特殊清掃専門会社としての施工実績です。各種サービスの特徴的な内容を掲載しております。
一人で暮らしていたお父様が孤独死されたそうで、ご家族からご連絡です。
10年以上前に奥様を亡くされお一人で生活してきたそうです。
お子様はみな離れて暮らしており、ご逝去に気がつくのが遅れてしまったようです。
奥様が亡くなった後はご近所との付き合いもあまりしていなかったのも発見が遅れた原因かと思われます。
孤独死の男女比は男性が7割、女性が3割といった統計があり男性が圧倒的に多い傾向にあります。
男性の方が社会とのつながりが希薄になりやすいようです。
今回の案件も発見まで3週間が経過しており、布団にはくっきりと人の形の体液が残っているそうです。
ご家族はお父様の逝去に大変心を痛めており、ショックを隠せません。
それでもお部屋からの臭気で近所に迷惑を掛けてしまっているので、まずは部屋から漏れている臭気をなんとかして欲しいとのご要望でした。
お部屋の汚染物を撤去しない限り臭気は収まりません。
当社の悩むなパックにて体液、汚染物の除去、オゾンガスによる簡易消臭作業をさせて頂くことになりました。
故人様の冥福を祈り入室前に合掌させて頂いていますが、入口まで同行されたご家族様も一緒に手を合わせてくださいました。
お客様はここで一旦お帰りになりスタッフのみで作業致します。
孤独死の現場には体液やハエ、蛆虫といった害虫が発生している場合が多い為作業前の消毒は欠かせません。
当社オリジナル消毒剤のRB酸水で消毒をしながら進みます。
室内を進んでいくと体液が逝去場所ではない廊下や玄関にも付着していました。
これは警察の方などが入室しご遺体を運び出した際に体液を踏んでしまい、そのまま移動したためかと推測されます。
体液を踏んだ靴には体液が付着し汚染されており、歩き回ると汚染範囲が拡大する為体液を踏まないよう細心の注意を払います。
ご逝去されたのは寝室のお布団の上だったようで、お布団に体液が残っていました。
まずは臭気や害虫が発生する原因となっている体液の浸みた布団を撤去します。
布団を撤去すると体液が下の畳と畳の下の床まで浸みてしまっています。
畳は体液を吸っており臭気も強い為ラッピングして廃棄に備えます。
畳にもはっきりと体液の跡が残っていますので、外から見ても分からない様処置しておきます。
畳の下まで浸みた体液は少量でしたので洗浄にて対応します。
体液のついた汚染物を撤去し床の洗浄を行い臭気は半減しました。
更に臭気を落としていくため当社オリジナル消臭剤の「ダンボ」を散布します。
仕上げにオゾンショックトリートメント法による消臭を行いました。
体液が浸みた部分にオゾンガスが行き渡るよう、消臭機の設置場所にも気を配ります。
2時間ほどで作業を終えご家族様が確認に来てくださいました。
当初入室をためらっていましたが、臭気が落ち着いたことで入室頂けました。
銀行の通帳や大事な書類がどこにあるかも分からないので、これから捜索すると仰っていました。
大変お喜び頂き納品となりました。
【まだまだ住み続ける家なので完全な消毒と消臭はできるでしょうか?】清掃グッズを購入しご自分で清掃していたが、あの場所はどうしようもできないと断念・・・何件かプロに相談してみて良いところにお願いしようと・・・電話での対応が良かった、脱臭は完璧にしますと言う弊社を信じて御依頼されたとの事でした。猫の臭いを取ることは非常に難しいとされています。今回も当社の腕の見せ所です。
では特殊清掃開始です。まずは初期処置として自社消毒液RB酸水を散布し、オゾン発生機を稼働して消毒をします。糞尿が拡散して病原体が潜む大変危険な場所です。二次感染要望の為にもしっかりと消毒を行います。また、臭いが非常に強烈ですので、臭いの緩和にも有効です。
次に大量の糞尿を全て除去し洗浄します。圧縮されしつこくこびり付いたり、半生の状態の箇所とさまざまです。プラヘラ、ブラシなどいろいろな清掃道具を使い分け取り除いていきます。室内見渡し、踏み板の滑り止めなどの細かい部分も残さずに手を入れます。猫専用消臭剤シロで拭き上げ、RB散水散布で消毒、オゾン燻蒸を行い急速な消臭消毒を繰り返します。
尿で汚染の激しかった二階の踊り場部は特殊コーティングを施し、上からCFを貼り化粧します。
消臭剤ダンボとシロを併用散布後、仕上げのオゾン燻蒸を施します。
最後は剥がれてしまったワックスを塗りなおして作業完了です。この作業で見た目も綺麗に、臭気も無くなり納品となりました。
今回紹介するのは孤独死後の清掃、除菌消臭作業。
他社が行った特殊清掃作業の手直しをしてほしいとお願いされました。
部屋の内装は全て解体してあり奥のリビングルームがあったと思われる場所の床面に広範囲にわたって体液が染み込んでいました。
死後約3か月だった為に床板の下にも染み込んでいたのです。
他社が施工した現場の後処理(手直し依頼)は、当社に多々お問い合わせ頂きます。
そのたびにこのようないい加減な施工内容に怒りが込み上げてきます。
まずは自社消毒液「RB酸水」で消毒します。
残っている体液をワイヤーブラシ等を使って自社専用汚染物除去剤タロウで洗浄と拭き上げを数回行って丁寧に除去しました。
コンクリートに染み込んで取り切れない場所もあったので体液が広がっていた場所の全体に特殊コーティングを施し臭気の元を完全に塞ぎ込みました。
臭気は壁や床の奥の方まで染み込んでいた為に自社臭消臭剤「ダンボ」を入念に散布します。
ワンルームの室内には稀な消臭器を3台設置して壁材の内部までオゾンが行き届くように徹底的にオゾンを燻蒸して殺菌消臭をしました。
作業終了後は不動産管理会社様の担当の方に連絡し現場にお越し頂いて作業内容の確認をしてもらい完了し、担当の方に再び賃貸として使用できると言って頂き納品となりました。
「他社に消臭施工してもらったのですが、どうしても臭気が取れない。手直しをしていただけませんか?」と管理会社様からのお問い合わせを頂きました。
お任せください! 当社が消臭の手直し承りました。
では消臭作業開始です。
まずは現場到着後、臭気の源を突き止めます。
まだまだ臭気が強いの為、どこかに汚染源が残っていると推測されたのです。
二次感染予防対策の為、作業前の処置を行います。
自社専用【RB酸水】の散布と【オゾン】を使用した、ダブル除菌を行いながら現状確認をします。
お亡くなりになられていた箇所のクッションフロアを剥いでみますと、体液による汚染がありました。
予想通りです。
安い特殊清掃会社も多いですが安かろう悪かろうですね…!
広範囲に渡る汚染があった為、クッションフロアも汚染に合わせて剥いでいきます。
また巾木の裏にも汚染があった為外した後、自社専用体液洗浄剤タロウを使用して、洗浄と拭き上げを数回繰り返し行い殺菌洗浄をしました。
完全消臭するには、わずかな臭気の元を残すことも許されない為、念入りに除去します。
クッションフロア用の接着剤が体液により汚染されていた為、金ケレンを使い除去しました。
天井や、細かな手の届かない位置にある壁紙などにも臭気が染み着いていますので、全て剥がします。
このように臭気の元を残らず除去した後、消臭器を回し消臭作業です。
お部屋の隅々までオゾンが回るよう、サーキュレーター等を併用し、消臭しました。
完全に臭気が落ちたことを確認し、納品となりました。
特殊清掃における各種サービスでは、お客様において不用と判断された廃棄物(ごみ)の処分といった工程が発生いたします。
私どもが行うことのできる作業は、各自治体の廃棄物処分ルールに則った分別、梱包作業と、当社独自の清掃、消臭作業であります。
株式会社リスクベネフィットは開業当初より不用品の処分は、各自治体が許認可を与えている一般廃棄物収集運搬業者へ現場まで回収にきてもらい、運搬と処分を委託しています。これまでも、これからも法律に則った適正な処理を行っていきます。
岩手県盛岡市でアパートやマンションのオーナー様や管理会社からお部屋の清掃片付けを請け負う業者様からの御依頼でした。
オーナーや管理会社様から仕事を請け負ったものの、孤独死されたお部屋の臭気を落とす部分については、やはり特別な知識や技術が必要なため、ハウスクリーニングと併せて当社へのご依頼に至りました。
室内を確認させて頂いた所、ゴミ屋敷でもあったようで、荷物は全て搬出されているものの部屋中に黒い汚れがあり、生ゴミの臭いと死臭が混ざったような臭気を
漂わせておりました。
孤独死された場所は拭き上げが済んでいたため、体液がどのように広がっていったのかがわかりずらい状態でしたので、壁や床に鼻を近づけ臭気を確認していくことに致しました。
まず最初の工程として、臭気を吸い込んだ壁紙やフロアーカーペットを剥がす作業です。
手際よく壁紙やカーペットフロアを剥がして行きます。
作業の効率を考慮し、室内の剥がし作業をしている間は他の作業員は剥がし作業の邪魔にならない場所を選んで作業を致します。
1人はトイレの清掃、もう1人はサッシの汚れをかき出し清掃致します。
トイレは黄ばみが激しくこびり付いているため、特別な薬剤と清掃方法を駆使して、時間をかけながらじっくりと汚れを落として行きます。
さらには、便座や床との接続部など、汚れが入り込みやすい場所は便座を外したり歯ブラシを使うなどして清掃致します。
サッシも土とホコリが混ざったような頑固な汚れが隅の方に溜まってしまうので、歯ブラシや綿棒・爪楊枝など、場所に合わせて用具を使い分けながら汚れを除去致します。
サッシは水で洗い流しても、乾くと白く汚れが浮き出てくるので、白い汚れが無くなるまで何度も洗浄致します。
そうこうしているうちに、壁紙とフロアーマットの剥がし作業が終わったため、撤去した物を袋詰めして部屋中に当社オリジナル消臭剤「ダンボ」を満遍なく噴霧し消臭を促します。
消臭剤ダンボが乾いた状態で体液が付着していたであろう場所に鼻を近づけ確認してまわったところ、一部の石膏ボードから臭気が漂っていたため、ご依頼者様
経由で管理会社様の許可を頂き石膏ボードの切り取り除去を行いました。臭気発生源をすべて除去した後、オゾン燻蒸を一晩施し強力消臭を図ります。
翌日臭気確認したところ、すっかり異臭は無くなっていたため、ご依頼者様にもご確認頂き、さらには管理会社担当者様にも作業完了の承諾を頂き、無事納品に至りました。