質は、赤ちゃんやペットなどに良くない影響を与えることもあります。影響が気になる場合は、市販品クリーナーの使用を控えたほうが良いでしょう。

市販品のクリーナーを使わない場合は、重曹を使った手作りスプレーを使って壁を掃除するのがお勧めです。市販品に比べるとヤニ汚れの落ち具合は弱めですが、赤ちゃんやペットがいる場合も安心して使えます。

手作りスプレーについては、「10.子供やペットがいる場合は重曹やクエン酸を用いた手作りスプレーがおすすめ」で詳しくお伝えしていますので、よろしければご覧ください。

3-2.「タバコのヤニ」の臭い対策におすすめのアイテム

ホームケアシリーズ ヤニ汚れ用

出典:Amazon

商品名ホームケアシリーズ ヤニ汚れ用
主要成分界面活性剤(1%.陰イオン系界面活性剤)・アルカリ剤・泡調整剤・金属封鎖剤
内容量400ml

業務用メーカーが考案したプロ仕様のヤニ汚れ落としクリーナーです。ビニールクロスの壁やサッシなどについたタバコのヤニ汚れ落としに使用します。

使用に際しては必ず手袋を利用し、直接スプレーに触れることのないようにしましょう。

4. 「カビ」が原因の壁の臭い取りにはカビ除去スプレー

日光があまり当たらず湿気が多い北側の部屋や、家具の裏側、部屋の隅などに黒カビや黒ずみが見られたら、早めに汚れを落としましょう。

カビが落ちると嫌な臭いもなくなります。放置すると、表面だけではなく内部まで進行してしまい、断熱材などを交換しなくてはならない場合もあります。

カビはタンパク質を含んでおり、拭いただけでは落ちません。カビ取り専用スプレーを使いましょう。

4-1.「カビ」が原因の壁の掃除方法

  1. カビが生えている場所にスプレーをする
  2. 15分経ってカビが消えていたら、水で流す、もしくは水ぶきをする
  3. 15分経っても消えていない場合は、拭きとりをする前に再度スプレーをして15分放置し、その後水で流すか水ぶきをする

市販品のカビ取りスプレーは漂白効果が強く、壁紙の色が落ちてしまったり、壁紙がシワシワになってしまうこともあります。こういったトラブルを避けるために、市販品のカビ取り剤を使う場合は、必ず壁紙専用の物を選びましょう。

また、カビ取り剤は鼻やのどなど呼吸器に良くない影響を与える場合もあります。使用方法をよく読んで、書かれている通りに使ってください。

カビは湿った場所を好みます。掃除の後はスプレーの水分を雑巾で拭き取り、窓を開けるなどして換気をしましょう。普段から部屋の換気を習慣づけておくと、カビ予防になりますよ。

4-2.「カビ」の臭い対策におすすめのアイテム

カビホワイト カビ強力除去スプレー

出典:Amazon

商品名カビホワイト カビ強力除去スプレー
主要成分次亜塩素酸塩、水酸化ナトリウム(1.0%)、非イオン界面活性剤 (ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、安定化剤
内容量450ml

業務用としても利用されている高濃度のカビ取りスプレーです。

ビニールクロスの壁紙やお風呂コンクリートなどに対応しており、黒カビ、青カビ、赤カビ、緑カビ、白カビなどあらゆるカビ取りが可能です。

また、カビホワイトは洗い流しが不要なため、水拭きができない場所でも利用できるのが特徴です。

徹底的にカビ除去したい場合はこちらの記事をチェック!

徹底的にカビの除去をして臭いを取りたい場合は、「部屋のカビを徹底除去!場所別正しいカビ除去と効果のあるカビ取り剤」で詳しく解説しています。よろしければご覧ください。

5. 「油汚れ」が原因の壁の臭い取りには油落としクリーナー

キッチンの壁紙には、料理の最中に油がはねて汚れが付着します。

また、頻繁に手で触れる電気スイッチの周りは皮脂汚れが目立ちます。このような汚れからくる壁の臭いには、下記でお伝えする油落としクリーナーを使うと消臭しやすくなります。

5-1.「油汚れ」が原因の壁の掃除方法

  1. 汚れの目立つ場所にスプレーする
  2. 10分ほど経ってから拭きとる

上記の方法でほとんどの油汚れはキレイになり臭いもなくなりますが、どうしても取れない汚れは消しゴムでこすってみましょう。多くの場合これですっかりキレイになり臭いも落とせます。

5-2.「油汚れ」の臭い対策におすすめのアイテム

ウタマロクリーナー

出典:Amazon

商品名ウタマロクリーナー
主要成分界面活性剤(5% アルキルベタイン)、水軟化剤、安定化剤
内容量400ml

ウタマロクリーナーは、素手でも使える油汚れ落としクリーナーです。

キッチンの油汚れはもちろん、電気スイッチなどについた手アカも落とせます。環境に優しい洗剤でアミノ酸系洗浄成分を配合しています。

6. 「ペットのトイレやエサ」が原因の壁の臭い取りには消臭剤

ペットの排泄物や、置きっぱなしにしたエサから発生した雑菌が原因で壁紙が臭う場合は、たとえペットがなめてしまっても問題ない消臭スプレーを使いましょう。

以下でお伝えしている安全性に配慮した、食品として使えるタイプのものを選ぶと安心です。ペットの中でも犬は特に嗅覚が敏感なため、無臭のものを選ぶことをお勧めします。

6-1.「ペットのトイレやエサ」が原因の壁の掃除方法

  1. 対象物から30~50センチほど離れた場所からスプレーします
  2. その後の拭き取りは不要です

スプレーの効果はスプレー直後よりも半日後、1日後とじわじわと出てきます。そのため、水で濡らしたりふき取ったりはしないようにしてください。

一度スプレーすると1~2週間ほど効果が持続するため、次回以降は1~2週間経ってから使うようにしましょう。

6-2.「ペットのトイレやエサ」の臭い対策におすすめのアイテム

Propre (プロプリ―) 光触媒除菌消臭剤

出典:Amazon

商品名Propre (プロプリ―)
主要成分二酸化チタン(食品のケーキに使用)、アパタイト(歯磨き粉成分)
内容量300ml

食品添加物であるチタン(ケーキに使用)や歯磨き粉成分のアパタイトから作られた消臭剤で、光触媒の力で消臭を行います。

次亜塩素酸は一度開封すると効果が減少してしまい、数週間後には半分程度の効果になってしまいます。しかしプロプリーは開封後およそ1年は効果の減少が見られず、一回のスプレーで効果が1~2週間程度持続します。

7. 「ネズミの尿」が原因の壁の臭い取りには漂白剤、死骸の臭い取りは業者に相談を

ネズミの尿が原因で天井や床下、壁紙などから漂ってくる臭いを取る場合は漂白剤を使って消臭しますが、サルモネラ菌などの有害な菌が混じっていることがあるため、注意が必要です。

7-1.「ネズミの尿」が原因の壁の掃除方法

尿の臭いがそれほど強くない場合は、以下のように掃除をします。

  1. キッチンハイターなどの漂白剤を使って除菌します
  2. 除菌完了後、エタノールスプレーを使って消毒します

ネズミの尿には有害な菌が含まれていますので、必ず手袋を使って作業をしてください。そして、使用後の手袋は忘れずに処分しましょう。

ネズミの尿の臭いが強かったり、死骸から悪臭が漂っている場合は、出来るだけ早めに業者に清掃を依頼してください。糞尿や死骸を放置しておくと、害虫が発生したり、家の建材を腐らせる可能性があるからです。

7-2.「ネズミの尿」の臭い対策におすすめのアイテム

キッチンハイター

出典:Amazon

商品名キッチンハイター
主要成分次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)、界面活性剤(アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)、水酸化ナトリウム(アルカリ剤)
内容量1500ml

台所用品などを除菌、漂白する際に一般家庭でも使われているキッチンハイターは、次亜塩素酸ナトリウムや界面活性剤が使われているため、強い漂白効果があり、ネズミの尿の除菌にも使用可能です。

使用の際は、注意点を確認し必ず守ってお使いください。

消毒用エタノールIP「SP」

出典:Amazon

商品名消毒用エタノールIPSP
主要成分有効成分:15℃でエタノール76.9-81.4vol%を含んでいます。添加物:イソプロパノール・精製水
内容量500ml

消毒全般に用いるエタノールは、上記の製品に限らずどのタイプを用いても問題ありません。

8. 「壁裏の材質」が原因の壁の臭い取りは業者に依頼

壁裏の材質が原因で壁に臭いが発生してしまう場合は、 残念ながら個人では対応しようがありません。

いくら壁の表面の掃除をしても臭いが取れることはありませんので、早めに専門業者に調査を依頼しましょう。

壁裏の材質といっても、 外壁や化粧ボードなど原因はさまざまです。専門業者では臭気判定士が専用機材を用いて原因を特定し、適切な対応を行います。

臭いを放置しておくとアレルギー症状を引き起こす可能性もあるので、早めに業者に依頼することが大切です。

9. 壁の臭い取りをする際の4つの注意点

ここまでケース別に壁の臭い取り方法をお伝えしてきましたが、どのケースでも気をつけるべき注意点が4つあります。効果的に壁の臭いを取るために、以下の点に気をつけて掃除を行いましょう。

9-1. 壁の下にビニールシートや新聞紙を敷く

スプレーや洗剤を壁に吹き付けると、壁から垂れて床に落ちてしまうことがあります。

漂白剤などが床に落ちると、床の色が変わってしまう場合もありますので、作業開始前に床にビニールシートや新聞紙を敷いておきましょう。

9-2. 一気に広範囲にスプレーしない

汚れや臭いの範囲が広い場合、一度に掃除を済ませてしまいたくなりますが、広範囲に一気にスプレーをすると液だれによるシミが起こってしまいます。

拭き取りをしないうちに垂れた液が壁紙に染み込んでしまうと逆効果です。必ず掃除の範囲を手が届く範囲などと区切って、少しずつ行ってください。

9-3. 壁紙のつなぎ目は優しく掃除する

壁紙のつなぎ目をゴシゴシこすると、壁紙がよれたり破れたりしてしまいます。

また、つなぎ目にスプレーをかけると、壁紙が剥がれてしまいます。つなぎ目をこすったりスプレーをかけたりせずに、慎重に掃除しましょう。

9-4. 壁紙の材質をチェックする

土壁や布製の壁紙は水分を吸収するため、濡れた雑巾で拭いたり、液体をスプレーすることはできません。

ビニールクロスであれば問題ありませんが、濡れてもよい壁紙かどうか不安な場合は、手に少し水を取って壁につけてみましょう。水を弾くタイプであれば問題ありません。

市販のスプレーを購入する場合は、必ず壁紙専用のものを使ってください。

10. 子供やペットがいる場合は重曹やクエン酸を用いた手作りスプレーがおすすめ

これまでお伝えしてきた消臭アイテムは高い効果がありますが、小さな子どもがいたりペットを飼っている、アレルギーがあるなどの場合、漂白剤など有害な物質を含む消臭アイテムを使用するのは抵抗がある方もいるかもしれません。

そのような場合は、重曹やクエン酸を用いて身体に優しい手作りの消臭・掃除スプレーを作ることもできます。

10-1. 手作りスプレーの作り方

【用意するもの】

  • 水100ミリリットル
  • 重曹小さじ1
  • スプレーボトル

※重曹もスプレーボトルも100円ショップで手に入ります。

水に重曹を入れたらよく振って混ぜましょう。これだけで重曹スプレーの完成です!重曹をクエン酸に変えればクエン酸スプレーになります。クエン酸も100円ショップで購入できますよ。

10-2. 重曹やクエン酸の効果

重曹は消臭効果や油汚れを落とすのが得意なので、キッチンの油汚れを落としたり、トイレで消臭スプレーとして使うこともできます。クエン酸はアンモニア臭に強いので、トイレの壁や床掃除用に使うとよいでしょう。

市販品の洗剤や消臭剤に比べると効果は弱いので、手作りスプレーは汚れや臭いのつき始めに主に使用します。

材料費がほとんどかからないので、複数作ってキッチンやトイレなどあちこちに常備しておいてもよいですね。

両方をうまく使い分けよう

手作りタイプのクエン酸スプレーや重曹スプレーと、市販品の消臭アイテムは、どちらか一方だけを使うのではなく、用途に応じてどちらもうまく使い分けられると効果的です。

たとえば、赤ちゃんやペットが普段入らない北側の物置部屋にカビが多く発生していた場合。こんな時は、手作りタイプのスプレーでは消臭効果やカビ落とし効果はあまり期待できません。市販品のカビ取り剤を使用する方がきれいになります。

逆に、小さな子どもやペットが過ごすリビングの壁紙を掃除する場合は、身体に優しい手作りタイプのスプレーが安心でしょう。

どちらかひとつにこだわらず、両方のタイプを上手に使い分けられるとよいですね。

11. 壁に臭いが付く前に予防する3つの方法

「市販の消臭アイテムや手作りスプレーを使って掃除をしたら、壁の臭いが取れた!」

とても、すがすがしい気持ちになるでしょう。しかし、そのまま放置しておくと再び壁に臭いがついてしまいます。そうならないように、日頃から予防していきましょう。

11-1. こまめに掃除をする

日頃からこまめに掃除をすることで簡単に汚れが落ち、壁に臭いもつきづらくなります。

汚れや臭いは蓄積されると取りにくくなるので、定期的な掃除のほかに、窓を開けて換気をすることも合わせて行なっていきましょう。

【掃除のおすすめ頻度】

  • トイレ・・・最低週1回は壁や床を拭きましょう。汚れが目立った場合はその都度掃除します。
  • キッチン・・・コンロ回りは、調理後その日のうちに拭き掃除します。
  • リビングなど・・・よく触る電気スイッチやドアノブは最低週1回は拭きましょう。

11-2. 脱臭機や空気清浄機を使う

臭いが発生する場所の近くで、脱臭機や消臭機能付き空気清浄機を使いましょう。

タバコを吸う場合は空気清浄機の脇で、ペットのトイレの近くには脱臭機を置く。と言ったように、臭いが発生する場所の近くで使用すると臭いが付きづらくなります。

空気清浄機や脱臭機については、「ペットの消臭なら空気清浄機より脱臭機!選び方とおすすめ機器10選」で詳しく説明していますので、合わせてご覧ください。

11-3. 汚れ防止や消臭効果のある壁紙に張り替える

壁の汚れや臭いを予防するには、汚れがつきにくい壁紙、あるいは消臭効果のある壁紙に張り替えるのもよいでしょう。

表面に薄い保護フィルムが貼られた、汚れ防止や抗菌機能付きのクロスなどがおすすめです。

住宅を建築する際に自然素材を使った壁紙を選べる場合は、消臭効果の高い珪藻土を利用した壁紙を採用するのも良いですね。珪藻土自体に抗菌機能や消臭機能があります。

最近人気なのが、光触媒コーティングをした壁紙です。

有機化合物などの有害な物質を除去する効果がある光触媒は、臭いの成分を吸着分解する効果があるため、たとえばタバコのヤニが壁紙に付着しても分解してくれます。臭いや汚れが付きづらくなることで掃除も簡単です。

サンゲツ クロス ヒカリケア

出典:Amazon

商品名ヒカリケア
特徴汚れ防止+光触媒、室内照明の光でも高い効果を持続  【防汚】【耐久性】【抗菌】【消臭】
大きさ1メートル単位で販売

12. どうしても取れない場合は業者に依頼して完全消臭しよう

今までお伝えした方法で掃除をしても、どうしても臭いが落ちない場合もあります。また、一度きれいに掃除をして臭いがなくなっても、また嫌な臭いが復活してくる場合もあるかもしれません。

そのような時は、壁紙の表面だけではなく裏側から汚れが発生している可能性があります。

壁の裏側にまで汚れが発生して臭いが出ている場合は、一部解体などの大掛かりな作業が必要になる場合もあります。そうなるととても個人では対応しきれませんので、早めにプロの業者に依頼し、根本から消臭することをお勧めします。

特殊清掃や災害復旧の現場経験8000件以上のリスクベネフィットでは、その高い技術力を生かして個人・企業を問わず消臭依頼を受け付けています。

リスクベネフィットのページでは、犬による尿や糞、ハクビシンの死骸による悪臭の消臭事例が掲載されています。

取れない臭いや汚れを放置して取り返しのつかない事態になる前に、専門家の助けを借りて快適な生活空間を取り戻しましょう。

リスクベネフィットへの問い合わせは、以下のページより行えます。

13. まとめ

今回の記事では、壁が臭うケースを7タイプに分けて、それぞれの原因や掃除方法についてお伝えしてきました。

原因は以下のように尿はねやヤニ、カビなど様々です。

【原因別】壁の臭い取りの方法一覧

壁が臭う原因原因別の消臭方法
尿はねアンモニア消臭剤
タバコのヤニヤニ汚れクリーナー
カビカビ除去スプレー
油落としクリーナー
ペットのエサや排泄物ペット用消臭剤
ネズミの尿や死骸漂白剤、業者に依頼
家の建材(材質)業者に依頼

臭いの原因別に、掃除方法もお伝えしました。適切な消臭剤やクリーナーを使って拭き掃除を行っていきます。

原因対処法
尿はねアンモニア消臭剤を使って拭き掃除をする。
タバコのヤニアルカリ性のヤニ汚れクリーナーを使って拭き掃除をする。
カビカビ取り剤を使って拭き掃除をする。
油落としクリーナーを使って拭き掃除をする。
ペットのエサや排泄物ペット用の消臭剤を使う。
ネズミの尿や死骸尿は漂白剤で拭き掃除をする。死骸は業者に駆除を依頼する。
家の建材(材質)業者に依頼する。

また、重曹やクエン酸を使って作った手作りスプレーを使う場合の効果や利点についてもお伝えしました。

両方をうまく使い分けよう

手作りタイプのクエン酸スプレーや重曹スプレーと、市販品の消臭アイテムは、どちらか一方だけを使うのではなく、用途に応じてどちらもうまく使い分けられると効果的です。

たとえば、赤ちゃんやペットが普段入らない北側の物置部屋にカビが多く発生していた場合。こんな時は、手作りタイプのスプレーでは消臭効果やカビ落とし効果はあまり期待できません。市販品のカビ取り剤を使用する方がきれいになります。

逆に、小さな子どもやペットが過ごすリビングの壁紙を掃除する場合は、身体に優しい手作りタイプのスプレーが安心でしょう。

どちらかひとつにこだわらず、両方のタイプを上手に使い分けられるとよいですね。

壁の臭いを付着させないよう、換気や掃除を普段から行い、必要があれば壁紙の張替えや空気清浄機、脱臭機も合わせて利用していくと効果的です。

壁の臭いを放置しておくと、有害な成分を吸い込み健康被害にもつながりかねません。気になる臭いを取り除き、快適な生活を送りましょう!